こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




今年は8月は渇水でラフも元気なくさほど苦しいライはありませんでした。

ですが、雨もふり芝も元気を取り戻してラフも元気になってきました。

台風などの影響で芝の手入れにまで手が届かず、目の詰まった厳しいラフが多くなっています。



今回はボールがすっぽり埋まった厳しいラフの打ち方の解説です。



ラフの難易度はボールの沈み具合と芝の目のつまり方です。



難易度A



ボールが半分以上芝から出ています。



難易度B



ボールが半分以上芝に沈んでいますが、芝の密集度はそれほどでもありません。



難易度C



完全にボールが沈み密集度もきついです。

上から見ないと見つからないレベルはかなりの難易度です。



ラフもハザードの1つと考えて脱出優先で考えましょう。



ラフは直接ボールを打てず、フェースとボールの間に芝が挟まります。

なので、スピンがかからず飛び過ぎたり、芝の抵抗で距離が出なかったり計算がつきにくいものです。

完璧に計算がついたらラフは罠ではなくなるのでそこは納得してください。



打ち方は素振りをしてラフの抵抗に応じてフェースを開いて構えます。

インパクトで芝の抵抗を受け、フェースはがぶってきますのでそれを予想するのです。

難易度Bまでならフライヤーでボールが飛ぶこともあるので、番手を下げることもあります。


バックスピン量が落ちるため、フロントエッジやピンの手前までを落としどころに想定します。

あとは振り抜きを意識せず、インパクトでお終いのつもりで打ちます。

ラフの抵抗は振り抜く時に感じます。

打ち下ろしてくる時にはあまり影響していないのです。



難易度Cのすっぽり埋まった場合です。



ここまで芝の密集度がきついと番手の距離通り飛ばすことは絶望的です。

グリーンの手前の花道など次のショットを想定して狙いを決めましょう。



番手もロフトのあるものを選択します。

ロフトのあるクラブは重量も重くなっていますので、ラフに抵抗しやすい効果もあります。



打ち方


フェースを開いてセットします。

開き度合いは素振りをして予想して決めます。

できるだけボールの近くに入れようとしてチョロする方が多いので大雑把にイメージします。



プロや上級者のラフのショットをスローで見ても結構手前から入っています。

そもそも、ダフらずに打つことは不可能なので、ダフっても構わないつもりや芝ごと打つつもりでスイングします。

とにかくこの状況から脱出することを優先してください。

もし花道があったりでグリーンに乗ったらウルトラCです。



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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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