昨日、3月13日の山梨日日新聞で、私どもが検証していることが記事として掲載されました。
アドレスはhttp://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/03/13/8.html
時系列で記事が消える恐れがありますので以下に貼り付けておきます。
明野処分場 知事支援団体見直し提言
「赤字明らか、無謀」
横内正明知事の有力支援団体「ふるさと山梨を考える会」は12日までに、横内県政2年間の検証をまとめた。北杜市明野町の廃棄物最終処分場について「多額の赤字が予測される」として、計画変更の必要性を強調。JR甲府駅北口県有地の高度情報化拠点についても計画を見直し、駐車場などへの変更を求めた。同会は横内県政誕生の原動力となっただけに、知事の政策判断にも影響を与えそうだ。
検証では、明野処分場の収支見通しについて「各種データから予測すると20億円前後の赤字が見込まれる」とし、1800万円の最終黒字を見込んでいる県側の事業計画を「無謀と言わざるを得ない」と批判した。
その上で「県費を投入する(明野処分場など)公的関与の処分場より、民間処分場の方が県民に寄与する」と主張。公共関与の処分場整備を中心に進める県に方針転換を求めた。
横内知事が一時凍結を表明した、IT(情報技術)企業を核とした高度情報化拠点に関しては「拠点ビルに生涯学習センターや大学コンソーシアムなどを入居させれば、知事選で反対を表明した、(前知事時代の)新学習拠点と同一になってしまう」などと指摘。併設する県立図書館は計画通り建設を進めるが、拠点計画は見直した上で「駐車場などで有効活用を図るべきだ」としている。
塩漬け状態となっている米倉山ニュータウン造成地(甲府市)を県側が東京電力に無償貸与し、共同で整備する大規模太陽光発電所についても「無償貸与しか活用策がないのか疑問。県民のメリットも感じられない。横内知事はしっかりしてほしい」などと苦言を呈した。
同会は前々回知事選で元警視総監の井上幸彦氏を支持し、2007年知事選では横内知事出馬のきっかけをつくった。今回、知事に厳しい検証結果を突きつけた背景には、「知事が周囲に相談しないまま、重要政策を決定している」(同会幹部)との不満もあるとみられている。
さすがに地元の新聞社さん、詳細に取材していただきありがとうございます。
この記事をお読みくださった方々から「よくやってくれている」というおほめの言葉をずいぶん頂きました。
是は是、非は非という基本姿勢には感服とまでおっしゃる方もいて、少々恥ずかしい気持ちです。
今後が楽しみです。