今宵、淫な夜空に -32ページ目

今宵、淫な夜空に

悲しい夜空を
見上げている
あなたへ

 

 

 

 

 

全裸で子供を抱っこして

 

美術鑑賞している女性。

 

このスレンダーボディと無邪気な振る舞い。

 

彼女の名前はミロ・モアレMiloMoire。

 

スイス出身の芸術家だ。

 

 

 

 

自身の裸体を使ったアートパフォーマンスが彼女の得意とする表現方法なのだが、

 

当然のごとく、ポルノか芸術か賛否両論である。

 

しかし彼女の瞳には迷いがない。見られることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Plop Egg 訳すと たまごウンチ。

 

自身の膣にアクリル絵具やインクなどが入った鶏卵を挿入し、

 

それを生み落としてペイントしていくアートだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衣服の名称をScript (手書き) して街中を全裸で闊歩するパフォーマンス。

 

新しい状況に対応する時、

 

人は過去の経験や知識にあてはめて行動するという定義の

 

心理学スクリプト理論の意味を含んでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのパフォーマンスは、一緒に自撮りましょう、です。

 

ヨーロッパ各地で繰り広げています。

 

その自撮り写真を通して

 

個人のSNSなどで思いを発信し、

 

それによって何かに気付いてもらいたい。

 

そのような願いが、込められている。

 

 

 

 

しかし、この活動はパリとロンドンで2回逮捕されている。

 

しかし、堂々と裸体で撮影に応じるミロの顔は笑顔だ。

 

ミロは刑務所から、私の体は捕獲することができても、

 

表現していきたい心まで、捕らえることはできない。

 

この活動は続けていくと答えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

手を入れられるミラーボックスをまとうパフォーマンス。

 

ミロはメガホンでお触りしてくれる人を募る。

 

こちらは露出ではなく、Touch お触りだ。

 

女性の性的魅力に支配されているということを鏡を通して見なさいという、

 

メッセージなのかもしれない。

 

 

 


ミロ・モアレはベルン大学にて心理学を専攻し、

 

認知と知覚をテーマに研究を行っていた。

 

すでに、修士号を取得している。

 

表現は、ものすごく猥雑であるが、

 

彼女は知的な人なのである。

 

 

 

 

 

パブリックな空間での全裸パフォーマンスは一発で常識というものを

 

破壊するだけのパワーがある。

 

それぞれの活動に深い思想があるわけで、

 

他人が何を言おうと、芸術的活動なのであろう。

 

 

 

「全裸のとき、私はもっともエネルギーを感じ、脳と身体の信号が

とてもスムーズに伝わります。服を着ていると束縛されてしまって、

精神と肉体が解放されない。裸だからこそ、日々の生活の中の刺激を

敏感にキャッチできるのです」

 

たしかに衣服というフィルターや、

 

常識という概念を脱ぎ捨てられれば、

 

言葉にできない爽快感を感じることができるかもしれない。

 

 

にしてもいい体だ。

 

素敵です。