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ジャカルタ駐在アラサー男子

2011年6月末で会社を辞めて、2011年7月中旬より、インドネシアのジャカルタの会社に就職することとなりました。さらに2012年8月に結婚、新婚生活を始めました。

誰も読んでないのはわかっているが、ここまで書いたから最終日も書きます。

1月1日。

謹んで新年のご挨拶を申し上げちゃう朝、朝から雨。

前日にフロントに依頼しておいた空港シャトルバスに客は俺一人。

空港でサクサクっと手続きを済ませラウンジに入ろうとしたら問題発生。

俺のカード、ラウンジの対象外だった。

なんで国営mandiriのカードがダメなんだよ。別の国営BNIならOKらしい。

BNIカード持ってやると心に決めてジャカルタへ。

ジャカルタ空港はまだクリスマス仕様でした。
$ジャカルタ駐在アラサー男子-スカルノハッタ


お昼時だったのですぐに年明けうどん。

年越しそばは食べてないけど年明けうどんは食べました。


その後、ローソンのインドネシア1号店を探しにKemangへ。

しばらく迷った末に無事に到着。

以上。$ジャカルタ駐在アラサー男子-ローソン


おにごりを2個買いました。


1個70円くらいだけど、サイズは小さいです。

でも味はよかったです。

おでんも置いてたし、唐揚げ弁当も置いてました。

唐揚げ弁当は中身がしょぼかったけど・・・


そんな感じで年末年始は過ぎて1月2日から早速仕事に行ったのでした。
ヒンズー教の遺跡寺院、プランバナンはこんな感じのところです。

ジャカルタ駐在アラサー男子-ヒンズー寺院3

ジャカルタ駐在アラサー男子-ヒンズー寺院
こんな感じでダイナミックな佇まいの古代建造物です。


$ジャカルタ駐在アラサー男子-ヒンズー寺院階段
この急な階段を上った先にご神体のある穴があります。

穴の中身は
$ジャカルタ駐在アラサー男子-ご神体
暗闇の中にご神体がいらっしゃいます。

この古代寺院の壁には
ジャカルタ駐在アラサー男子-ヒンズー寺院アップ
壁一面にこんな感じの彫り物がされていて、(バリ以外のインドネシアも懇切丁寧に解説してくれてる親切な旅行ムックの)地球の歩き方の解説によると物語になっているそうな。



で、こういうところにはゆるキャラというか、そういうのがいまして。。。

ジャカルタ駐在アラサー男子-みつきい
・・・どこか人口12億人の国を思い出すデザインのキャラクター。

しばらく行くと別なのが。

ジャカルタ駐在アラサー男子-みにいうしろ
まさか?

ジャカルタ駐在アラサー男子-みにい
。。。何も言うまい。


あと、こんなのもいました。
ジャカルタ駐在アラサー男子-きじゃん
鹿。
この国で大量に走ってるTOYOTA車の名前、KIJANG鹿。

エンブレムの右端に鹿のマークまでついてる車。

参考画像(外部ページへリンクします)


雨季の蒸し暑い晴れ間の中を歩き疲れた我々は車に乗り込み、取引先へ。。。

なんでやねん!なんで年末12月31日まで仕事の話をせねばならんのや。

てゆーかモロに私服なんで早く逃げたい。。。

紅白が始まるまで、あと1時間ちょっとだし。。。

スタッフに早く話を切り上げて帰らせろと目で訴え、無事に紅白の始まる前にお風呂も済ませ、スッキリしてテレビの前のベッドの中でスタンバイ。

で、紅白は1曲ごとにツイッターでつぶやきながら見てました。

そして、念願の神田母娘(聖子と沙也加)、の出番の前に眠りの世界へ行っていました。

気づいたら現地の年越しちょっと前、遠くで花火の上がる音を聞きながら朝まで眠りについたのでした。

聖子ぉぉぉぉぉぉぉっっっっ、見たかった・・・ 涙
12月31日
朝、なんと残念なことに普段会社に行く時間と同じ時間に起きてしまった。
カラダに染み付いたリズムというのはそう簡単に剥がれ落ちないようだ。

