日銀の追加利上げ予測と米利下げ観測に注目!ドル円の行方は? 合計 +93万円 | FXで日給100万円 カルロス上杉

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外国為替、必勝トレード日記


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再度クロス円を売れば利益の上がる一週間でしたが、利益を取り逃してしまいました。

トランプ前大統領の、ビットコイン国家備蓄戦略で盛り上がったビットコインが7万ドルを一気に突破していくかと考えましたが、7万ドル近辺から大きく売り込まれる展開となってしまいました。

ハリス氏リードが伝えられる中、トランプトレードの巻き返しに加え、中東イスラエルVSイランが戦争に入るとの警戒から暗号通貨に大きな売りが入った模様。

中東に関しては、今年4月の緊張でも暗号通貨が売り込まれていますので、中東の緊張イコール暗号通貨の売りプレッシャーになるという構図は、今後も考えておかなければいけませんね。






今後の注目は以下。



① 日銀の年内追加利上げを7割弱が予想、最多は12月の44%-サーベイ

・植田総裁のタカ派発言が市場の見通しに大きく影響、9月予想はゼロ
・0.25%に引き上げた政策金利、24年末の予想0.5%・25年末は0.75%

 日本銀行が7月31日の金融政策決定会合で3月以来の利上げを決め、植田和男総裁が記者会見で今後も利上げを続ける姿勢を明確にした中で、7割弱のエコノミストは年内の追加利上げを予想している。

 ブルームバーグが1日に実施した特別調査によると、回答した41人のエコノミストのうち68%が、政策金利の無担保コール翌日物金利を年内に0.25%程度からさらに引き上げると見込んでいる。最多は12月の44%で、次いで10月が24%。9月との回答はなかった。20%は来年1月の利上げを予想している。

(出所:Bloomberg)

日銀がついに利上げへ踏み切ったことで、ドル円は146円台まで大きく下落。ドル円は今後も戻り売りを狙っていく予定。




② パウエル議長、利下げは「9月のFOMC」で選択肢になる可能性も

・FF金利の誘導目標レンジは5.25-5.5%、8会合連続で据え置き
・「2大責務の両面のリスクに留意する」-FOMC声明

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、9月にも利下げに動く可能性があるとの見解を示した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は、7月30-31両日に開催した定例会合で、主要政策金利を約20年ぶり高水準で据え置くことを決定した。据え置きは8会合連続。

  パウエル議長は会合後の記者会見で「問題となるのは、データの全体像や変化する見通し、リスクバランスがインフレに対する確信の強まり、そして堅調な労働市場の維持と整合するかどうかだ」と指摘。「そのテストが満たされれば、早ければ次回9月の会合で政策金利の引き下げが選択肢となり得る」と述べた。

  ただ0.5ポイントの利下げ見通しに関する質問には、「現時点で考えているものではない」と回答した。

  フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは5.25-5.5%。据え置きの決定は全会一致だった。

  FOMCは声明の文言に複数の修正を加えた。これまでの声明はインフレリスクにのみ焦点を合わせていたが、今回は「2大責務の両面のリスクに留意する」との文言に変更された。

(出所:Bloomberg)

9月利下げを織り込んで、引き続き米ドル売りが続いていくと想定。米ドル売り目線継続。





各通貨の注目ポイントは以下。


米ドル(USD):中立から売り
ドル円は、日米の金融政策の方向性の違いから上値の重い展開が続くと予想されます。日銀は7月30-31日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%に引き上げ、2025年度末までの長期国債買い入れの減額計画を発表しました。この決定は事前に予想されていたものの、植田日銀総裁のタカ派寄りの発言が市場に大きな影響を与えました。総裁は「経済・物価見通しが実現すれば、引き続き政策金利を引き上げる」と述べ、追加利上げの可能性に言及しました。

一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が据え置かれましたが、パウエルFRB議長が「9月FOMCで利下げが選択肢になる可能性がある」と述べ、米国の利下げ観測が高まっています。7月の米ISM製造業景況指数が低水準を記録し、利下げ期待が一段と強まっています。来週発表される米重要指標は少なく、ISM非製造業指数のみとなるため、米利下げ期待を覆す材料が乏しい状況です。

日本円(JPY):中立から買い
日銀の金融政策決定会合での利上げ決定と植田総裁のタカ派発言により、円高が急速に進んでいます。総裁は金利の上限について「特に意識していない」と述べ、政策金利はまだ中立金利(1.0%)より低い水準にあると発言しました。これにより、円キャリートレードの巻き戻しが活発化し、円高が進む可能性が高まっています。

ユーロ(EUR):中立
ユーロドルは米利下げ観測から下値が堅い展開が続くと予想されます。ただし、米景気の不透明感や日銀の政策転換によるリスクオフムードが高まっているため、ユーロの上値は限られそうです。来週はユーロ圏の消費者物価指数(HICP)速報値に注目が集まります。

豪ドル(AUD):中立から買い
豪ドルは神経質な展開が予想されます。5-6日に豪準備銀行(RBA)の金融政策理事会が予定されており、市場の注目を集めます。インフレ指標が鈍化しているため、今回も利上げは見送られると予想されていますが、声明文でタカ派姿勢が維持されるかどうかがポイントです。豪ドルは対ドルで買い方向、対円では売り方向へと進む可能性があります。

ニュージーランドドル(NZD):中立から売り
NZドルは7日に発表される4-6月期の雇用統計に注目が集まりますが、翌週の14日にはNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策公表が控えているため、手控えムードが広がりそうです。NZドルは引き続き軟調な動きが予想されます。

南アフリカランド(ZAR):中立から売り
南アフリカランドは対円を中心に伸び悩む動きが予想されます。6月のCPIでインフレが落ち着きつつあることが確認され、SARBの9月利下げが織り込まれています。日銀の利上げ観測がZARの上値を抑える要因となっています。

英ポンド(GBP):中立から売り
ポンドは不安定な動きが続くと予想されます。英中銀(BOE)は1日に政策金利を5.25%から5.00%に引き下げましたが、MPC投票は僅差で、金利の落着きどころやスピードについて具体的なガイダンスは示されませんでした。ベイリー総裁は今後の利下げについて慎重な姿勢を示しており、ポンドの方向感は掴みづらい状況です。

カナダドル(CAD):中立から売り
カナダドルは金利先安観の高まりが重しとなります。カナダ中銀(BOC)は政策金利を引き下げており、今後も利下げが続く可能性が高いと見られています。9日発表の7月雇用統計が注目されますが、6月データでは失業率が高水準に達しており、カナダ経済の低調な現状から景気後退の懸念が高まっています。

来週も日米の金融政策や主要経済指標に注目し、市場の動向を見極める必要があります。






その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓

日銀の追加利上げ予測と米利下げ観測に注目!ドル円の行方は? 合計 +93万円(+6,359 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年8月5日~

https://youtu.be/a6qMl-oYlOs ・・・続き情報