短く持つと距離は落ちるのか？

こんにちは、春日井でゴルフレッスン場を経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木覚（たかぎ　さとし）です。

クラブを短く持つと距離は落ちるのか？

これは常々疑問です。

修行時代、7番では大きいけど8番では届くか不安な時がありました。

プロや先輩に聞くと「クラブを短く持って打て」とアドバイスをもらいました。

早速実践しましたが短く持ったほうがナイスショットをして飛んでしまったりまちまちの結果でした。

皆さんも林の中から出そうと短く持ってコンパクトに振ったほうが飛んでしまったりした経験があると思います。

相当短く持てば距離は落ちますが今度は2番手下げた結果と変わりません。

もちろん風や打ち下ろしなどで中間距離がないとはいえませんが実際にはほとんど使いません。

ではなぜ短く持って調整するということが言われ始めたのか・・・

アイアンは基本番手ごとで10ヤード刻みにできています。

しかし、人によってどこかの番手に穴ができます。

この穴を埋めるために中間距離は必要と言われたのです。

僕の場合は

4I　　195
5I　　185
6I　　175
7I　　165
8I　　155
9I　　140
PW　 130
AW 100
SW 90

8Iと9I、PWとAWの間が穴です。

この距離の時に中間距離が必要となります。

普段はコースマネジメントで中間距離を残さないように気をつけていますが、防げない場合はコックを減らして振り幅を少なくします。

普通の番手の10ヤード幅なら特に気にしません。

レベルの高いツアーのグリーンなら5ヤード違えばボールの止まりが変わってしまうでしょうが、通常のコースならば十分です。

ティーインググラウンドならドライバー2本分下がれますし、グリーンの幅は平均で30ヤードから40ヤードはあります。

手前か奥で有利な方に乗れば十分です。

僕はショットはこれくらいおおらかに打っています。

もちろん、アプローチはウェッジ3本と振り幅で細かく打ち分けていますが・・・。

念のため、短く持つことを完全否定してはいません。

クラブを短く持つことで振り幅やスイングスピードを抑えるスイッチとして使いこなしている方も実際いると思います。

それはとても尊敬できる技術だと思います。

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最後までお読み頂き、ありがとうございます。

春日井でゴルフレッスン場を経営している、プロゴルファーの高木覚でした。

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