久しぶりの定番コース | Diary of madyman

久しぶりの定番コース

◆実は昨日は ちょっとしたドライブに出掛けた。昨日のここに載せようとしたのだが 睡魔に遣られてあえなく沈没してしまったので載せることはできなかった。ささやかだが仕様変更したものだから走りたくなってしまうのはいつもの事。コースは国道5号線を小樽へ向かって走り 朝里温泉街を抜けて 国道230号線を札幌方面に戻るというもの。時間にして2時間くらいか。こんなドライブに出掛ける気になるのも昇圧回路のおかげで走りがちょっと良くなったおかげ。乗り手の方は退化の一途だが その分機械に良くなってもらったような感じ。ブレーキペダルにしても調整できるなんて思っていなかったし 今までした事も無い。意外と遊べるものだ。

◆ループ橋を登っていく。ゆるい登り。前走車との距離を保ちながら5速で走っていると次第に速度の維持が出来なくなってくる。いよいよになれば4速へ入れるのだが いいだけ速度が落ちてしまってからだと1段落としでは足りない場合もあったりする。だがその時点でエンジンは上の方で回っているわけでは無い。なので中回転域のパーシャル状態でのことである。普段ならしない事だが モノは試しにとギヤを維持したままアクセルをグイと踏んでみると なんと力感がある。間違っても速度が上がるわけじゃないが けなげに速度を維持しようとしてる。少し驚き。

◆いわゆる朝里峠。勾配がきつくなってくる上にタイトなターンが続く。いよいよギヤは3速 ターンでは2速。前走車 タイトターンでもノーブレーキ。なのでこちらもノーブレーキ(笑) 登りなのでアクセル抜けば自然と速度は落ちるということもあるし そもそも それほど速度は出ていない。(と言うか自分の場合は出ない)。それでもターンでは2速で久々にタイヤが鳴いた(笑)。前走車は初代istであるから1300ccか1500cc。当然ATだから なりに走っていけば車が的確にレンジを選ぶ。なので恐らく ただ程々の速度を保ち巡航しているだけで 特に速度に乗らなくても登っていけるのだろう。こちらもある程度速度に乗れば4速でも登れそうな気もするが 前走車の速度に合わせると3速じゃないと登れない。もちろん追い越せる余裕などない。

◆前走車は下り坂が苦手なようだ。ノーブレーキで曲がってきたターンよりずっと緩いターンで不審な挙動、意味不明なブレーキが見受けられた。長い直線 センターラインは白い破線 ということで抜かさせていただいた。さほどきつくないターンを4つくらいこなしたところで前走車に追いつく。その辺はそこらでは一番油っこいところなのだけど仕方ない。1000cc級のオートバイの如しな余裕があれば軽やかにパスできそうだが それは無い物ねだり。そんな車は1000万円でも買えないかも知れない(笑)もう少しで札幌湖というあたりで木陰を見つけ一服。

◆この道路を初めて走ったのは原付小僧時代。そのころは札幌湖はなくダム建設中であった。どことなく道路は埃っぽく、見上げるくらいところで道路を造っているのを見て 今走っているところは沈んでしまうのだ・・・なんてことは思う訳もない。その時は定山渓側から入ってきたのだが ちょうど朝里峠のところで前走に紺色のZ400FX と 集合チャンバーのついた半ヘルのGT380が走っていたのを思い出す。こちらはラクーン MR50 RG50Eの三人組である。

◆一服後 引き返して小樽経由で帰ろうかとも思ったが 思い直して定山渓経由で行くことにした。国道230号線に合流し簾舞から南の沢 小林峠を超えてというお決まりのパターンですな。それにしても せいぜい2時間くらいとは言え 2週連続で当て所ないドライブをしてしまった。実は一人のドライブってのは気を使わないのでいい。横に誰か乗っていれば 多少なりとも気を使うわけで 逆にそれで気を使わなさすぎれば関係は破綻するのであり なんとも難しいところ。ほんとは一人に走るのならば 基本一人乗りの乗り物がベストなんだが・・・。


と言うか下書き状態で一日放置してしまったし(笑)