ジャカルタ駐在アラサー男子 -32ページ目

ジャカルタ駐在アラサー男子

2011年6月末で会社を辞めて、2011年7月中旬より、インドネシアのジャカルタの会社に就職することとなりました。さらに2012年8月に結婚、新婚生活を始めました。

本日を以って年内の仕事がとりあえず片付いたので、一応1年間の振り返りを月次でやってみたいと思います。

[Januari]
LUNA SEAカウントダウンが神戸であり、ステージから遠い席で盛り上がって新年を迎えた。
新年1曲目のwishのギターソロで杉様ギターが壊れる惨劇の幕開けとなった。杉様キレてたなー。
おみくじが凶や末吉ばっかりだった。
手帳を見返すもかなり白いまま。
年始挨拶まわりの車の中、渋滞の中でラジオから松田聖子の時間旅行が流れてくる。運命的出会い。松田聖子にドップリとはまり始める。

[Februari]
誕生日にせっかく代休をとったのに、直前に彼女に逃げられる。
恨んではいないが根には持ってる。
辞める気満々なのに新卒者向け会社説明会で詭弁を並べる。
黒夢復活祭!!代々木で神曲3時間ぶっ通し。荒んだ心から噪転させるに十分なほど最高すぎた夜。
10年来の友達繋がりで同郷出身者の音楽趣味が合う男と出会う。音楽は人と人とを繋げてくれる。

[Maret]
今の会社と初めてコンタクトをとる。
会社で新プロジェクトの打ち合わせをしているときに地震発生。
帰ることができなくなった派遣の女の子を家に泊めようとするも言い出せずひとり余震と緊急地震速報に泣きそうになりながら夜を過ごす。
福島が爆発するなか仙台営業所まで大量の燃料を届けに行く。
友達の結婚式で関西に帰る。つかの間の安息を知ってしまう。
地震から10日以内の出来事。

[April]
社内の軋轢が酷くなる一方で加速する転職熱。
正直今回ほど組織の中で中立的な立場に立てて双方の愚痴を聞けていた自分の八方美人さが今となれば恐ろしくもあり、自分の存在感がここまで持てた経験もなく、どこか浮き上がっていた。
転職活動は惨敗が続く。ただ、今の会社だけは恐ろしいほど好感触。少しインドネシア行きを覚悟し始める。

[Mei]
GWに10年ぶりといっても過言じゃないくらい久しぶりのお墓参り。
初めてレンタカー借りて親を横に載せて鳥取へ。従姉妹やお嬢様がたと久方ぶりの再開。日本に対してけじめをつけたつもり。
松本駅前の豚みむら初入店。みむらハイボールの虜になる。ここから豚さんグループ狂いがはじまる。
所長に辞意を伝える。次の日から態度豹変で呆れるほど笑えた。社内で噂は加速度的に広まる一方で浦島太郎状態の人もおり、人間関係の色模様があまりにも鮮明にあらわれており面白かった反面恐ろしさも感じた。

[Juni]
渋谷と横浜で2度Children Of Bodomのライブに行く。前座のAmorphisが最高にツボにはまりCDを聞き始める。
辞めるべき会社の人から連日飲みにつれ回される。愛されていると実感する。謝辞をうまく伝えられなかったのが心残り。やはり原稿がないとスピーチできないタイプの人間のようだ。
20日、最後の集金業務を以て退職。持ち逃げする勇気はなし。ただし業務上の爆弾は大量に残したつもり。
一度神戸の実家に戻りニートを満喫しはじめる。勉強脳が欠損していたためやる気が起きなく、親に言われて仕方なくインドネシア語教室に通い始める。

[Juli]
連日インドネシア語教室に行ってスパルタ方式で叩き込み学習を始める。
三宮駅北のマクドナルド出没率が異様に高まるが、勉強する名目で女子高生を眺めるのが主目的だったのは言うまでもない。
聖地甲子園参り。読売戦。桧山の代打逆転サヨナラ打で勝利。もちろん高架下で飽きるまで遊ぶ。翌日も行ったら大敗。阪神らしい締め括り。
16日に伊丹から成田経由でジャカルタへ。
伊丹空港でパスポートを忘れたのに気づき母親にタクシーで搭乗時間ギリギリに届けてもらう。
人生最大級の失態だったが、最後の最後まで悪運は強いらしい。背中にいるおばーさん(だと勝手に信じてる)に感謝。
インドネシアで英語を含め自分の語学力のゴミさを知る。

[Agustus]
断食月。会社で隠れて食べるお昼ご飯はインドネシア料理のお弁当ばかり続いて泣きそうになる。辛いの苦手。
歩く会でプンチャックの茶畑ウォーキング。

