今日はT大学病院から紹介されたB病院で4回目(通算98回目)の腹腔内化学療法でした。

前回まで3回連続して投与後発熱したので、今回は「倍速」ではなく、通常の流速(500ml:1時間)で投与してみました。


それよりも、投与直後から鳩尾付近のムカムカ、倦怠感・吐き気が強く、一昨日投与した標準治療(アブゲム)の自己最大投与量より明らかにキツく感じています。

帰宅するなりソファーに身体を預けグロッキー状態です。

検温したところ、やはり38.7度と発熱していました。


白血球(好中球)が月曜日の7000から何故か更に増え、大台10000超えで、主治医も驚いていました。

貧血(赤血球)は相変わらずなので、「骨髄抑制」は発生しているはずなのですが。

炎症マーカーCRPは0.1程度なので、炎症や感染症ではないとの診断ですが、原因が特定できないのは不気味な感じがしています。

いつものパターンですと一晩で平熱に戻るはずなのですが、・・・。


6月末まで93回(31クール)もの同一日ダブル投与を「3勤1休」のペースを堅持して繰り返してきたのが、我ながら信じられません。

もし、「再度同時投与出来ますか?」と聞かれたら、あっさり「とてもムリです。」と答えるでしょう。


病状の進行だけでなく、私自身の体力も落ちてきているのかも知れません。

B病院の主治医も造影CTの増悪については、単純な「抗がん剤の量」の問題ではなく、「耐性(効き目)」の観点からも、今後暫く注意深く見極める必要があるとの所見でした。


もし「効かない」兆候があるということであれば決断を先送りせず、全身状態が悪化して抗がん剤治療が出来なくなってしまう前にセカンドラインであるフォルフィリノックス療法もしくはオニバイドに「スパッ」と切り替えようと考えています。

そのタイミングで腹腔内化学療法についても現在のパクリタキセルからオキサリプラチンに変更をお願いしてみようと考えています。


未だ付き合いの日が浅く、人間関係が構築出来ていない状況下、そのままストレートに「正面突破」で、異例な治療をお願いしても謝絶されることは目に見えているので、B病院の主治医が勤務医としてリスクを感じないような「話の持って行き方」を工夫する必要があります。

その際の「布石」として、「2022年に受けた遺伝子パネル検査で、私のATM遺伝子変異はプラチナ製剤(オキサリプラチン)に対する感受性が高い可能性が示唆されていたこと」を早速、世間話風に振ってみたところ、「その話なら知っています。」との反応でした。


何気ない会話を通じて予め依頼環境を整えておくことは大切ですが、やはりポイントは紹介元であるT大学病院の主治医に理解を得られるか否かだと思っています。


長い付き合いなので私の性格(自己責任でリスクを積極的に取るが、不測の事態が発生してもゴネない)も十分理解して頂いてると思うので、T大学病院の主治医から「何らかの形で側面支援」を得られれば、腹腔内化学療法の抗がん剤を変更出来る可能性はあると考えています。