先日公開したコラムでは、中身が不透明な情報商材の危険性に触れ、その上で「本当に片手間に稼げる最も現実的な方法」としてFX(外国為替証拠金取引)を紹介しました。
FXと聞くと、「難しそう」「リスクが高そう」といったイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、FX自体は「稼げる」ことの信憑性と可能性が非常に高いことで知られています。中身が不透明で、購入するまでどうやって稼ぐのか全く分からないような情報商材とは違い、その仕組みは明確です。
世界中の投資家が日々取引している、確立された金融商品であるからこそ、しっかりとした知識と戦略があれば、真偽不明な情報商材とは一線を画す確かな可能性を秘めています。
▼情報商材の実態とFXの本質、そして可能性について書いた先日のコラムは以下です。是非こちらも御目通し下さい。
さて今回の記事では、そんなFXでこれから稼いでいきたいと考えていらっしゃる方に向けて新たなにリリースした【高性能FXシミュレーションツール『FXHSST』】の特徴や使い方についてまとめました。
高性能FXシミュレーションツール『FXHSST』とは何か
説明に入る前に、今回紹介するツールと関連した高精度FX予測ツール『FXHPPT』(以下FXHPPT)について少し触れておきます。
2025年1月からココナラで販売しているFXHPPTは、FXのスキル、経験問わず誰もが同じ結果を得られ、それでいて高勝率を繰り返し実証している画期的なツールです。
オフィスワーカーの多くが普段から仕事で使っているMicrosoft Excel ファイルで構成しており、ヒストリカルデータをコピーして指定のセルに貼り付けるだけで高精度な予測結果が表示される仕組みとなっています。
そのため、冒頭でもお書きした真偽不明な情報商材とは違い、「何をするのか」そして「実際にそれを使って得られる成果」を偽りが不可能な方法を用いて公表している点で、「FXで稼げる」可能性を明確に示せております。
「誰もがスキル、経験問わず」と書きしましたが、もちろんFX自体を全く知らない人や、トレードを全くやったことがない人がいきなりFXHPPTを使い熟すことは難しいでしょう。当たり前のことですが、未経験で何かを始める時に、攻略法を先に見たり使ったりする人はいませんよね。
基本的な用語やトレードのやり方など、最低限の知識を学んでおくことはFXを行う上で絶対条件と言えます。
このご時世、「FXとは?」や「FX 始め方」などWeb検索すれば、いくらでも丁寧に解説されたページや動画が見つかると思います。それらから基本的な知識を得ること自体は余り難しくないと思います。
前回のコラムや今回の記事でFXについて初めて知った方は先ずは、それらを行って基本的な知識を身につけることをお勧めします。
もちろん用語を全部覚える必要はありません。手法も色々なものが存在しますが、それらを身につけておく必要もありません。
世の中には本当に勝てるのか真偽不明なものが多いので、もし覚ておきたい場合は代表的なテクニカル分析(フィボナッチ・リトレースメントやMACD、ボリンジャーバンド、RSI、移動平均線など)を学ぶと良いでしょう。
国内の証券会社や銀行などが初心者向けに出しているページなどを読んだ上で多少実践的な記事を参考にすることをお勧めします。
そうやって、ある程度知識を得られたら、早速実践へ移ろうと思われるかもしれません。
その段階で役立つのが、今回新たにリリースした高性能FXシミュレーションツール『FXHSST』(以下FXHSST)です。
FXHPPTと同様にMicrosoft Excel ファイルで構成しており
ヒストリカルデータを用いて、過去の自由な日付を選択してリアルなチャートを使って疑似トレードが行えます。
疑似トレードと言えばFXをゲーム感覚で体験できるものが証券会社(FX会社)のアプリなどで出ておりますが、その多くは任意の日付指定はできず、ランダムで展開された相場に対して制限のある中で架空の資金を使って疑似的にトレードを行うことができます。証券会社(FX会社)の意向としては当然ユーザーにFXを行って欲しい=自社で口座開設をしてほしいわけですから、デモの段階では初心者でも利益が出しやすい設計になっている場合がほとんです。
例えば本来必要な設定(レバレッジ、Lot、口座種類など)は無く、スプレッドも気にせず、単に「買い」か「売り」かを選ぶだけ、そして1分足や5分足といった短期時間足のみで行える場合が多く、インディケーターやラインも使えないため、運任せの博打を行うようなものです。
一方で、FXHSSTはヒストリカルデータを基に疑似トレードを行いたい日付を選択し、その時のチャートを基に予測を立てることで、本物の結果から実際の利益や損失を検証(シミュレート)することができます。
更にレバレッジやロット、スプレッド、口座タイプ(ロット単位)の指定が可能なため、実際に日本円でいくらの儲けや損失が出たかもトレード毎に見ることができ、実際のトレードと同じ損益感覚を体験できます。
そしてFXHSSTを使用する大きなメリットは簡易予測が付いていることです。
疑似トレードを行う上で、初心者であれば今の相場が「買い目線」なのか「売り目線」なのか判断するのは難しいしょう。
既出のFXHPPTのような高精度な予測とまではいきませんが、指定した時点の日付の相場が「買い目線」なのか「売り目線」なのかが表示されるため、
FXで勝つために重要な判断力を鍛えられ、尚且つ現時点の予測も簡易的に行うことができます。
※注意
あくまでも目線を表しているだけなので、例え「買い目線」と表示があっても、必ずしも買いが正解とは限りません。トレンド転換期などが重なった場合は「買い目線」の表示でありながらも、大きく下落することもあります。
もう一つのメリットは、予め設定したレバレッジやロット、スプレッド、口座タイプ(ロット単位)に紐づけて、もし高精度予測ツール『FXHPPT』を使って予測をしていた場合の最大利益を表示することが出来る点です。
例えば検証の中で、仮にFXHPPTを使っていたら、この場面で最大いくらの儲けが出ていたかをpipsではなく日本円の利益額で表示させることができるため
実際のFXHPPTの予測精度を同時に体感することが出来ます。FXHPPTの購入を検討している方にとって大変参考になるでしょう。
FXHSSTの使い方
それではここからはFXHSSTの使い方をご説明します。
当サービスはFXHPPTと同様に購入後の「想像していたものと違った」という認識のズレを限りなく無くすため、使い方から特徴、メリット・デメリットまで全てを事前に明かしております。
購入検討の際は必ず当記事を全てお読みの上ご判断をお願いいたします。
先ず納品時は以下のExcelファイルを開いてください。こちらが本製品(ツール)のFXHSSTになります。

