今回のコラムは以下記事の後編です。

前編をお読みいただいた上で是非今回の記事をお読みください。

 

 

 

 

スキルシェアという第二の選択

FXで勝てるようになったら、十分にあなたの手法は有効性が高いと言えます。

その頃には、恐らく経済的余裕を求めることは無いかと思います。

というのもFXがあれば、いつでも資産を増やすことができるという大きな余裕があり、尚且つ既にある程度の余裕のある生活を送れているはずです。

仮に経済面ではまだだったとしても気持ち的な余裕は間違いなく、それまでよりはあるはず。

 

そこで次に感じるのが、承認欲求です。

「第三者を喜ばせたい」

 

FXは言ってしまえば個人プレイです。黙々と一人で研究し、地道な作業を行い結果を出せた時には自分ひとりで喜び、それを繰り返します。もちろん私が喜ぶ姿を見て家族や仲間も喜んでくれますが、FX自体には正直それ以上の発展はありません。

ひたすら繰り返すだけです。

 

また、たとえ話になりますが、遠い星へ一瞬にして行けるワープホールを発明したとします。その星はまさに楽園で不自由のない暮らしが送れる場所。そんな星へ、あなたはそのワープホールを使って地球から行き来出来ます。

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誰もが先ずは家族(恋人)や親族、親しい友人、仲間を連れて行こうと思うでしょう。

そして、その星での生活に慣れてくると次に、日々不満を抱えながら苦労した生活を送っている人達を連れていきたいという気持ちが芽生えます。

同時に自分の発明を褒められたい、感謝されたい、喜ばせたい、といった欲求が生まれ、ワープホールを広めようと思い始めます。

しかし、当然酷評する人や、そういう行為に対し、嫌悪感を示す人もいます。

その人達をわざわざ連れて行こうとは思わないと思います。

それに私の場合は、どんなにそれを必要としている人がいたとしても、苦労して完成させた発明品を無償で提供する程、心が広くありません。しっかりと価値を認め、それに対し自分へ利益を与えてくれる人に提供してあげたい。

そういった思いを実現できるのがスキルシェアサービスです。

今回はワープホールというツールで例えましたが、

その名のとおりスキルをシェアできるサービスですので、発明品ではなくスキルでも大丈夫です。

 

実際に私は以上の理由から、自分のスキルをノウハウとしてPDFにまとめたり、もっと実践的に活用できるようにツールとして完成させて、それらをココナラで販売しております。

今読んでいただいているこの記事も、私だから書けるノウハウをコンテンツとしてまとめた結果です。


ココナラで販売するメリット

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現時点で私はそれらをココナラでしか販売しておりません。

他のプラットフォームを利用しない理由は、自分のサービスに価値を持たせるためです。

 

世の中に数多ある商品やサービス。 もしあなたが欲しいものが、どこに行っても手に入る「量産品」だったらどうでしょうか。

もちろん、それはそれで便利で、多くの人が手に取れるという良さがありますが、そこに特別な「希少性」や「価値」を感じることは少ないかもしれません。

 

あるお店にしかない一点物の作品や、特定の場所でしか手に入らない限定品。私たちはそこに、他にはない特別な魅力を感じ、その商品が持つストーリーや背景に惹かれます。「ここでしか買えない」という事実が、そのモノの価値をぐっと高めると私は考えています。


無形商材における「限定性」の追求

 

私が提供しているのはノウハウ、つまり無形商材です。 形あるものとは異なり、デジタルデータとして「いくらでも複製が可能」という特性を持っているため「ココナラだけで販売することに、果たして限定的な価値はあるのだろうか?」という疑問を抱く方もいるかもしれません。物理的な希少性は、確かにありません。

だからこそ、これ以上希少性を下げないためにプラットフォームを限定しています。

それに、販売チャネルが増えれば、面倒なやり取りや管理も増えます。

※これらはあくまでも私の個人的な考えです。

 