[September]
レバラン休みは日本で過ごす。
残っている日本円を使い果たすがごとく豪遊しまくる。
成田でお土産を買うお金が足りなくなりあせる。
毎週末イベントで地方出張がはじまる。

[Oktober]
毎週末イベントで地方出張が続くうちにインドネシア語能力が格段にアップし始めたのを実感。
イベントで土日がつぶれたためほとんど仕事しかしてなかった。
途中体内から水を捨てるような強烈な下痢に襲われる。中国の薬が役立ち早期回復するも精神的に参った。

[Nopember]
ようやく2か月続いた週末のイベントが終わる。
反動でブロックMに顔を出す機会が増える。

[Desember]
ジムに通い始めるも週1回くらいしか行けていない。もったいない。
ブロックMをはじめ外食の頻度がドンドン増えており、カラオケ居酒屋の女の子にいい金づるだと狙われ危険を感じ始める。
会社でJKT48を踊る。それと併せてJKT48に熱が入るようになる。


こっちに来てからいろんな人から何故インドネシアに来たのって聞かれますが、もともとインドネシアがどこにあるのかも全く知らない状態でしたし、もちろんコネも何もありません。
ただ、給料とファシリタスを合計して総合的に勘案すると、日本で働いているより有益であると感じた点、思いきった行動を取ることで全く満足できない自分の人生の流れを転換しようと試みた点、が大きな理由となるかと思います。
そして、現時点でこの判断、行動は大きな間違いを生んではいないことを確信しています。
なので、別にインドネシアである必要性はなかったのですが、結果としてインドネシアに来たわけです。

来年もこのような突拍子もない決断を迫られる場面もあろうかと思いますが、たまには優柔不断を打ち崩して大胆に男気を出すことができれば、と感じでいます。


この年末はジョグジャ旅行につき、まだ追加で更新できるかわかりかねます。

一応、本年このブログをはじめてから半年間有難う御座いました。
来年は更なる飛躍を目指したく、皆様のご愛顧を今後とも宜しくお願い申し上げます。
遅くなりましたが今年が終わっちゃう前に、クリスマスパーティについて記しておこうかと思います。

まず、クリスマスパーティといいながらも全く、全く、全くもってクリスマスらしさはゼロックスです。

そもそも僕にクリスマスらしさを求めるほうが間違ってますよねー。

けっっっw

時は2011年12月24日土曜日の午後5時、そう世界中のDT男子がサンタクロースと恋人とクリスマス云々なんていう商業主義的クリスマスに対して悪意と悲劇を覚える魔の時間帯、僕はというとジャカルタ在住の日本人男子の欲望が渦巻く歓楽街BLOK Mにおりました。

車を降りて歩いていった先は、美卯というお店。

はじめて入ったお店の奥から既に歓談の声が聞こえます。

恐れながらその輪に混じり、ある人を見て「あーアイコンそのまんまだー」とか思ったり、ある人を見て「あれ、プロフのイメージといい意味で違う」とか思いながらご挨拶しておりました。

続々と到着される熟女、熟男の皆様、それに囲まれて場違いなようで何気に楽しくお話できた僕でした。

お料理も豪華でした。

ジャカルタ駐在アラサー男子-yasai

ジャカルタ駐在アラサー男子-osashimi

野菜スティックが、お刺身盛り合わせが、こんな感じで出てくるんですからなんてオッシャレーなんでしょう。

まぁ会話の内容は・・・結構強烈であまり覚えてないことにしておりますが。

そうそう、会話の中で真珠の現物を見せていただきまして。

ジャカルタ駐在アラサー男子-shinju

これが、インドネシア産の真珠で10万円相当らしいです。

すげー、真珠なんて見たの小学校の修学旅行で伊勢志摩に行ったときにアコヤ貝がなんちゃら~って海女さんの話を聞いて肝心の真珠を抜き取った後の貝殻をお土産に貰った時以来のような気がします。