開けたら、先ずはヒストリカルデータを準備します。ご購入前に用意出来ていると良いです。
そもそもヒストリカルデータとは何か
ヒストリカルデータは過去の市場価格や取引データのことで、各FX会社が無料提供しており、インターネット上で検索すれば簡単に手に入ります。
こんな感じのCSV形式ファイルです↓

ヒストリカルデータには金融市場の情報が時間と共に記録されており、価格や取引量といった実際にその時点で市場で起こった出来事が反映されているため、後から変更されることはありません。
FXHPPT、FXHSST共に、この第三者機関が提供しているヒストリカルデータを読み込ませることで、自動計算された結果(予測)が表示される仕組みとなっております。要するに誰もが手に入れることができる共通な情報であるため、偽りの結果を示すことは不可能ということになります。
読み込ませるヒストリカルデータの配置は上のCSV形式ファイルの画像例のように必ず以下の順でお願いします。
A列: 日付
B列: 時間
C列: 始値
D列: 高値
E列: 安値
F列: 終値
G列: 出来高
この並びでない場合は当ツールは正しく機能しませんのでご注意ください。
MT4(MetaTrader 4)からのダウンロードであれば、デフォルトでこの配列となっています。
補足:MT4(MetaTrader 4)とは
FX(外国為替証拠金取引)やその他の金融商品の取引に使われる、MetaQuotes社が開発した無料の取引プラットフォームです。世界中のトレーダーに利用されており、特に自動売買(EA)機能や豊富なテクニカル指標を活用したチャート分析が人気です。ちなみにMT5(MetaTrader 5)もありますが、今回はそちらの説明は省きます。
ヒストリカルデータのダウンロードから貼り付けまで
MT4やヒストリカルデータについてさっぱり分からない人のために、今回はダウンロードまでの手順も解説いたします。
既にご準備出来ている方はこちらの章は飛ばしてください。
先ずFXトレードを始めるにあたり、口座を開設(無料)する必要があります。
国内・国外問わず俗に言う「FX会社」が多数存在しますので、その中から自分に合っていると思う会社を選び、口座開設を行ってください。
「最新版おすすめFX会社」や「初心者向けお勧めFX口座開設」などランキング形式でFX会社を紹介しているウェブサイトも少なくないので、それらを参考に自分に合った口座開設先を見つけるのも良いかもしれません。
ちなみに国内のFX会社の場合は投資家保護の観点から金融庁が定めたルールに則りレバレッジは最大で25倍までです。
一方で海外のFX会社はレバレッジ500倍や1000倍、それ以上も可能な会社が多数存在しております。
補足:レバレッジとは
「てこの原理」を意味する言葉で、少ない自分の資金で、その何倍もの金額を動かして取引できる仕組みのことです。
FXでは、この仕組みによって、自己資金以上の大きな取引が可能になります。
たとえば、あなたの手元に10万円の資金(証拠金)があれば、レバレッジが25倍の場合、最大で250万円分の取引ができるようになります。
このようにレバレッジを使うと、
・少額の資金からでも取引を始められる
・為替が少し動いただけでも、大きな利益を狙える
というメリットがあります。
しかし、その一方で、予想が外れて相場が逆方向に動いた場合は、レバレッジをかけた分だけ損失も大きくなるというデメリットを忘れてはいけません。
FX会社を選ぶ上で、MT4(MetaTrader 4)に対応しているかをご確認下さい。有名な会社であれば、大抵はMT4(MetaTrader 4)だけでなくMT5(MetaTrader 5)のどちらにも対応しております。
口座開設方法はそれぞれのFX会社の手順に従ってください。
基本的に無料で行え、特に海外のFX会社の場合は、口座開設するだけで、トレードに使えるボーナスが日本円で3千円から2万円程度貰えるキャンペーンを行っているところもあるので、そちらを使うことで自己資金0からFXを始めることも可能です。
但しボーナス自体は引き出しが出来ないケースがほとんどで、ボーナスを使って利益を出せて、尚且つ大抵は一定の条件を満たせた時に利益分のみを引き出すことが出来ます。