もしあなたが「兎に角売れる機会を増やしたい」「可能な限り金儲けをしたい」と思うのであれば複数の販売チャネルを持つというのも選択肢としては良いかもしれません。

 

実際に多くのプラットフォームで同様のFX商材を販売している方もいると聞きます。

しかし、前提として私がここで説明しているのは「FXノウハウの販売」に関してです。言い換えれば「お金の稼ぎ方の販売」です。

つまり当然それを販売する人はFXでお稼ぎいただけている人となるはずです。それは経済的にも、必至に売る必要が全くない人

 

もちろん自分の発明品を出すからには、私もそれが「多くの人の目に留まる機会が増えること」を望んでいます。

そもそも購入されなければ「自分の発明を褒められたい、感謝されたい、喜ばせたい」といった欲求は満たされません。

だからそれなりに宣伝は行いますが、わざわざ面倒なことを増やして、更に希少性を下げてまで多くのチャネルで販売するメリットを私は感じません。

あなたがFX商材を販売する上で自分のプロダクトに価値を持たせたいのであれば、販売チャネルは増やさないことをお勧めします。

 

それから、私が販売チャネルとしてココナラを選んだ理由は単純に「スキルシェアと言えば」のイメージがあったからです。

 

実際には多くのメリットがあります。以下参考までにまとめてます。

 

・集客の手間が省ける(一定のユーザーベースがある): ココナラは知名度が高く、多くのユーザーがサービスを探しに訪れます。そのため、自分でゼロから集客を行う必要が少なく、サービスを出品すれば、ココナラ内で検索されたり、おすすめ表示されたりすることで顧客の目に触れる機会が増えます。特に、初期費用や月額費用がかからないため、手軽に販売を始めたい人にとっては大きなメリットです。

 

・決済やトラブル対応をココナラに任せられる: 個人間で取引を行う場合、金銭のやり取りやトラブル(支払い遅延など)が発生する可能性がありますが、ココナラが仲介に入ることで、決済システムや金銭トラブルへの対策がしっかりしています。これにより、出品者はサービス提供に集中できます。実際に私はこれまで売り上げの入金でトラブルが起きたこともありません。

 

・多様なスキルが出品されている: ココナラは、イラスト、デザイン、ライティング、Web制作、占い、悩み相談、オンラインレッスンなど、非常に幅広いジャンルのスキルが出品されています。そのため、ニッチなスキルであっても需要を見つけやすいです。

 

・実績を積みやすい: 最初は低価格でサービスを提供することで、レビューや実績を積み上げることもできます。実績が増えれば信頼性が向上し、高単価の案件を獲得しやすくなるようです。※私は始めから高単価商材しか出しておりませんが。

 

・営業不要の出品方式: ココナラは「スキルを出品する」形式なので、営業活動が苦手な人でも、需要のあるスキルを出品しておけば比較的購入されます。


スキルを販売するまでの流れ

あなたがFXで本当に収益を積み上げられていて

安定して勝てている手法を確立できているのであれば、先ずはそれを形にすると良いでしょう。

Microsoft WordやPowerPoint等に自身で作りあげた手法をガイドブックのようにまとめます。今回私が書いているこの記事のように体験談をベースに書くと分かりやすくまとめられます。

 

絶対に行ってはならないのは手法に関して「嘘を書くこと」です。当たり前のことですが、例えば勝率9割超えの手法であるなら、それを最低限、証明できなくてはなりません。そこへ辿りつくまでのストーリーは多少であれば盛っても良いと思いますが、手法そのものが偽りであってはそれは「詐欺」と変わりありません。

未来のことに絶対はないので、この先も同じ勝率を維持できるかは誰も保証できません。でも過去の結果は100%の事実でしかないので、

その結果を見て購入者は自由に購入判断するのが健全な流れだと私は思っています。

勝率9割超えは「例え」で書きましたが、8割超えでも十分に手法としての有効性があると思います。実際に安定して勝率8割以上を出せる手法は希少性があります。

ひと月、3カ月、半年、一年といった感じで、どれか特定の期間を検証し、高勝率を出せた事実があれば、それを公式な記録として公開すると良いでしょう。でも期間や検証回数は当然多い方が良いです。

