2026年9月29日(火)
今日は全身化学療法(オニバイド)の3回目投与予定日でした。
いつもなら月曜日の投与ですが、主治医(胆膵グループ長)休診のため、臨床腫瘍科の医師に診ていただきました。
とは言っても、これまで何回も診て頂き私の病状・経過についてはよくご存知の先生なので安心感があります。
血液検査の結果も著変ありませんでした。
体調面はfolfirinox療法(特にオキサリプラチン)をやめて、オニバイドに変更したら副作用も軽減されたことを踏まえ、今回より抗がん剤を増量する予定だったことを伝えたところ、主治医から引き継ぎを受けていたようで「今回よりフルドーズ(MAX)に変更していますので、少し副作用の出方が違ってくるかもしれません。」とのことでした。
また、ここにきて国内外で新薬開発・承認の情報が飛び交ってきている昨今の状況を踏まえ、「このままのらりくらりと時間を稼いで、何とか新薬(ダラクソンラシブなど)の投与実現まで粘りたい。」との意向に対しては「その点についてはアグリーです。」と前向きな反応を返して頂きました。
「しばふさんは、見た目もお元気そうなので、その方針でよろしいかと思います。」とのことで、やはり治験や新薬への「挑戦権」を得られるか否かは、医師から見た「見た目の元気さ」も大切だと再認識しました。
診察後、化学療法室ベッドの上で点滴袋を確認したら、実際のオニバイド投与量が120mgであることを知り、私の想像(2割程度の増量)を上回る85mgからの大幅増量で「前回から4割を超える増量か・・・副作用、ちょっと大丈夫かなぁ?」と少し不安になりました。
個人的には2割増かつ「キリのいい」100mg程度かなと予想していました。
4割増となると「別次元の世界」が待ち受けているかもしれませんが、患者である私から言い出したことなので、もう後には引けません、前に進むのみです。
今回は「免疫療法」→「抗がん剤」の流れでしたが、次回は「丸山ワクチン(午前)+免疫療法(午後)」→「抗がん剤」という「3連戦」に挑戦してみようと考えています。
丸山ワクチンは直接がん細胞に攻撃を仕掛けるのではなく、樹状細胞などの「免疫の司令塔」を活性化する作用があるとされています。
ところが抗がん剤の反復投与(骨髄抑制)によりNK細胞などの攻撃部隊が疲弊して、私の免疫が「笛吹けども踊らず」状態に陥ったことで今回がん細胞の増殖(転移)を許した可能性を疑っています。
ですので、丸山ワクチンと免疫療法を同一日に投与することにより、より効果的にがんの増殖を抑える可能性に期待しています。
CIK療法と丸山ワクチンを組み合わせた場合、理論上の「相乗効果」は考えられますが、膵臓がんで実際に効果が証明された臨床データなどは存在しません。
私は5年近い闘病生活を通じて、膵臓がんが暴れはじめて患者に襲いかかる際のスピードと破壊力を目の当たりにしてきました。
まるで誰も止められない「暴走機関車」のようで「ステージ4患者には一切の妥協も例外も認めようとしない」無慈悲ぶりに畏怖の念さえ禁じ得ませんでした。
私の場合、5月のCT検査では何も無かったのに8月の検査で突如出てきた「多発肝転移+両肺転移」については、「複数の重要臓器への同時転移か・・・、これはかなりの「勢い」があるな・・・、とうとう「がんの王様」が本性を剥き出しにする時が来てしまったのかも・・・」というのが正直な心境でした。
食事療法の再開、免疫療法に続き、今回の抗がん剤増量と立て続けに対策を講じてはいますが、果たしてどれほどの効果が期待できるのか皆目見当もつきません。
ただ、11月の検査で病状進行(増悪)というリスクシナリオから逆算すると現時点で何らかの兆候が出てくるはずですが、今のところは思い当たる体調面の変化は起きていないとの認識です。
とにかく11月の「告知後5年間生存」と「勝負の造影CT検査」に向けて「悔いを残さないようにベストを尽くす」だけです。
