今日は体調面はイマイチながら、全身化学療法後の過去2週間では「最も調子が良い日」でした。


私の起床時のルーティーンは以下の通りです。

❶腹水が溜まっていないかチェック

自分で触診して確認しています。

❷Appleウオッチの「睡眠スコア」確認

❸浮腫みの状況確認

私の場合、何故か最近は浮腫が脚ではなく、まずは顔面と手に出てきます。

酷い時は顔面の「ツッパリ感」(ムーンフェース症状)だけで判断出来てしまいます。

手は「野球のグローブ化」でグーパーが浮腫の圧力で指の動きが阻害され上手く出来なくなります。

❹空腹時血糖値確認


今朝は利尿剤を服用することにしました。

腎臓への負担軽減の観点から、浮腫んだ日だけ服用するようにしています。

利尿剤を服用すると約5時間は頻尿状態となり体重が1日で1kg程度落ちるので、少なくとも午前中は外出を控えるようにしています。


午後はかねてからのお気に入りの豚骨ラーメン「一風堂」「最もシンプルな「白丸」であれば食べられるかもしれない」と思い、買い物がてら隣駅の店舗まで出向いて、何とか完食出来ました。


ただ食後に腹部膨満感に襲われ商業施設のベンチに座りしばらく休憩を余儀なくされました。

以前、コッテリ系厚切りチャーシュー味噌ラーメンを完食した直後、嘔吐しそうになったので「あっさり系」しか身体が受け付けなくなっているのでしょう。


それでもいつかは大学生時代からがん発病直前迄よく食べていた「ラーメン二郎」を今一度食べたいという意欲は捨て切れていません。


かつてのように「ヤサイマシマシニンニクカラメ」は、さすがに無理かもしれませんが・・・。


味覚障害を起こしやすい抗がん剤としてオキサリプラチン、フルオロウラシル、パクリタキセルが有名ですが、パクリタキセルを投与していた約3年間は味覚障害を意識した記憶はほとんどありませんでした。

ところが抗がん剤をFOLFIRINOXに変更以降は「本格的」な味覚障害に悩まされています。

味覚障害をすっかり舐めていました。


抗がん剤はがん細胞だけでなく正常な細胞にもダメージを与えるため、「舌にある味を感じる細胞が傷つく」「味覚神経への影響」により味覚障害が発生するとされています。

特にFOLFIRINOX療法直後から約10日間は症状が酷くて、「何を食べても味を感じられない」だけでなく「苦み・金属味を感じる」など食べること自体が苦痛やストレスになってしまいました。

当然、食欲が大きく落ちて体重も減少してきました。


これは栄養摂取が難しくなっている事態を意味し、「栄養状態悪化→体力(免疫力)低下→がん増殖→全身状態悪化」という負のスパイラルに陥ることが懸念されます。

特に咀嚼しなければならない固形物は受け入れ難く、空腹のはずなのにゲップが出て胸焼けを感じるなど、「これはマズい展開だ!このままでは一気に衰弱してしまう!」との危機感を強めていました。


幸い冷奴、レモン、酢、ヨーグルト、果物などは受け付けるので、妻が探してきた各種栄養補助食品(酵素ドリンク、プロテインバー、大豆食品など)とともに栄養補給に鋭意努めています。

血液検査のアルブミンの数値に当面注視していきます。

次回の血液検査からは、亜鉛の数値を検査項目に追加したので、検査結果に応じて味覚障害に効果があるとされる薬を処方して頂けるようです。


抗がん剤治療中は体力・免疫力が低下しやすいため、十分な栄養とエネルギーの確保が不可欠であり、食べることができるかどうかが、「治療継続の可否」に直結し、特に体重減少(がん悪液質)は、治療効果や生存率にも多大な影響を及ぼすとの認識です。

がん患者にとって、「食べること」は「生きる力」であり、「生きている証し」でもあります。

だからこそ、「食べられない苦しみ」を理解し、「食べられる状態に戻す」為にも抗がん剤の投与サイクルを思い切って変更した次第です。


今週は約1年振りの「抗がん剤投与無しの本当の意味での休薬週」なので、しっかり食べて失った栄養分と体力・体重を取り戻したいところです。