こんばんは。
岐阜・大垣のチョークアート教室、グラフィカルチョークの稲川ひろみです。
今日は山登りのお話。
先週末はいつもの仲間と秋の登山へ出かけました。
南アルプスの貴婦人と呼ばれる仙丈ヶ岳。
とっても優美な姿でありながら、山頂は3,000m越えの山です。
麓から登山口までは、登山バスで1時間ほど。
標高2,000mの地点からスタートです。
甲斐駒ケ岳を背に沢沿いをどんどん登ります。
自然の中を歩くのって本当に気持ちがいいなぁ。
目には見えないけど、マイナスイオンに包まれてる感じがとっても幸せ。
標高が高くなるにつれ、空気も薄くなってくるのか息切れが激しくなります。
山頂も近くなってきたころ、だんだん雲行きが怪しくなってきて霧雨が降りだしました。
本当なら雄大な景色を楽しめたはずなのに、霧で真っ白で何も見えなーい(泣)
あーーーん、ついてない・・・。
でもこれが自然の本来の姿。
私たちが自然のなかにお邪魔しているわけだから、全てを受け入れるしかない。
なんとか山頂手前の山小屋までたどり着いたけど、深い霧で何も見えないし、時間の余裕もなかったのでここで下山する事にしました。
下山を開始すると、「グェーグェー」とアヒルのような鳴き声がします。
山肌の上を見上げるとなんとライチョウが!
ライチョウは天気の悪い時によく出てくるそうだけど、普通はなかなかお目にかかれないそう。
こんなに見れたのはラッキーなんだって。
帰りは霧も晴れて来て、雄大なカールを望む事ができました。
でも、今度は晴れた日にリベンジして山頂へ立ちたいなー。