こんにちは。
岐阜・大垣のチョークアート教室、グラフィカルチョークの稲川ひろみです。
過去記事を見てみると、最後にこのブログを更新したのはコロナ禍の真っ只中、2020年7月でした。
約3年ぶりの更新です。
3年間のコロナ禍を経て世の中も大きく変化しましたね。
この3年の間、実は私も水面下でもがいておりました。
3年前、コロナ禍で世の中の全てがストップしてしまい、一時期チョークアート教室も休業せざるを得なくなりました。
「このままではいけない!」と危機感を抱き、起業塾で学んだり新たにマーケティングを勉強したり、新しいビジネスのあり方を模索してきました。
迷走と停滞を繰り返しながらも、ようやく向かうべき方向性が定まってきて、前に進む覚悟を決めるためにブログを再開させようと決心した次第です。
チョークアーティストなのに、なぜマーケティングを?
今日はそこのところを詳しくお話しようと思います。
長くなりますが、お付き合いくださいませ。
数年前、私の教室ではお店の黒板看板(ブラックボード)を描く講座を開催したことがありました。
当時は絵が上手なのが良い看板だと思っていて、主に絵のテクニックを教える内容でした。
けれど受講してくださったのは絵が得意な人ばかりとは限りません。
自分のお店のために看板を描きたいと受講してくださったあるサロンのオーナーさんが、絵を描く事にとても苦戦されていたんです。
課題も思うようにこなぜず受講されるのも苦痛な様子でした。
そんな様子を見て「あれ?私がやってることってなんかズレてるかも・・・」
そんな思いがだんだんと強くなってきたんです。
看板はアート作品ではなく、売り上げアップのための販促ツールです。
看板を必要としていて書き方を一番知りたいのはお店の人のはず。
絵で魅力を伝えるのもひとつの方法ではあるけれど、だれでも簡単に描けるものではありません。
看板講座と言いながら、私が開催していたのは「絵が得意な人ための講座」であって、「お店の人向け」ではなかったと気づきました。
それ以来、
誰でも書けて集客効果のある看板って何だろう?
売上げを上げるための重要な本質は何だろう?
そんな疑問がずっとくすぶり続けていました。
何よりあの時、受講してくださったサロンオーナーさんのお役に立てなかったことが、ずっと心に引っかかっていたんです。
そこで、まずは商売のことを知るために、自分なりにマーケティングやキャッチコピーを勉強してみましたが、上辺だけの浅い知識が散らかるだけで全く腑に落ちません。
1年以上迷走しながら模索を続ける中で出会ったのがコトマーケティングでした。
コトマーケティング協会で「マーケティング=独自の価値を伝える」ということを体系的に学び、様々な業界の仲間と関わっていく中で、
コロナ禍にも関わらず、コトマーケティングの驚くような成果を目の当たりにしてきました。
自分でも言葉で価値を伝える黒板看板をお店にご提供したところ、「注文数が増えた」「新規客が4倍になった」「売上げが前月比138%になった」など、お喜びの声を頂けるようになりました。
「チョークアート」と「マーケティング」
この二つの強みを活かして、お店の活性化と商売繁盛のお手伝いをすることで地域を盛り上げたい。
3年間の模索の中で、そんな軸が定まってきました。
チョークアート教室は開催数を減らして継続していきます。
チョークアートのオーダーも今まで通り承ります。
そして新たに、お店の販促に特化したブラックボード看板を書いたり、必要としてくださる方には書き方をお伝えしたりして商売繁盛のお手伝いをしていきます。
アート(描くこと)を通じて地元のお店を応援し、地域活性化のお手伝いができれば幸いです。
このブログにマーケティングのことを書くと内容が混在して分かりにくくなってしまうので、新しくブログを開設しました。
よろしければ、マーケティングのブログもフォローしてくださいね。
https://ameblo.jp/kotoma163
こちらは少しずつ充実させていきます。