丸山ワクチン接種開始したこともあり、メンタル的には落ち着きを取り戻しつつありましたが、体調は良くありませんでした。
最大の要因は、癌ではなく、尿管ステントによる痛み、膀胱炎症状と夜間頻尿による睡眠不足が地味に辛く体力を奪われたことです。
尿管ステント交換は脊髄麻酔で行いますが、都度3泊4日の入院を要することも負担でした。
ネットで嵌頓(かんとん)結石をよく調べてみると、近年では新型の軟性尿管鏡が開発され、嵌頓結石でも破砕可能な症例が増えつつあると報告されていました。
そこで泌尿器科を受診した際、まずは単純に「新型の軟性尿管鏡が、この病院に存在するか否か」を確認しようとしたところ、その時対応した研修医は想定外の質問に慌てたのか「問題の本質はそういうことではなくて〜etc」と専門用語を速射砲のように突然連射して煙幕を張ったつもりなのか、もはや日本語として正確に内容を聞き取れず、会話が成立しないため、ついに転院を決意しました。
主治医に他の病院で結石破砕に再挑戦したい旨相談すると、「そうですか。やっぱり、ウチの泌尿器科ではダメですか・・・・。わかりました。紹介状はあちらに頼みにくいでしょうから、私の方で準備しますので、希望の病院が決まりましたら教えて下さい。」と言ってくれました。
早速、自宅から半径30km以内で、症例(手術)件数、治療方針・体制、担当医師の経歴・経験、低侵襲の対外衝撃波結石破砕術が可能かなどのポイントで3つの候補先病院を絞り込み、先ずは第一候補であるSD病院宛に紹介状を書いて頂きました。
泌尿器科の紹介状にも柔軟に対応できる消化器内科医の主治医、医学博士でもあり、とても頼りになり心強く感じました。