どれだけ偽りなく検証結果を出していると言っても、1回や1週間のみの検証結果だったり、3戦しかしておらず全勝したから、100%と謳ってしまったら、誰も購入しようとは思いません。

 

私が現在販売している高精度エクセルFX予測ツール『FXHPPT』はトレード頻度が年に1つの通貨ペアに対し20回程度です。

20回中19勝で95%の勝率という結果を見せていますが、これだけだと少ないように思われるでしょう。

しかし先ず、FXにおいて20回中19回勝つことは容易ではなく、更に私は複数の通貨ペアで、様々な期間での実際の検証結果を見せて勝率を証明しております。

更に実際にどれだけの利益幅があったかも、そのまま見せており、その結果が数千pipsにも及んでいるため、希少性を十分に示せているのです。

仮にあなたの手法が1年に3戦全勝というものだったとしても、それがあらゆる通貨ペアで有効であり、その3勝で大きな利益を上げられていて、尚且つ30年間に渡り全て全勝という記録を伸ばせていたら、希少性は非常に高く、間違いなくその手法をお金を出してでも知りたい人がいるでしょう。

 

それから「嘘を書くこと」の他に、やってはいけないことは、

誰かが作った手法を転売することです。これも当たり前ですが、基本的にアレンジを加えて販売することも行ってはいけません。

 

ただ、他者の手法からヒントを得て自分で本当に見つけた条件から組み立てた手法であるなら、自信を持ってあなたのノウハウとして販売して良いと思います。

例えば私が先ほど一例で、以下チャートからの気付きを書きました。

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日足チャートを見て、陰線(青)が2つ以上連続で続いてから次の足で陽線(赤)となっている箇所をご覧ください。その陽線(赤)が一つ前の陰線(青)の安値を下回っていない限り、次の足は前の陽線(赤)の高値を超える、つまり陽線(赤)の終わり値に買いを仕込めば、利益を得られるということに気付きます。

この段階では手法というにはまだ検証が全然足りていないので、ヒントに過ぎません。だから、あなたなりに色々な角度から検証を行い、インジケーター等と組み合わせて自分の手法として作り上げることも可能です。

しかし、世の中には、このヒントの段階で、勝てる手法だと売ってしまう自称プロトレーダーがいるのも事実です。

むしろそちらの割合の方が多いから、未だに勝てている人が増えないのです。

あなたがもし自分の手法を販売するのであれば、十分な検証を行い、それを公表できる状態に先ずはしてください。


具体的に販売するために必要な考え方について

ここまでスキルシェアに関するノウハウを色々説明しましたが

正直なところ、FX手法サービスは「手ごろな価格」で尚且つ「勝てそう」と思わせる紹介文さえあれば、「ヒントの段階」をまとめたものであっても売れててしまうのが実情です。

むしろ「ヒントの段階」の方が幻想を抱かせやすく、実際に購入した人は「この手法は凄い!」と思ってしまうものです。

その理由は、精度を追及していない分、今見えている情報のみで判断するしかないため、それが合っていれば納得感を得られるからです。

私は過去にFX指導をした生徒さんからこれまで購入した商材を実際にいくつも見せて貰ったことがあり、そのようなケースが多いことを知りました。

 

「本当だ!この法則は使えそうだ」

 

先程の「私の気付き」と実際のチャートを照らし合わせた時にこんな風に感じませんでしたか。

例えば去年も一昨年も、6月の3週目の月曜日が雨だったから、「6月3週目月曜日は雨となる」と言っているようなものです。日本ではその時期は梅雨のシーズン真っ只中ですので雨の可能性は高まります。根拠はそれしかありません。でも実際にそれが今年も続いたら、凄い法則のように捉えられます。

