FX(外国為替証拠金取引)を含む通貨の取引は、東京・ニューヨーク・ロンドンの三大市場を中心として行われています。
今年、世界の中国元(人民元)市場でロンドン市場の地位が高まり、ロンドンの銀行が取り扱う人民元建て金融商品の額が飛躍的に増加しているそうです。
(レコードチャイナ「世界人民元市場でロンドンの地位が急上昇—英国」)
これまで中国元(人民元)はFXではマイナー通貨のひとつでしたが、このように三大市場での取扱い高が増えることによって、より取引しやすい通貨となっていくでしょう。
というのは、市場での取引額が増えれば中国元(人民元)の流動性が高まります。
その結果、より多くのFX証券会社が中国元の取扱いに参入しやすい状況が生まれ、より狭いスプレッドや低い手数料が実現されるでしょう。
FX投資家にとっては通貨の選択肢が増えますし、すでに金利スワップなどで中国元を取引している人にとっても有利な条件でトレードすることができるようになります。
鈍化しているとはいえ依然として高い経済成長を続ける中国の、政治的・経済的プレゼンスがこのような「中国元のメジャー化」を推し進めているのでしょう。
FXトレーダーにとって、今後ますます中国元(人民元)は目が離せない通貨になっていくものと考えられます。
