こんにちは、愛知県春日井市でゴルフスクールを経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。




後少しで100が切れるところまできての上がりホール、ダボでも99なのにトリプルボギー・・・・。

皆さん経験あると思います。

スコアを数えるとプレッシャーになるので数えないようにしても、そいうときに限って誰かが教えてくれるんですよね(汗)



今回は100や90を切る目標のゴルファーの皆さんにおすすめなスコアカードの書き方を伝授します。



スコアカードはこんなふうになっています。

スコアカード

一番上がホール番号、その下のYARDの右にCT、BT、RT、FTとあります。

これはコースによって名称がことなりますが、ティーマークの位置です。

このコースの場合CTチャンピオンティー、BTバックティー、RTレギュラーティー、FTフロントティーです。



そして今回注目するポイントは下のHDCP INDEXの項目です。


これはホールごとの難易度を表しています。

数字が小さい方が難しいと判断します。

このコースは女性のティーと男性のティーでホールハンディキャップが分けて書いてくれています。



100切のスコアカードの書き方

スコアカードを3ホールずつ区切ります。



目標スコアを決めます。

今回は100切りなので99です。

99ははPAR72に対して27オーバーできるということです。



次にホールのHDCP から一桁に丸を打ちます。



27オーバーをスコアカードのホールごとのパーのスコアに足していきます。

18ホール全てに1打足せます、PRA4は5、PAR5は6でも目標ペースということです。

そして余った分は丸を書いた一桁ホールに更に足していきます。



こうして打てるオーバー数を書き込むことで、1番ホールは6でも100切りペースだと気持ちを楽にします。

515ヤードのPAR5でも7打で良いと思えば無理もしないし7番なんかで刻んで行くことも出来ます。



次に3ホールで区切った効果を説明します。

100切りスコアカードの書き方

計算上、1番から3番までで4オーバーできます。

では規定通り4オーバーで来れた時はそのまま次の3ホールに進みます。



もし余分に打ってしまった場合、例えば6オーバーしたとします。

この場合もそのまま3ホールは終わったと思って割り切って次に進みます。



もし4オーバーよりも良いスコア、3オーバーで来れたとします。

100切りスコアの記入法

その場合は余った1打を次の3ホールに繰り越します。

当初は5オーバー出来たところに、更に1打足して6オーバーできる計算です。

この方式ならネガティブは忘れて、ポジティブは持ち越すとゆうようにメンタル的にとても楽にプレーできる効果があります。



こうして前半の9ホールが終われば同じように集計します。



先ほどと同じように、予定よりもたくさんオーバーしたならそのまま、予定より少なくこれたら余った分を後半に持ち越します。



こうしてスコアのプレッシャーを軽減し、難しいと思えるホールもPARのイメージを変えることでマネジメントの幅が広がります。

最初はめんどくさいと思うかもしれませんが、コースマネジメントの初歩の部分はビジュアル化するとこんな感じなんです。

PAR5で刻むか狙うかとか、ミドルホールでアイアンでティーショットを打つときなんかはこの考え方です。

100切り直前で足踏みしている方は是非試してみてください。



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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

愛知県春日井市でゴルフスクールを経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


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