以下に国内・海外それぞれのメリット・デメリットを簡単にまとめておりますので口座開設先選びの参考にしてみてください。
国内FX業者のメリット・デメリット
▼メリット
●信託保全の義務化: 顧客の資金とFX会社の資金が分別管理されており、FX会社が破綻しても資金は全額保護されます。
●低スプレッド: 競争が激しいため、主要な通貨ペアのスプレッド(取引手数料)が海外FX業者に比べて狭い(低い)傾向にあります。
●取引ツールの充実: 日本人向けに開発された使いやすい高機能な取引ツールやアプリが豊富に揃っています。
●安心の日本語サポート: 日本語でのサポート体制が整っており、安心して利用できます。
●税制が有利: FXの利益は「申告分離課税」の対象となり、税率が一律20.315%です。雑所得として他の所得と合算されないため、確定申告が比較的シンプルです。
▼デメリット
●レバレッジが最大25倍: 少ない資金で大きな利益を狙うハイレバレッジ取引はできません。
●ゼロカットシステムがない: 証拠金以上の損失が出た場合、「追証(追加証拠金)」として追加で入金する必要があります。相場の急変動で借金を抱えるリスクがあります。
●ロスカット水準が高い: 多くの業者で、証拠金維持率が一定水準を下回ると強制決済されるロスカットが発動します。レバレッジを高く設定すると、少しの値動きでロスカットに遭いやすくなります。
海外FX会社のメリット・デメリット
▼メリット
●高レバレッジ: 数百倍から数千倍という高いレバレッジでの取引が可能です。少ない資金で大きな取引ができ、ハイリターンを狙えます。
●ゼロカットシステム: 多くの海外FX会社が採用しており、証拠金以上の損失が発生した場合、それをFX会社が負担してくれます。そのため、借金を抱えるリスクがありません。
●多様なボーナス: 口座開設や入金時にボーナスがもらえるキャンペーンが多く、自己資金以上の取引が可能です。
●多様な金融商品: FXだけでなく、暗号資産、株価指数、商品など、幅広い金融商品を取り扱っていることが多いです。
▼デメリット
●安全性への懸念: 国内業者と異なり、日本の金融庁の認可を受けていないため、信託保全の義務がありません。業者選びには注意が必要です。
●税制が不利: FXの利益は「総合課税」となり、他の所得と合算されて累進課税が適用されます。利益が大きいほど税率が高くなり、最大で55%に達することもあります。
●スプレッドが広い傾向: 高レバレッジやボーナスを提供している分、取引コストであるスプレッドが国内業者より広い傾向があります。
●日本語サポートが不十分な場合がある: 業者によっては日本語サポートがなかったり、対応が遅かったりする場合があります。
※これらは独自の見解も含めているので間違っている部分もあるかもしれません。例外もあることを予めご理解の上参考にしてください
因みに私は以前から公表しておりますとおり、XM /XMTrading (エックスエム)を使っており、FXHPPTやFXHSSTで行っている検証は全てこのXMのスタンダード口座からダウンロードしたヒストリカルデータによるものです。
XMは、最大1000倍のハイレバレッジと、追証なしのゼロカットシステム、そして豊富なボーナスキャンペーンが魅力で、初心者から上級者まで幅広いトレーダーに選ばれている海外FX会社です。以上参考まで。
使用するFX会社が決まり、口座開設が完了したら
早速、使用するFX会社のページからMT4(MetaTrader 4)をダウンロードし、ご自身のパソコンにインストールを行ってください。
MT4にはスマホ専用アプリもあるようですが、私は使ったことがないため、その後のヒストリカルデータのダウンロードまで行えるか分かりません。従ってパソコンベースで説明を続けていきます。
インストールが完了したら、MT4を起動し、左上の「ファイル」から「取引口座にログイン」を選択します。次に、口座開設したFX会社から提供されている口座番号(ログインID)、パスワード、サーバー情報を入力し、「ログイン」をクリックします。※この辺りのやり方は各FX会社の案内に従えば特に難しくはないと思います。
無事に口座連携が完了できたら、
気配置一覧から表示させたい通貨ペアを選びます。
もし以下のような気配置ウィンドウが見当たらない場合は左上の表示から、気配置表示を押してください。

