家庭医との語らい~実際のところ、健康とは何なのか? | 地方の小さな介護事業所を引き継いで一年で売り上げ1.5倍、利益27倍にしたサラリーマン

家庭医医療という分野について習っています。

見つけてしまったこれからの日本の医療のキモ

家庭医療というものに出会い、家庭医の先生に出会い、色々な教えを受けてるわけですが、

さて、健康って何なんでしょうね?


私は健康?


あなたは健康?

まあ、病気はしてないけど・・・。

健康?元気?かな??


でも。寝不足なような、何となく慢性的に疲れているような・・・。


健診でひっかかったけど、別に体調はどうってことないけど。

健康ってコトバを聞くと色々な事が浮かびます。


世界保健機関WHOが健康とは何ぞや?という事を一応決めているそうです。

健康の定義

Health is a state of complete physical, mental, social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます(日本WHO協会訳)


これを聞いて、健康というより、「幸せ」の定義だなと感じました。

健康と言うのは単に身体的なものだけの話ではなさそうですね。

私が教えを受けている家庭医の先生も、正直言って健康は明確には定義しづらいと言ってました。人それぞれだし、同じ体調でも健康と思う人も不健康と思う人もいれば、時代的にも平和な時代とか戦時中とかでも健康の持つ意味は変わるでしょうね。


ただ、唯一言えるのは、「単に病気がない」という事を以て健康と呼ぶのは適当でないみたいです。

でも、お医者さんって、健診とかでも異常がなければ「健康ですね」とあっさり言う先生が多い気がします。


それって、特定の「臓器」は今のところ順調に機能しています。


それくらいの意味合いなのかもしれませんね。

ちなみに、その家庭医の先生は、我々が定期的に受けている健診が本当に必要であるのか、厳密に言えば誰もが制度上健診を受ける事になっている事だ妥当なのか?


そんな疑問を投げかけておいででした。


世の中で当たり前と思っている事が本当に妥当な事であるのか、医療の中でもそんな事が沢山あるらしいです。