御岳山で秋の展示がはじまります。
その準備のために、
弾丸スケジュールでお山にあがってきました。


日記はその記録です。



日曜日。

仕事を15時すぎに終え、すぐに電車に乗りました。
17時頃、御嶽駅到着。
もう日が暮れかかっていました。


ケーブルカー行きのバスも、
ケーブルカーも貸し切り。



山から降りてくる人は大勢いるけど、
登る人はいません。

帰路を急ぐ登山客の目に、私はどう映ったのでしょうか。。



ガラーン



御岳山駅に到着した頃にはすっかり辺りは真っ暗でした。

何回も山を登ってきたからか、家に帰るような安心感がありました。



宿では既に仲間たちが待っていました。


お夕食はアジフライにコロッケ、
カボチャのマヨネーズあえに
五目煮でした。


お米が美味しかった!




宿をとったのは夜神楽を見るため。
それから、展示に関わる事務作業を合宿のようにやる為です。



食事をとって、少し仕事をしてから山に上がります。

星がなんともきれいでした。



そして、赤い月が夜景の上に浮かんでて……。

なにもかも絵になりすぎて、逆に絵にならないようなスケールの大きな風景です。



そしてお神楽が始まりました。
今日のメインイベントはヤマタノオロチとスサノオノミコトの闘い。



笛と太鼓の音が気持ちを昂らせます。

オロチのファニーで愛嬌あるしぐさ。
そしてスサノオノミコトとの闘いの激しさ、
スペクタクルです。
演じる御師さんたちの、かっこいいこと達者なこと!
衣装もゴージャスだし、本当に素晴らしかった。


楽屋には何度も足を踏み入れたけど、舞台で舞う様は、この世のものではない凄みをはらんでいました。




最後の演目では、醜女の面が激しくダンサブルに舞います。ディスコ・チューン!
最高だー!と、トリップしかけてたら餅を客席に投げ始める醜女。

もう、面白くて楽しくてずっと笑いっぱなしでした。



お神楽、最高!




そして、宿に戻り作業再開。
夜中12時くらいまで仕事した。
すごい合宿感ありましたけど、
途中で音楽かけたりゲーム実況聞いたり、馬鹿話したりして、なにやらパジャマパーティー感もあったりして面白かったな。


大人になって、こんな感じを味わえるとは……!



仕事を一段落終えたところで、盃を酌み交わす我々。


私は2時頃に床につきましたが、他のメンバーは朝の5時近くまで酒盛をしていたとか。


朝。
5時30分に起床。

仲間たちは起こさないで、
一人、日の出を見に再び山にあがりました。



月が冷々と白く輝いています。
いいところにレイアウトされてるねえ!



日の出はいつだって感動的。
太陽の頭が見えたときの嬉しさ、山の稜線からグググと上がってくるあの感じ、つい頑張れ頑張れと応援してしまう。

そして、太陽は登り始めるとあっという間で強い光で世界を照らすのです。




なにもかも絵になるね。


影が長いしオレンジ色の世界。


宿に戻りましたけど、仲間はまだ眠りのなかでした。


宿も古い建物で、とても良い雰囲気です。

昨日今日は我々しか客はいなくて、
部屋も4部屋を贅沢に使わせてもらいました。


朝ごはん!
みんなで食べるご飯は美味しいね。
そして家族っぽいというか、仲間としての結束力が増すような気になります。




で、私はタイムオーバー。
9時に宿を後にしました。
仲間たちは展示作業に入り、私はいつものように仕事をしました。





エクストリーム出勤、やればできるね。


最高に美しくスペーシーなものを見ると、仕事のあれやこれやなことはほんと、塵、芥のごとくつまんないことだわ。


面白かったけど、むちゃくちゃ疲れました。



あはは。