それぞれ、どれがどの通貨ペアなのかは基本知識なのでご自身で御調べください。FXHPPT及びFXHSSTを使う上では、以下3つを抑えていれば問題ないかと思います。
▼GBP/JPY
正式名称: Great Britain Pound / Japan Yen
和訳: ポンド円
▼EUR/JPY
正式名称: Euro / Japan Yen
和訳: ユーロ円
▼USD/JPY
正式名称: United States Dollar / Japan Yen
和訳: ドル円
今回はポンド円を表示させてみます。
気配置一覧からGBP/JPYを押してそのまま右のチャート画面にドラッグしましょう。するとポンド円の現在のチャートが表示されます。
色やサイズ等のカスタマイズはお好みで行ってください。
やり方は特に難しくないので、ここでは割愛します。

表示が出来たら日足を押して表示させます。
チャート左上のD1が日足(Day1)です。H4が4時間足(Hour4)、W1が週足(Week1)といった感じで選択が可能です。

日足を表示した状態で左上のファイルから「名前を付けて保存」を押して任意の場所に保存してください。

CSVファイルが保存できたと思います。
このファイルが日足のヒストリカルデータです。
保存した時点の最新のデータとなりますので、
FXHPPTやFXHSSTに読み込ませる際は、その都度上書き保存して、
最新のデータをツールに貼り付けるようにしましょう。
以上がダウンロードまでの手順となります。
FXHSSTにヒストリカルデータを読み込ませる
それでは準備ができたヒストリカルデータを早速FXHSSTで読み込んでみます。FXHSST.xlsxを開いたら、左下のタブから「貼り付け」シートを選びます。

次に先ほど保存(ダウンロード)したヒストリカルデータ(CSVファイル)を開き、左上の角を押して全てのセルを選択した状態にしてコピー(Ctrl+C)をします。

FXHSSTの「貼付け」シートで同様に左上の角を押して全選択した状態で右クリックしメニューから「値」貼付けを押します。
※下の参考画像で赤い丸で囲っているのが値貼付けです。
もしこの表示が出てこない場合はCSV側のコピーがしっかりと出来ていない可能性が高いため、再度コピーした状態にしてみてください。貼付ける前にコピー元のCSVファイルを閉じてしまうとコピー状態が解消され、この表示は出ませんので注意してください。

以下の参考画像のように貼付けができたらFXHSSTへの読み込ませは完了です。
補足:高精度予測ツールFXHPPTでは全選択ではなく1000行分のデータに絞って指定のセルに貼り付ける流れとなりますので、この部分のみ、やや手順が異なります。

FXHSSTの見方と使い方
左下のタブから「シミュレート」シートを表示させると以下のUI(ユーザーインターフェース)が出てきます。
最初に、納品時にお送りする暗号キーを下の画像例の赤い丸で囲った箇所に入力してください。正しく入力が出来ていないとFXHSSTは動きません。

入力が完了するとチャートや各種データが反映されます。
※複雑な数式が膨大な数、組み込まれていますので毎回読み込みに多少時間が掛かる場合がございます。

続きは以下後編記事へ↓



