ヤドリギ | Tsubasa KATOU
2023年12月11日(月)

ヤドリギ

テーマ:ふれあい

ヤドリギってご存知ですか?

 

木の上にまるっこいかたまりがあることがあります。

 

鳥の巣か、ヤドリギです。葉っぱが落ちる冬に見つけやすくなります。

 

見分け方は、鳥の巣はぎゅうぎゅうでガシガシなかんじで、

 

ヤドリギは川など水の近くの木についていることが多く、もこもこで緑で、

 

見た時にトキメキがあります。

 

わかるか!

これ。

こんなかんじのまるっこいの。

 

鳥の巣は木の股にあることが多いですが、ヤドリギはどこでもついてます。

寄生植物(光合成はするみたいなので本当は半寄生植物)なので、木の栄養で生きてます。

 

ヤドリギの言い伝えはロマンチックなのが多いです。

 

で、つばさは冬になるとヤドリギ探しに行くくらい好きなのですが、

 

この日は朝からなぜかわからないけど、今日ヤドリギを見に行かないかん!!って

 

思って、わざわざ見に行きました。

 

そしたらなんとそこで、(仕事で)ヤドリギのついた枝を伐採している方々と出会い、

 

捨てるのにトラックに積んであるのを見つけて、

 

ダメもとで捨てるなら欲しいです!!って言ってみたら、

 

初めは切っていた桜の枝と思われていたのですが、

 

欲しいのがヤドリギとわかったら、ヤドリギならいいよってもらえたんです!!

 

本当にそんなものが欲しいのか、木が弱る病気の元やし実も悲惨やよ、と。

 

わかってますわかってますとも。

 

最初にいい返事じゃなかった時にそのまま引き下がらず、

 

せめて近くで見て行ってもいいですかと食い下がってよかった(笑)

切ってまったで丸じゃないけど、ってくれた枝。ものすごく大きい!!

 

歩くたびにブワンブワン揺れてしなる。そうなんや!そうゆう風なんや!

 

今まで、ヤドリギ見に行って、

 

下に落ちている葉っぱや実を探しても枯れたのとかしかなかったので、

 

こんなしっかり生きたやつの生態を間近で見れるなんて!と大興奮。

 

写真でズームしても、高いところにありすぎてボケてわからないんです。

 

丸のままのが欲しいんじゃないの?と言われましたが、

 

そりゃ欲しい、欲しいに決まっとる。がしかしこの人たちは仕事中。

 

これでじゅうぶんです!!って、他のヤドリギたちを見に行きました。

 

見ている間も、やっぱりあわよくば丸のもらえたりせんかな、と

 

欲しい欲しい欲しいと念じながら(笑)邪念しかない。邪念のかたまり。

 

たぶんそこにあったんだろう伐採後の回収忘れの枝も拾い。

周辺を一周して元の場所に戻ったら、

 

作業の方たちが、お姉さん丸のままのいりますか?って、

 

切ったやつを置いといてくれたらしくて、くれたんです!!

発狂しそうでした(爆笑)

 

いかにヤドリギが好きか、今もヤドリギを見に来てどうのこうの語って

 

思いっきり仕事の邪魔していたんですが、

 

みなさんは、ヤドリギを厄介者と認識しているようで、

 

最初から最後まで、こんなもん欲しい人おるんや・・・ってドン引きしてました。

 

花屋さんとかに入荷した投稿とか見て、

 

せっかくあるのをなんで切ったりしてしまうのか不思議でしょうがなかったんです。

 

けど、木を守りたい側としては、

 

ヤドリギは厄介者でしかないんだと、わかりました。

 

見る側が変われば見方も変わる。

 

おかげでつばさはあこがれ続けたヤドリギが手に入ったわけですが。

 

ずっと、木についている部分を見たかったのです。

 

どうやってついているのか。※一体化していました。

 

しばらく観察します。

先にもらったでかい枝。部屋に入れてみるとかなり大きい。

とりあえずドライに。

 

でもヤドリギはどんどん落ちてしまうので、どれだけ残るかはわかりません。

丸のままのはとりあえず木を水につけて。

 

いろいろおしゃんな飾り方を考えましたが、重すぎて現実的ではないのです。

ちなみに、実は薄黄色。透けて白い筋が見えたりします。

 

