--- 大口座 -1,460万円(-92,780 USD) 小口座 -562万円(-35,751 USD)
米ドルの流れに大きく振り回されてしまい大きなマイナスで終了の一週間でした。
米PPIが低下していたため、これを機にゴールドの買い、AUDUSDの買いという形で大きく米ドル売りに傾けましたが、これが反転しロスカット。
その後も、日銀金融決定会合後の日本円に動きに乗ろうとしかけたものがすべてロスカット。6月前半の収益をほぼすべて飛ばしてしまいました。
トレードを続けていると、大きなロスもつきものですが、これは確率的に仕方が無い事ですので、めげずに淡々とトレードを続けていきたいと思います。
今後の注目は以下。
① 国債買い入れ減額、日銀総裁「相応の規模に」 7月利上げ排除せず
日銀の植田和男総裁は14日、金融政策決定会合後の記者会見で、長期国債の買い入れについて「減額する以上は相応の規模になる」との考えを示した。具体的な減額の幅やペース、枠組みは「市場参加者の意見も確認しながら、しっかりした減額計画を作っていきたい」と語った。一方で、次回7月の決定会合での利上げの可能性について、経済・物価情勢次第で「当然あり得る」と語った。
(出所:Reuters)
国債買い入れ減額発表で、円安が進んだものの、植田和男総裁会見で円高に振れる乱高下。一時的には、160円台への上昇を抑えられたものの、このまま下落するかは未知数。レンジ傾向に終始すると想定。
② FOMCは金利据え置き、24年利下げ予想1回に減少-来年は4回
米連邦公開市場委員会(FOMC)は、2024年の利下げ回数についてわずか1回と予想し、2025年により多くの利下げを行うとの見通しを示した。インフレ抑制のため、政策金利を高水準で長期間維持するという方針が浮き彫りとなった。3月のFOMCでは年内の利下げを3回と予想していた。
FOMC声明:2%インフレ目標に向けては緩慢なる一段の進展
FOMCは6月11-12両日に開催した定例会合で、主要政策金利を据え置くことを決定した。決定は全会一致。金利据え置きは7会合連続となる。フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは5.25-5.5%。
FOMC参加者の予測中央値によれば、25年に4回の利下げを予想。利下げ回数は従来予想(3回)から増えた。
(出所:Bloomberg)
今年の利下げ回数が1回へ減ったことから、短期的には米ドル買いが出て来るでしょうが、米CPIの低下と来年の利下げ回数を考えると中長期では、米ドル売りが出やすい環境になってきたと考えています。米ドルは、まだ柔軟に売り買いしていきますが、夏以降は、米ドル売り一辺倒になるだろうと想定。
各通貨の注目ポイントは以下。
米ドル(USD)
米国の5月小売売上高は、前月比0.3%の改善が見込まれており、予想通りならばドル買い要因となります。
ユーロ(EUR)
フランス下院選挙への警戒感から上値が重い展開が予想されます。6月のZEW景況指数やユーロ圏製造業・サービス業PMI速報値に注目が集まりますが、欧州の政情不安によりユーロの上値は限定的です。
日本円(JPY)
日本の5月コア消費者物価指数(CPI)と21日に発表予定の「骨太の方針」に注目が集まっています。岸田首相が円安抑制策を示唆しているため、「レパトリ減税策」の可能性が警戒されています。具体的な抑制策が出なければ円売り圧力が強まりますが、158円台に乗せた場合には通貨当局の介入が懸念されます。
ポンド(GBP)
ポンドは底堅い動きが続いていますが、来週のBOE金融政策会合に注目が集まります。政策金利は据え置きが見込まれていますが、総選挙後のインフレ抑制や利下げ主張の変化が焦点です。また、5月消費者物価指数(CPI)の結果にも注目されています。
カナダドル(CAD)
カナダ中銀(BOC)の7月会合での追加利下げが注目されています。5月失業率の上昇と賃金の伸びにより、利下げ期待が後退する可能性があります。市場では利下げと据え置きの予想が拮抗しています。来週は5月住宅着工件数や4月小売売上高の発表が予定されています。
豪ドル(AUD)
堅調な動きが予想されます。対ドルでは米金利の低下、対円では円売り意欲の強さ、そして豪州のインフレ高止まりが豪ドルを支える。17-18日のRBA理事会に注目。4月のCPI上昇を受けて利上げの可能性があり、声明文の内容に警戒が必要です。
ニュージーランドドル(NZD)
NZドルは上昇傾向。来週の1-3月期経常収支とGDPの結果次第でさらに上昇する可能性があります。
その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓
日銀金融決定会合後の日本円乱高下!今後の展望と戦略は? 合計 -2,023万円( -128,531 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年6月17日~
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