FXのチャートではもっと凄いと思わせる気付きが沢山あります。

インジケーター等を使えば、これは凄い発見なのではないかと思うことも多々あるでしょう。でも冷静に分析してみると、その勝率はそんなに高くなかったり、一見8割近くの勝率はあるけれど、それはあくまで今年や一昨年に、偶々ある条件がプラスで揃っていたからであって、それが無ければ実は全く有効ではなかったなんてこともよくあります。

でも購入者は大抵、その結果が出る前にレビュー(評価)をしてくれます。特にノウハウ提供サービスの場合は、「勝てるようになるまで指導します」みたいな形態が多く購入者にとって、その販売者は「先生」です。それも自分が高いお金を出してお願いした先生。

その先生にもし嫌われてしまったら「勝てるようにはなれない=購入代金が無駄になる」と思うことでしょう。だから必然的に、良い評価を入れざるを得ない状況がそこに生まれます。もし悪い評価をしてその「先生」に嫌われてしまったら、親身になってもらえないかもしれない、今後のやり取りも気まずくなりそう、そういった考えに陥ります。

販売者はそこを要領よく操り、高評価を量産させることができます。

最初に書いた「手ごろな価格」で尚且つ「勝てそう」と思わせる紹介文、更にそこに「高評価」という信憑性のある情報が加わることで、質に関係なく人気のサービスが完成するわけです。

販売者にとってはそれによってお金稼ぎができるので、私が今書いた内容はこれから販売する人にとって、ある意味非常に有益な情報かもしれませんが、

私は少なくともこの記事を読まれている方には、それをやって欲しくないからこそ、敢えてここで教えております。

例え売れるからといって「ヒントの段階」で販売するようなことは絶対にしないでください。

また、今後購入者側としてもその知識を持っておくことで、本当に有益な手法か見極めることが出来ると思います。


FXで本当に勝てる人が増える=持続可能な余裕を持つ人が増えることでのメリット

FXで勝てる人が増えることは、実はあなたにとっても多くのメリットがあります。

 

まず、勝てるトレーダーが増えることで、経済全体が安定します。成功するトレーダーが増えると、投資活動が活発化し、市場の流動性が高まります。これにより、経済の活性化が促され、企業の成長や雇用の創出につながるのです。経済が安定すれば、私たちの生活も安定し、消費が促進されることで、国として成長が期待できます。

 

次に、税収の増加も重要なポイントです。多くのトレーダーが成功することで、その人達が得る利益に対して課税されるため、国の税収が増加します。この増加した税収は、公共サービスやインフラの整備に使われ、国民全体の生活の質を向上させることにつながります。結果として、私たち自身や子供たちの世代がその恩恵を受けることができるのです。※それはあくまで政府がしっかりと理想的な使われ方をした場合の話ですが。

 

さらに、勝てるトレーダーが増えることで、日本の金融市場が国際的に評価されるようになります。これにより、外国からの投資が増え、経済全体の成長が加速します。この国際的な評価は、私たちが取引を行う際の環境を改善し、新たなビジネスチャンスを生む要因となります。

 

そして、社会的信頼の向上もあります。

多くの人が成功することで、FX市場に対する信頼が高まり、投資に対するポジティブなイメージが広がります。これが結果的に、より多くの人々が投資に参加するきっかけとなり、FXというコミュニティがさらに活性化します。

 

このように、勝てるトレーダーを増やすことは、国全体に大きなメリットがあり、そして、その結果として私たち自身にも多くの恩恵が返ってくるのです。

だからこそ、自分自身が本当に勝てている状態=持続可能な余裕を手に入れられた時に、初めて手法の販売を検討してください

 

 

仮に自分の手法で年にFXで10万円稼げたとします。勝率は80%です。

収益規模としては少ないですが、恐らくそれはロットやレバレッジを低く、言い換えれば堅実的にお稼ぎになられたからの結果かと思います。事実として年に10万円稼げる手法であるなら、最初の段階で資金面に余裕のある人であればロットを増やすことで100万円稼げる可能性もある手法ということになります。

