私が株式投資を始めた当時、
不動産流動化株が全盛期を迎えていました。
1年で株価が何十倍にも膨れ上がった銘柄が続出していて、
雑誌でも何度も特集が組まれ、
数千万、数億円と儲けたトレーダーの
インタビー記事なども掲載されていました。
それを読んで羨ましく思った私は、
何のファンダメンタル的な、テクニカル的な要因、材料が
ある訳でもないのに、
ある不動産流動化株に投資資金のほとんどを突っ込みました。
しかし、、、
雑誌で特集が組まれている時点で、もう遅いんですよね。
買ったはいいが、プラスに転じることなく、
下落するチャートをただ見続けるだけの毎日。
何週間、いや何か月でしょうか、
どうする事もできず、ただ祈るだけの毎日。
ニュースや、掲示板などを見て、
自分にとって都合の良いニュースだけを
ピックアップして読んで、自分を慰めるだけの毎日。
投資資金のほとんどを突っ込んでしまったので、
もう何も手を打つ事ができないんですね。
でも、私は運が良かったといえます。
何のきっかけか忘れましたが、
ようやく株価が上がってきてくれて、
なんとか10%程度の含み損で逃れる事ができました。
これはもう、本当に運が良かったとしか言えません。
10%ほどのマイナスまで株価が上げてくれた事。
そこで決済の為のマウスをクリックする事ができた事。
今思うと全てが "運" です。
ちなみに、その不動産流動化株は今ではとっくに倒産しています。
もしも、10%ほどのマイナスまで株価が上げてくれなかったら、
もしも、欲に目がくらんで決済を遅らせてしまったら、
今の専業トレーダーの私は存在しません。
「感謝」です。
自分を生かしてくれた偶然に感謝です。
勉強のチャンスを与えてくれた偶然に感謝です。