英国に“RockBitch”というバンドが存在した。
アマンダが弾くフレットレスベースの
ブリンブリンした音が印象的なヘビーロックだ。
“RockBitch” メンバーのほとんどが女性だった。
のちに、唯一の男性だった、リードギタリストのビーストは、
プロデュース、マネジメントにまわることに。
最終的に女性メンバーだけとなった。
ステージでの彼女達は、ほぼ裸。
楽器担当メンバーの他にSexSlave(性の奴隷) という
SEXパフォーマンスを行うメンバーがいる。
その性行為をふんだんに取り入れた過激なステージこそが
彼女達の持ち味であった。
その過激なパフォーマンスの数々を紹介したい。
【ゴールデンコンドーム】
客席に放り込まれたコンドームをゲットした観客は
バックステージにてメンバーと性交できる。
RockBitch の悪名を世に知らしめた代表的なステージだ。
男性だけではなく、女性もOKだ。
【SexSlave(性の奴隷)】
ステージ上にて
メンバーから愛撫をうけつづける裸のSexSlave(性の奴隷)。
演奏中でも
メンバー同士、局部をさわり合い、舐め合う。
ライブで愛撫。
興奮して、パンツを脱ぎ捨て、全裸のまま客席にダイブ。
もはや衣服など、この場に必要ないと錯覚してしまうかのようだ。
【ヘッドペニス】
ペニスバンドを観客の頭のかぶせ、
陰部に挿入しながらギターをプレイする。
ベイブは、快感に酔いしれながらギタープレイ。
ぬいたり、
さしたり、
弾いたり、
喘いだり・・・。
【フィストファック】
ギターのベイブが観客におしりを向けている。
もちろん丸出しだ。
メンバーが手を高らかに上げ、
1フィンガー挿入、2フィンガー挿入、3フィンガー挿入・・・。
観客はただただ凝視するのみ。
【SM】
演奏の合間に鞭にうたれ喘ぎ、
見るものをカオスの世界にいざなう。
マイクをもって歌いながら、
メンバー、やセックススレイブに
鞭をふりおろす。
ボーカルのジュリーワーランドは、
儀式をしきる祭祀といったところか。
【聖水】
ギターのベイブが、ドラムセットの位置から
下でかまえているボーカルのジュリーワーランドにむけて放尿。
尿聖餐と彼女達は言う。
ジュリーはおしっこを口に含み、これぞ聖水よと言わんばかりに
観客に向け吹きかけるのだ。
しかし、これらパフォーマンスによって悪名を上げ、
ライブを断られることに。
まあ、いくら性開放の進んでるヨーロッパでもここまでいくとね。
彼女たちは、このパフォーマンスを
儀式と表した。
メンバー全員フェミニストコミュニティに属しており、
一緒に生活をともにしている。
そのコミューンはフランスにある。
バンドメンバー以外にも多数の女性が存在しており、
SEXを神聖なものとしている。
一夫一婦制を良きものとはしていない。
SEXに罪悪感など持つ必要はない!
性欲=罪というイメージをもつ従来の宗教を全面的に否定する。
女性として授かった器官をフルに堪能し合いメンバー同士で絡み合う。
もちろん同性愛者でもあり異性愛者でもある。
実に仲が良い。
自由に快感を味わい、
生きている喜びを感じることこそ、
人間を創造した神へのオマージュとういところだろうか。
Fistfuck (フィストファック)
Sex and Devil (セックスと悪魔)
Nun`tCunt (修道女のお●んこ)
SlaveSex (セックスの奴隷)
Nymphomaniac (男狂い)
などの意味深な曲もこのコミューンにてつくられたものだ。

SEXは子孫繁栄だけのものではない。
SEXを楽しむことは悪ではない。
できれば複数の人と快楽を共有し合おう。
SEXを用いて彼女達は人生を謳歌する。
いままでの価値観など私たちには必要ない。
アリスクーパーやイギーポップが好きな彼女達は
ロックの衝動を借りて
思いを高らかに唄うのだった。
唯一のスタジオアルバム「モーター駆動ビンボ」
残念ながらRockBitchは2002年に活動を停止してしまった。
その後ほぼ同じメンバーで、MT-TVやSyrenとして活動をつづける。
しかし過激で性的なパフォーマンスは行わなくなった。
そして、ドラマーであったジョアンHeeLeyは
2012年1月11日に乳がんのため他界。
RockBitch の復活はなくなってしまった。合掌。
メンバーみな
今もコミューンにて生活しているようだ。
歳をかさねた彼女たちは、
ひっそりと
性の儀式をつづけているのであろう。