それだけで十分価値のあるサービスになります。

投資は大金を得られそうなイメージを持たれがちですが、重要なのは儲けた額ではなく勝率であり、トータルでちゃんと利益が出せているかです。

 

残念ながら前述のとおり、「勝てそう」と思わせる紹介文や良いレビューを沢山用意できたら、実際には本人が勝ち続けていない手法であっても売れてしまいますし、値段が手ごろであれば、金額設定の高い本物の手法よりも売れてしまいます。

実際に、FX商材のサービスで「凄い手法で確かな手応えを感じました」みたいな称賛のコメントを入れていたユーザーが、数か月後に全く別の販売者が出しているFX商材サービスにも「ようやく良い商材に巡り合えました」みたいなコメントを入れているケースをよく見かけます。

冷静に考えてみてください。他のジャンルと違いFX商材サービスを買う目的は「勝てるようになること」ただ1つです。それが達成出来ているならわざわざ別の商材を新たに買う必要がないと思いませんか。

 

私が現在販売している高精度エクセルFX予測ツール『FXHPPT』の販売価格は10万円です。

一般的には手軽に買える価格設定ではないかもしれません。

 

 

私のサービスよりも、もっと安く、簡単に勝てると謳われた商材は沢山あります。トレード機会も私の手法よりも多いものが一杯あるでしょう。

でも、私のサービスは事実として高勝率で実際に稼げていることを偽りなく明かしています。

そういうサービスであれば、販売価格が高くても、そこに価値を感じて購入してくださる人が必ずいます。

自分のプロダクトに自信を持ち、自分自身がそれに対し、価値を感じていれば、あとは共感してくれる人が来るのを待てば良いです。

販売している時点で、既に持続可能な余裕を持っている状態ですから、何も焦る必要はありません。

 

スキルシェアは、FXという「いつでも稼げる」余裕にプラスで、自分が生み出した手法の価値に共感してくれた人を良い方向へ導け、その結果感謝され、対価も得られ、結果的に日本の未来にも貢献できる、これら多くのメリットを派生させることができる手段だと思います。


最後に(まとめ)

今回の記事の冒頭で、

 

私であれば直ぐにFXを使って残りの生活費を確保します

 

と書きました。

ここの矛盾に気付かれた方もいらっしゃると思いますが、直ぐにFXを使って残りの生活費を確保できるのであれば、10万円が足りないなんて状況に陥ることが先ず有り得ません。

持続可能な余裕」を理解なされた方であれば、その状況にならないように今から意識されることでしょう。そして当然これを読まれているということは、FXを行おうとしている人、もしくは既に行っている人だと思います。

つまり、FXは非常にリスクがあり、そのような切羽詰まった状況では絶対に手を出してはいけない行為であると重々理解なされていると思っています。

 

冒頭の内容はそんな人たちへのメッセージでもあります。

最悪のケースでもFXは使える」ではなく「そうならないようにFXを今のうちに持続可能な余裕にするための取り組みをすべき」ということです。

 

何をやっても安定して勝つことが出来ない、だから余裕がない、そんな人がすべきことこそ、手法の確立だと私は考えます。

これまで勝てる手法を只管探していたと思いますが、正直言って本当に勝てている手法は極僅かです。他の記事でも書きましたが、そもそも勝ち続けているトレーダーが少ないと言われているのに、様々な種類の勝てる手法が沢山売られているのは明らかに矛盾していると思いませんか。

だから手法を探すのではなく、過去チャートから先ずは気づきを探すことをお勧めしております。

そして気づいた部分があれば、繰り返しそれが有効な条件なのか検証を行ってください。100回分、同じ条件で有効性が確認出来たら、更に別の時期(年代)でも検証を行ってください。

その中で条件が崩れる場合のパターンを見つけ、その理由を徹底的に調べてください。(例:その時の経済ニュースを検索して確認するのも良いでしょう)