(オレンジっぽいのもあるらしいけどつばさはまだ実物を見たことがない)

つぶすと、中からドロンとした実の中身が出てきます。

 

その中に、プラスチックでできたおもちゃの葉っぱみたいな種があって。

 

このドロンが最悪なのです。

 

納豆のネバネバの糸の超強力にしたみたいのになるんです。

 

それがあるおかげで、鳥が食べてもそのままフンになって出て、

 

木の上に落としていってネバネバの糸でひかかって引っ付いて寄生するんです。

 

ちなみに、塗ってから5分くらい乾かしてからつけるタイプの接着剤の、

 

糸ひき感と似ています。

 

糸のひき方も、どこまででも伸びるし力強い。30cm以上余裕で伸びます。

 

ぬるぬるしますが、洗えばすぐにとれます。

 

実も食べてみました(笑)

 

気のせいかな?くらいかすかに甘いだけで、渋みやえぐみはまったくない。

 

けど、種を出そうとしたら口からネバネバドロンの糸が切れずに延々と出てくる。

 

その後に別の物を食べたり飲んだりしても口の中、

 

上あごにずっとぬるぬるがこびりついているような。

 

まあ、一言で、最悪ですよ(笑)

 

丸のをもらってルンルンで帰ったのですが、

 

切ってくれた時に、作業の方の足元に枝が落ちているのが見えて。

 

気になりすぎて、また拾いに行ってきました。

 

※暇なんじゃなくて仕事よ、仕事!っていう設定で。

その周辺を見て歩いていると、回収し忘れが意外と落ちていました。

 

つばさにはヤドリギセンサーがあるので目につくだけかもしれません。

拾ってきたのを仕分けていると、ヤドリギにも種類があるのがわかりました。

 

分厚くてでかいやつ(左上)、細かくてたくさんのやつ(左下)、

 

全体的にヒョロ長くて繊細なやつ(右下)、普通によくあるやつ(右上)。

 

葉っぱだけのやつ(手前中央)は長野で拾ったヤドリギ。別物のようにでかい。

長野のは実のつき方もだいぶ違う。

 

色も、黄土色に近いのから黄緑、緑など。

 

(色は枯れかけで変色している場合もあるので本来の色かはわかりません)

 

実はヤドリギを描こうとして、下地も塗ってあったんですが、

 

これだけはよくわからないうちに描いたらダメやとなぜか思い、

 

(他はテキトーに描いとるんかい)

 

途中で置いてあったんです。

 

きっと、描けってことでしょう。

 

枝や新芽の感じもスケッチして脳に刻みたいと思います。

 

 

つばさはたまに、見えない何かの力を感じる時があります。

 

なんでかわからんけど、今ここに行かないかん!とか、今これしないかん!とか。

 

だいたいそうゆう時に、ラッキーが起こります。

 

金目のことには発揮してくれないこの力ですが、ありがたく恩恵をいただいてます。

 

思い立ったが吉日ってほんとにそうだと思った1日でした。

 

前からいつか丸のままのが手に入るはずって思ってきたの、

 

意外と早くその時が来ました。

 

願えば叶うんですね。

 

素敵な絵ができるといいです。

 

(んでそれが当たってめっちゃ売れて笑いが止まらなくなったりしたら最高やけど

 

邪念が入ったらもうダメよな~)

 

拾った枝のきれいなのは、ムースに。

厄介者のヤドリギですが、幸運を呼ぶシンボルとしてのヤドリギでもあるので、

 

これからのクリスマスに幸せのおすそわけです(*^-^*)

 

 

 

 

☆★☆SNS☆★☆

 

☆STORES☆Tsubasa KATOU (stores.jp)

☆Facebook☆ラボG / Tsubasa KATOU | Facebook

☆Instagram☆Tsubasa KATOU(@gb_tsubasa) • Instagram写真と動画

☆twitter☆Tsubasa KATOUさん (@gb_tsubasa) / Twitter

 

 

☆★☆展示のお知らせ☆★☆

 

 

 

☆★☆お取扱店のお知らせ☆★☆

 

「Gallery&美容室 Mako」

関市緑ヶ丘2丁目7-20

0575-24-3030

予約専用0120-057-580

予約優先/不定休

(*一人で営業の為ご来店の際はお電話ください)

※お取扱いは2023年内まで