こんにちは、春日井でゴルフレッスン場を経営しています。

JPGA 日本プロゴルフ協会会員、プロゴルファーの高木 覚(たかぎ さとし)です。



バンカーショットを成功させるためにまずサンドウェッジ(SW)の仕組みを解説します。



バンカーショットでSWを使うのは通常のアイアンと違いがあるからです。

その違いはソールの作り方です。



バウンス角と言って通常のアイアンにも少しはありますがSWにはバウンス角が多く備わっています。

PWとSWを比べた画像です。



クラブのソールの角度に注目して下さい。

サンドウェッジとピッチング

PWは地面にほぼ平行なソール形状ですがSWはお尻が下がっています。

これをバウンス角と言います。

このバウンス角を利用して砂を爆発させる、エクスプロージョンショットがバンカーショットの基本的な打ち方です。



その仕組はスキーのソリの先端をイメージしてください。

スキーのソリは先端が反ってあがっています。

もし真っ直ぐであれば雪にに刺さってしまいます。



SWもバウンスも同じ効果で砂に刺さらずに弾いて爆発を起こします。

その爆発で球を上に上げるのです。



したがって距離の調整は普通のショットのように振り幅やインパクトの強弱で調整するのではありません。

バウンス角を大きくすれば上に上がって距離は短く、バウンス角を少なくすれば低く遠くになります。

バウンス角はフェースの開き具合で調整します。



画像はフェースの開き具合とバウンス角です。

まっすぐ構えた、ノーマル状態のバウンス角で、画像のSWは13度です。



フェースを開くことでバウンス角が増えています。

クリーブランドSW

20度まで増えました。

これにより上に上がり距離は飛ばなくなります。



皆さんはピンが近いとつい加減して小さく振ってしまいますが、砂の抵抗はピンが近くても変わりません。

つねに一定の振り幅、最低限砂の爆発でバンカーの顎を超える振りの強さが必要になります。



この知識がないとバンカーで悩み苦手意識が染み付いてしまいます。

SWを選ぶときもバウンス角にまで気をつけて選ばないとせっかくいいものを買ったつもりでも上手く使えないと言った残念な結果にもなります。

ぜひご参考にして下さい。


スクールレッスンのご案内はこちら



最後までお読み頂き、ありがとうございます。

春日井でゴルフレッスン場を経営している、プロゴルファーの高木覚でした。


パターが上手くなるだけで簡単に100が切れます!


■ G-Cubeテクニカルセンター ■

【ゴルフスクール専門医院】ジーキューブ テクニカルセンター
〒486-0913 愛知県春日井市柏原5-388
TEL:0568-86-9555
■営業時間:11:00~20:00
■定休日:金曜・祝日


ジーキューブ テクニカルセンターホームページはこちら