そうやって完成したロジックを、デモトレード(実際のチャート)で何度も検証し安定して勝てることが分かった時に、ようやく自分の手法として確立します。

あとは勝率を意識して実践で絶対にその確立した手法のルールを崩さないことです。(例:勝率8割なら2割分は負けます。負けた時に自分の手法を疑うのではなく、その負けがその手法の中の負けパターンに含まれているか確認してください。もし想定外の負けであるなら、再度検証に戻って有効性を一から検証してください)

これまで色々な手法を買われた方なら、それらをヒントとして、その中で自分が有効だと感じたトレード条件を徹底的に検証から始めてみても良いと思います。

そして、今回の記事では第2の持続可能な余裕となるスキルシェアサービスの活用に関しても紹介いたしました。

この部分もきっと夢が広がったかもしれませんが、もし「楽に稼げる」という認識を持たれていたら、それは大きな誤解です。

そこに辿り着くまでに、勝つための研究努力があって、本当に有効性のある手法を見つけることが出来て、それを実証出来たからこその副産物です。

 

ヒントの段階」で売れてしまうことへの実情についても明かしましたが、過去に「勝てる」と信じて色々な手法を買われて失敗を繰り返してきた方であれば、それがどれだけ購入者を苦しめる行為か十分に理解できていると思います。経験している側なら、例え楽に稼げる方法だったとしても、購入者を苦しめる行為を行おうとはならないと信じています。

でも中にはそれを無意識に行ってしまう人も少なくないので警鐘を鳴らすという意味で敢えて実情も載せております。

私も含め未来の勝率を保証することはできません。購入者はその上で、判断します。だからこそ、過去の結果は偽りなく示す必要があるのです。


 

先程書いたとおり、勝ち続けられる人が増えることは回り回って自分にもメリットを齎しますが一方で手法を広めることにはデメリットもございます。

 

もし多くのトレーダーが同じ有効な手法を知ってしまうと、その手法の効果が薄れる可能性があります。市場参加者が同じ手法を使うことで、相場の動きが変わり、かつて有効だった手法が通用しなくなる恐れがあります。そうなれば自分自身も利益を上げるのが難しくなり、競争が激しくなると、勝率が高い手法でも利益が減少してしまいます。

だから本当に勝率の高い手法を持っていて特に今も専業でやられている方は基本的にそれを広めようとはしません。

私も、もし今も専業でFXをやっていたら、手法を販売しようとは思わなかったかもしれません。

 

私の場合は自分で生み出した数ある手法の中でも、ほんの一部に閉じて「誰でも実践可能」としたものを販売しております。

特に安定して高い勝率を上げられている『高精度エクセル予測ツールFXHPPT』に関しては、手法は明かしておらず、あくまでもツールとしての提供となっております。

万が一広くこのツールが出回ったとしても、1通貨ペアにつき年に20回程度のトレードに限定された手法のため、市場全体に与える影響は少なく、他のトレーダーの行動による影響も比較的限定的と言えます。

 

手法を広めることには、このようにメリットとデメリットが存在します。個々のトレーダーとしては、自身の手法がどれだけ強力であっても、市場の動きや他のトレーダーの行動に影響を与える可能性があるため、その兼ね合いを慎重に考える必要があります。

最終的には、あなたがどのような価値を重視するかによって判断が変わってくるでしょう。

 

決して安易に「第2の持続可能な余裕」を手に入れようとは思わず、先ずは第1の持続可能な余裕を手に入れることに集中してみてください。

 

※この記事で紹介しているスキルシェアサービスに関するアドバイスはFX商材に閉じた話です。他ジャンルであれば全く当てはまらない内容も含みますので、お間違えないように。

 

私はこれまでのブログやサービスページ等で口癖のように、「未来のことに絶対はない」と書いております。

今回この記事で書いたことも、その通りに行うことで、絶対にうまく行くという保証はありません。ですが、もしあなたがこれまで持っていなかった新たな考え方をこの記事を通じて持つことができたなら、きっと持続可能な余裕に近づけているはずです。

あなたがこの記事をきっかけに近い将来それを完璧に手に入れられる時が来ることを祈っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。