そんな真珠に目を奪われ、僕は折角持っていった安物ワインをテーブルの上に載せることを躊躇してしまっておりました。


そんなうちに1次会は終わり2件目へブロックMの中を大移動。

2件目は日本人のオッサン連中大好きなキラギンことキラキラ銀座の2階にある樹林。

ぶっちゃけこの集いまでキラギンの上にこんなスペースがあることも知らなければ、樹林と言う店名を「きりん」と読んでいたほどの僕でした。

きっとこれは樹木希林のせいです。

初JURINの僕は、大人しく飲んでいた、つもりです。

オジサマ連中はなかなか大暴走していたような記憶の片鱗。

樹林のカウンターに立つおねーちゃんたちはなかなかかわいらし~いコばっかり、そして暴走するオジサマもたぶんかわいらしいんでしょうね。

僕はひとりこれに興味深々でした。

ジャカルタ駐在アラサー男子-jurin

クリスマスツリー!!の横のドラムスセット。

久しぶりにたたきました。

五月蝿いって怒られました。

つぎは五月蝿くしていい場所でたたきます。

そんなこんなで不思議なクリスマスイブのmalamingは過ぎていきまして、1時前に暴れん坊将軍から強制送還令を出され、注文済みの激辛ラーメン(レベル1)が届く前に追い出されたのでした。

その後いつものカラオケ居酒屋の前でいつものおねーちゃん出待ちして(メールしたらその後遊べそうだったし下心丸出しでしたが)店を出てきたら「今夜ママに言ってないから遊べないよ」と言われ、勝手にpacar呼ばわれし、身勝手な僕は家路に着いたのでした。

あー長かった。

てゆーか俺彼女のpacarになるつもりは毛頭無いし、そもそも店の外で会ったことすらないんだが。

cinta satu malamはbahayaですが、これ系のおねーちゃんとcinta lamaはlebih bahayaですよ。



で、結局これ何の集まりかと言うと、某人と人とがつながることの出来るインターネット上のつぶやきサイトでなんかよくわからないうちに飲み会メンバーに入れていただき、初顔合わせとなったのでした。

インドネシア暦の長い人生の先輩が多く、いろいろとお勉強させていただきました。

対照的な熟女の皆さんの考え方は特に勉強になりました(笑)


これからも宜しくお願い申し上げたく。
ついさっきのこと。せっかくクリスマスの夜だしとワインを買って、それを飲もうと開けたんですね。

$ジャカルタ駐在アラサー男子-クリスマスワイン

こういう感じのシチュエーションで。

で、コルク抜きを刺した状態で、これがエセシャンパン、つまりスパークリング白ってことに気がついたわけです。

どこであけようかと悩んでいる束の間に

ポンッハートて音とともにコルクがコルク抜きごと飛んでいって、ワインの噴水シャワープレイが始まったわけです。

慌ててパソコンにかかる直前に床に移動したら床が当たり前ながらワインまみれになってしまいました。

Banjirの季節ですよ。

まさか家の中でアルコールのBanjirに遭うとは思ってもみませんでした。

さすがクリスマス、はっちゃけてます。

ちなみに家の惨状はとりあえずトイレットペーパーで拭いて、臭かったからAQUA撒いて拭いておきました。

そして今もジョッキでワインです。


ついでだからクリスマスらしい写真でも貼っておきましょうか。

すべてBBで撮影したからいつもどおりカメラの性能はゴミのようですが。

ジャカルタ駐在アラサー男子-snowyplazasenayan
プラザスナヤンでサンタに会えるイベントみたいなのをやってて、それの会場です。

ジャカルタ駐在アラサー男子-treesenayancity
スナヤンシティの車寄せにあるツリーです。

$ジャカルタ駐在アラサー男子-gogoramen
今日の晩ご飯のラーメンです。

Dharmawangsa SquareにあるGo! Go! Ramenというお店のラーメンです。

黒のジルバブを被った女性店員がとんこつラーメンを持ってきて、そのときにものすごくごめんなさいという気持ちになれました。

その後、豚肉の餃子も同じ店員さんから届きました。

ホントごめんなさい。


イブの夜の全然クリスマスらしくないパーティの様子は、今日帰ったときにデジカメを車の中に残したままにつき現在写真が手元にありません。

だからまた後日!

