今まで述べてきたことを総合すると、ある結論が導かれます。それは、勝率は問題とはならないということです。
10回の取引のうち9回を最小限のストップ・ロスでマイナスに終わらせても、1回の取引が大きなトレンドを当てることで、それまでの9回のマイナスを埋め合わせてくれる可能性が十分にあるからです。


それを理解しない投資家は、1回1回の取引で全て勝たなければならないと考えがちです。


そして、損切りすべき時に損切りしなかったり、方向が間違っている可能性が高いのにナンピンしたり・・・(ナンピンとは自分のポジションの悪いコストを薄めるためにポジションをさらに増やし平均を取ろうとする行動のこと)。


勝率なんて関係ないのです♪



「絶対儲かる方法」はこの世に存在しない。これが投資の哲学の基本に無ければなりません。
相場を経験すればするほど、勝ち続けることが不可能であることに気がつくはずです。
大事なのは、トレンドを掴み切れていない時に損失を最小限にすることと、トレンドを掴んだ時に小さな利益で終わらせないことなのです。


ファンダメンタルズをしっかり分析することで、適正なレベルにストップ・ロス・オーダーを置いておくことができ、それができると利益を最大化することが可能になります。
「自分はテクニカル分析派だから、ファンダメンタルズは関係ない」というのは偏った考え方です。ファンダメンタルズを如何に見るかは、ポジションを取った後のエッセンスとなります。