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輸出企業と輸入企業 (7分)
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◆100時間・動画FX教室
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今回、こういった夢のようなシステムを、「魔法の杖」と呼ぶことにします。
まあフォークロアに近いお話しなので、こういった名称が妥当かと…。
詐欺システム販売業者「違ぇーよ!俺のシステムは、勝率99%の上に、利益率も高い、魔法の杖なんだよ!」
こういった反論が出てきました。ではこれも論破しましょう。
カーブフィッティングを行えば、誰でも魔法の杖は作れる
カーブフィッティングとは、都合のいいデータだけを持ってきて、データの検証を繰り返し、一時期だけをつむぐ。
そういった、いわば愚か者がする行為です。
システムを組んだことがある人なら、もしくは懸命なテクニカル分析をしたことがある人ならすぐにわかると思いますが、
優れた(ように見える)システムは、カーブフィッティングを行い、条件を設定すればいくらでも作ることができるわけです。
たとえばある銘柄(日経平均先物でも、USD/JPYでもいいですが)の、
一年間のデータだけを取り出し、売買回数をできるだけ少なく設定する。損切は設定しない。
ここでは仮に、「年に2回トレードを行う」としましょう。ほか条件を細かく設定していけば、
すべての売買で勝てる瞬間は必ず存在する。利益率は少なくてもいい。
極端な話、利益率はたった0.01%でもいい。とにかく、一年間で2回勝てる瞬間が見つかればいいわけです。
これで勝率100%のシステムの完成です。
一年で二回しか売買できない、しかも利益率はたった0.01%。つまり一年間に二回のチャンスをずっと待ち続けた挙句、
ようやく訪れたシグナルが出してくれた利益はすずめの涙…、おっと、その利益は売買手数料で吹っ飛びます。
さて、そんな「魔法の杖」、あなたは使いたいですか?
このような「使うに値しないシステム」であっても、
「勝率99%以上」と呼ぶことができます。言葉の上では誤りではありません。
「違う!俺のシステムはカーブフィッティングなんか行っていない!
しかも、この半年間、ずっとリアルに勝ててるんだ!」
そうですか。では、最後に矛盾点、三点目です。