それでも無理矢理寝たり、テレビを見たりしているうちに頃合となり7階の食堂へ。

$ジャカルタ駐在アラサー男子-ボルケーノビュー

いい天気で、ムラピ山と言う火山が見える。

本当は、この火山が見えるボルケーノビューと言う触れ込みで部屋に入ったのに全くボルケーノ見えない、ただ食堂で見えたからいいとしようかな。

そんな景色を眺めながらご飯をしているとケータイに着信。

「俺ジョグジャついたから、これからホテル行くわ」

声の主はお子さんがジョグジャに住んでる会社のおっちゃん。

急いで支度して、お出かけ開始。

「で、どこに行くんだい?」と聞かれて乗った車は、20年落ちくらいのランサー、ステアリングにマフラーに色々と変えてるなぁ。。。おっちゃん実は走り屋?と思いながら車はクラトン(王宮へ)

王宮の入り口付近に車を停め、歩いていると次から次に学生が群れとなって現れる。

$ジャカルタ駐在アラサー男子-クラトンJK

修学旅行か何かなんだろうか。。。

ジルバブに萌えは感じないが若い女子には萌を感じたw

で、王宮の中に入ると、昨日に引き続き今日も雨雨

以下展示物類。
ジャカルタ駐在アラサー男子-玉座
王様の肖像と椅子

ジャカルタ駐在アラサー男子-俺の大砲
ギャリック砲

ジャカルタ駐在アラサー男子-金の時計
金時計

ジャカルタ駐在アラサー男子-日本風ツボ
和風壷

ジャカルタ駐在アラサー男子-籠


ジャカルタ駐在アラサー男子-籠ふるい
籠(なぜか年号入り)

こんな感じで約200年、4世代前くらいの王様からずーっと今までの王様というか王家の秘宝を見て回りました。

で、歩きつかれたので、同行のおっちゃんがどうしても連れて行きたがってるクレタ博物館(鉄道博物館?)へ人力車というかベチャという自転車タクシーで移動。
(前回の日記にも書いたやつです)

$ジャカルタ駐在アラサー男子-べチャと俺

乗ってる風景はこんな感じでした。

で、クレタ博物館の中。

ジャカルタ駐在アラサー男子-くれた

どうやらクレタとは鉄道じゃない、馬車のことのようでした。

現代ではクレタは鉄道を表す単語なんですけど。。。

ちっちゃなクレタ博物館を堪能して、時間も頃合となりお昼ご飯へ。

王宮駐車場の辺りはこんな風景が広がってました。


ジャカルタ駐在アラサー男子-露天

ジャカルタ駐在アラサー男子-遊園地

まさに便乗・・・

そして道すがら、正月用の紙ラッパを売る屋台がたくさん。

$ジャカルタ駐在アラサー男子-らっぱ

年明けの時間帯にともかくブーブー鳴らすのがジャカルタなどの流儀のようです。

お昼ごはんは、こんなおっちゃんのお店へ。

ジャカルタ駐在アラサー男子-肉きりオヤジ

で、裁いてるのは豚肉。

イスラムの国だけど、豚肉。

誘ってくれたおっちゃんもたぶんムスリムだと思うんだけど、豚肉。

豚肉の串を戴きました。

環境はでっかいハエが大量に飛んでる屋外ですが、むっちゃおいしかったです。

てゆーか食事中にハエが飛んでるのは当たり前の国なのですけどね。

$ジャカルタ駐在アラサー男子-めしや

お店の前の風景はこんな感じでスーパーのどか。

お腹が満たされたし、ヒンズー寺院遺跡のプランバナンへ向かうのですが、やっぱり長くなったから次回へ続く。
12月30日
午後の飛行機でジャカルタからジョグジャカルタへ飛びました。