頭痛くなってきたけど勿体無いからワインまだまだ飲みます!
今日はクリスマスイブですね。

クリスマスはインドネシアではHari Natarと言います。

だから、Merry ChristmasのかわりにSelamat Hari Natarと言います。

全然クリスマスらしさは無く、むしろ新年用のラッパ売りが道端でたくさん露天を出しております。

なんでも年明けとともに紙ラッパを吹くのがジャカルタ流の新年の祝い方らしいです。

ほんまかいな、聞いてみたいと思いつつも、残念ながら新年はジャカルタの外におりますからその様を楽しむことは出来なさそうです。

えへへ、はじめての一人旅します。

みちのく二人旅できれば最高ですが、相手がおらないので、ひとりでです。


さて、数日前から日本から送った小包の引き取り催促が来ておりましたので、引き取りに行って来ました。

一応詳しく書いておきます。

12月上旬に日本のインターネットショッピングサイトでお買い物をしました。

中身はグローブとスパイク。

野球用品がジャカルタ市内で手に入る気配が一向に無いので、諦めて日本側で買いました。

で、すぐにEMSで国際ゆうパック配送をかけてくれました。

この時点で送料2000円ほど取られました。

そして、船便でゆっくりくるのかと思っていたのですが、荷物番号をネットで追跡をしてみると空便で1週間もかからずに通関しておりました。

ここからは日本の郵便局では追いかけられないので、POS INDONESIAの荷物追跡サイトで追跡をかけていました。

13日に最寄の郵便局(Kantor Pos)に到着していたのですが1週間ほど待っても音沙汰がありませんでした。

イラついて電話するも電話には誰も出んわ、仕方なく慣れないインドネシア語のメールを郵便局に出すと、その日のうちに電話がかかってきました(署名に電話番号も記載しておきました)

曰く、初日に届けたけど留守だったんだとか。

うち門番さんがおるし、メイドさんがおらんくても伝わるはずだと思いましたが、まぁ翌日再配送かけていただくことで話を終わりました。

で、翌日・・・「荷物は届けられません。郵便局まで取りに来てください」とのメールが。。。

ヲイヲイ、話が全然かわっとるやないけぇ!と感じつつもちょうどインドネシア語の先生が目の前に居たので「こんなん言われたんですけど」と言うと、「うん、それ普通」って言われました。。。

帰ったら督促状があったので、それを手に今日郵便局へ引き取りに行って来ました。

荷物がジャカルタで配送体制に入って既に10日以上が経過してました。。。

ひでぇよ。もし催促かけなかったらどうなってたことか。。。

郵便局も平日は昼2時、土日も午前11時には閉まるということで早起きして行かざるを得ませんでした。

で、郵便局で引き取るわけですが、督促状とIDを提示して、サインして関税の支払いを求められます。

督促状に関税の額が書かれてあるのでもちろん知っているわけですが、敢えて「高い、値下げしろ」と無茶な要求をしてみました。

まぁムリでしたけど。。。諦めて50万ルピアほど支払いました。

何が納得いかないって、関税に付加価値税にいろいろと3つくらい積まれてまして。。。

それのうち何か削らせられたらラッキー程度の考えでしたが、流石にムリでしたね。

帰宅後中身を確認し、とくに中身を荒らして確認された形跡も無く無事に受取り完了です。


あー長かった。

これ後々役立てばいいなぁ的雑記的メモでした。

それでは、皆さん聖なる(性なる?)夜をお過ごしください。

俺はこれからワインでも探してきます。
昨日はいろんな人とつながりをもてました。

1.同年代の集い
詳細は割愛しますが、真昼の忘年会名目で同年代の人たちで集まる機会がありまして、様々な業種の方(主婦から学生から同業ライバルから先生まで)と短い時間を共にすることが出来ました。

相変わらず人見知りマックスの僕はまともに会話できないわけですが、それでも楽しい時間を過ごすことが出来ました。

やっぱりこういう機会があると刺激になって活力につながりますね。

皆さんインドネシアに縁やゆかりというかもともと繋がりを持っていらっしゃる方ばかりで、丸腰で来ている自分が情けなくなりました。

がんばってインドネシア語覚えよう!


2.ジャカルタ軽音部
WijayaのTEE BOXというライブカフェでフリーライブをやっておりましたので、観客Aとして参加してきました。

うちの会社の関係でこの活動と関わっている方がいらっしゃいまして、それで今日の機会となったわけです。

まず、思った以上にハイレベルで楽しめました。

サイモン&ガーファンクルやれるってどんだけ?

あと、特別ゲストでプロブルースギタリストの方もいらっしゃっていて、その方のプレイも鳥肌ものでした。


ギターってさ、歪ませてそれっぽく誤魔化すことはいくらでもできるんだけど、クリアトーンで誤魔化しの無い世界であれだけの表現を繰り出す、それも借り物のギターでやってのけるんだからすごいもんですよ。


こういうの書いていると個人特定されそうなんですけど、個人特定してもそっとしておいてくださいね。


あ、あと忘年会に行く前に朝9時台にに珍しくゴルフの打ちっぱなしに行きました。

朝活ってやつになるのかな?

打ちっぱなして、家に帰ってマンディして、着替えて忘年会に、ってこれまでの自分の生活パターンからはありえない行動です。

けど、楽しいからいいや~。

遊んでいる分仕事もちゃんとやらないとね、ともっともらしい言葉を最後に一応、一応だけど言っておきます。