FX市場の展望:円安継続か?米CPIとパウエル発言で動向注視! 合計 +1,157万円/週 | FXで日給100万円 カルロス上杉

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外国為替、必勝トレード日記

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暗号通貨以外は、上手く乗りこなすことができた一週間でした。

1日からのFX市場は、米雇用統計の発表とドル円の動向に大きな注目が集まりました。ドル円は米インフレ指標を受けた利下げの思惑で大きく上下する展開となりましたが、円安の基調は根強く、下値は堅く推移しています。日本円に関しては大きな買いが入れば、その後の戻り売りを狙っていく予定。



今後の注目は以下。



① 米CPI、FRB議長の議会証言に注目

 来週の注目点は11日の6月米消費者物価指数(CPI)。前回5月CPIは市場予想をわずかに下回る結果となったものの、米金利見通しが大きく変化することはなかった。現時点では、9月会合での利下げ確率は6割程度、12月会合での利下げは4割程度と、市場は依然として利下げについて完全には織り込めていない状況となっており、CPIの結果次第で大きく見通しが変化する可能性が残されている。

 また、円相場に関しては対ドルのみならず、その他通貨に対しても歴史的な安値を更新しているなか、政府・日銀からは口先のけん制はあるものの、何ら円安対策を講じておらず、海外勢を中心に円先安観が全く衰えていない。このような状況で仮に為替介入を行ったとしても、効果が一時的となる可能性はさらに高まっている。

 なお、来週は米CPI以外にも、9日に上院の銀行委員会、10日に下院金融サービス委員会でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が金融政策に関する半期に一度の証言を行うため、発言内容に注目したい。また、12日には6月卸売物価指数(PPI)や7月ミシガン大学消費者態度指数・速報値の発表も予定されている。

(出所:Trader's web)

利下げへの思惑が高まっている中で、11日の米CPIには大注目。ここでインフレが落ち着いている兆候が見えれば、米ドル売りがさらに加速するでしょう。




② NZ準備銀行(RBNZ)声明文に注目

NZでは10日にNZ準備銀行(RBNZ)の金融政策委員会(MPC)が開催される。政策金利は現在の5.50%で据え置かれる見込みで、声明文の内容に注目が集まるだろう。RBNZは前回の「経済見通し」で消費者物価インフレ率は今年の年末までにRBNZの目標である1-3%の範囲内に戻ると予想。この予想に基づいて利下げの開始時期を2025年7-9月期と想定しているが、市場ではより早期の利下げ開始を予想する声も根強く、今回の声明文から金融政策のヒントを改めて探りたいところだ。なお、今回のMPCでは新たな「経済見通し」の発表は予定されていない。

(出所:外為オンライン)

声明文次第で、上下どちらにも動く可能性があるでしょう。流れを見て柔軟にエントリーしていく予定。






各通貨の注目ポイントは以下。


米ドル(USD):中立から買い
来週の注目点は11日の6月米消費者物価指数(CPI)です。5月のCPIは市場予想をわずかに下回ったものの、米金利見通しに大きな変化はありませんでした。現時点で9月会合での利下げ確率は6割程度、12月会合での利下げ確率は4割程度で、市場は依然として利下げを完全に織り込んでいません。CPIの結果次第で見通しが大きく変わる可能性があります。また、パウエルFRB議長の証言やPPI、ミシガン大学消費者態度指数の発表にも注目です。

日本円(JPY):売り
円相場は対ドルだけでなく、他の通貨に対しても歴史的な安値を更新しています。政府・日銀からの口先介入はあるものの、実際の対策は講じられておらず、円安観が強いです。為替介入が行われても効果は一時的と見られており、円先安観が続いています。

ユーロ(EUR):中立
ユーロはフランス国民議会選挙の決選投票を睨んだ神経質な展開が予想されます。国民連合(RN)が第一回目投票でトップとなったものの、与党と左派連合が候補を一本化しており、RNの過半数獲得の可能性は低くなりました。ただし、ハングパーラメントとなれば、政局不安が意識されるでしょう。

豪ドル(AUD):買い
豪ドルは底堅い展開が予想されます。RBAは金利を据え置きましたが、インフレの上振れリスクに警戒しています。豪州は基調的インフレが上昇傾向にあり、次回理事会での再利上げ予想が増えています。金利先物市場での次回利上げ織り込み度は30%程度ですが、今後のデータ次第で注目が集まるでしょう。

ニュージーランドドル(NZD):中立
NZでは10日にRBNZの金融政策委員会が開催されます。政策金利は5.50%で据え置かれる見込みで、声明文の内容が注目されます。RBNZは利下げ開始時期を2025年7-9月期としていますが、市場では早期の利下げ開始を予想する声もあります。

南アフリカランド(ZAR):中立
南アフリカランドは神経質な動きが続くでしょう。新内閣の成立がポジティブな材料ですが、影響は一時的でした。来週は主な経済指標の発表はありませんが、翌週にSARBのMPCが控えているため、金融政策をにらんだ動きにシフトする可能性があります。

英ポンド(GBP):中立から買い
ポンドは週半ばまで、総選挙の結果を受けた英国やフランスの政局を見定める展開となりそうです。労働党が14年ぶりに政権を奪取する見込みですが、具体的な議席数に注目が集まります。選挙結果次第でリスクセンチメントに変化があるでしょう。

カナダドル(CAD):中立
カナダドルは週前半、6月雇用統計の影響を引きずりそうです。インフレ指標の上振れにより、追加利下げ期待は減退しています。週後半では、米国の6月インフレ指標が重要視され、結果次第でドル相場の方向感が定まるでしょう。





その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓

FX市場の展望:円安継続か?米CPIとパウエル発言で動向注視! 合計 +1,157万円( +71,982 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年7月8日~

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