ジャカルタ駐在アラサー男子-雲

ジャカルタ駐在アラサー男子-ジョグジャ空港飛行機


雨季だったこともあり少し雲が厚く揺れましたが、無事に空港に到着しました。

ガルーダの機体デザインほんとにさわやかで好き。


で、まずはホテルへ。


入ってすぐロビーでお出迎えしてくれたのはクリスマスプレゼントで作ったクリスマスツリー。

梱包紙がすべてバティック柄です。

$ジャカルタ駐在アラサー男子-ツリー


そして部屋のベランダからみた風景です。

ジャカルタ駐在アラサー男子-ホテルのベランダから

ジャカルタ駐在アラサー男子-ホテルのベランダからその2

部屋の真下にプール、そして緑の奥にもプールがあります。


山の斜面に沿って作られたホテルで、周りは緑豊かです。


ケータイ充電がてら少しまったりして夕方から出かけようと思ってましたが意外とまったりしすぎて出かけたのはあたりが暗くなってからでした。

インドネシア生活初のタクシー乗車。

ホテルの人にタクシーを呼んでもらい、乗車TAKSI

しばらくケータイをいじっててふと気づく。

オヤジ、メーター細工してやがるw

恐ろしい勢いで跳ね上がる料金、けど小刻みw

それからケータイいじりつつメーターは常にガン見。

まだ上がるのが早い気もするけど、とりあえず許容できる金額で目的地到着。

ジョグジャカルタ一の目抜き通り、マリオボロ通り。

さぁお買い物するぞと意気込んだら、雨。。。

さすが俺雨男雨

しかしアーケードに守られ雨に濡れずにバティック柄の服や小物を大量購入。

渡す相手そんなに居ないのに大量購入、女性モノ大量購入ワンピース

肝心の俺用買い忘れたorz

そして服屋はあっても飯屋はない。

飯屋はあってもあまりにもハードルの高いスーパー現地フード地べたで食べてね形式。

謹んで諦め、雨の上がった頃に帰りのタクシーを捜すも、見当たらない。

マジでタクシーが走ってない。。。

焦る俺。

いるのは近距離用自転車タクシーのみ(人力車みたいな感じ)。

ってことで俺、決断。

ベチャという自転車タクシーの運ちゃんに「タクシー捜してる。タクシーたまってる所まで連れてって」

交渉成立、すごくラク。


しかしベチャが向かう先はどんどん暗く、車の通りが少なくなっていく。

駅の方向とも少しずれ始める。

どうなるの?俺?ひょっとして身包みはがれちゃう?羅生門??

かなり不安になってたところに一筋の光が。

タクシー空車できた!車

全力でとめる。

ベチャ代払ってタクシーに乗る。

俺「ホテルまで」
運「いくら出す?」

・・・メーターが無い。

俺「400円」
運「500円だ」
俺「わかった」

400円でも行きしなの小細工メーター料金に若干上乗せしてたから一発成立狙ったんだが、ダメでした。

まぁ生きてホテル帰ることを優先し、無事に帰ってきたら安堵の気持ちでいっぱいになり、バーで一杯飲みながらカルボナーラ食べてましたナイフとフォーク

長くなったので続く。

激動の2011年が終わり、新たなる2012年が幕明けました。

この1年、日本ももちろん世界各地でいろんな出来事があった中、人間の作った勝手な区切りではあるんですが、なんとか2012年と言う新しい年になりました。

実は年越しの瞬間は記憶に御座いません。

紅白を見ていて、和田アキ子のあたりで力尽きました。

だってホテルの布団があったかかったんだもん。。。

部屋を暗くしてみていたのが間違いだったのかな??

で、気がついたらインドネシア西部時間で年を越すか越さないかといったあたり、外が騒がしいなぁとおもいつつまた夢の中へと誘われました。

今回の年越しはジョグジャカルタという古代仏教の巨大なお寺があったり古代ヒンドゥー教の巨大なお寺があったりする今でも王様の治めている街で過ごしました。

いい街でしたよ。

旅の詳細は、また追って書こうと思うんですが、どうせ誰も興味ないと思うんですが、とりあえず自己満足のために書きますね。


それでは、簡単ですが私にとって、そして皆様にとって明るい未来へとつながる2012年となりますことを心よりお祈りし、新春のご挨拶とさせていただきます。


P.S. お雑煮食べたいです。