超え」もあり得るかもしれない。イラン、もしくはその代理勢力が近日中にイスラエルに大規模攻撃を仕掛けるとの警戒感も高まっている。ホルムズ海峡が封鎖される可能性も出ているほか、イスラエルと国交を結んでいるアラブ首長国連邦(UAE)の石油関連施設が標的にされる懸念もある。
(出所:JBpress)
日本の原油輸入量に占める中東地域の割合(中東依存度)は90%以上。これを考えれば、この原油価格の高騰が、最近神経質になっている日本円に影響を与える可能性も高いでしょう。原油高からインフレが進むと考えると、円高圧力。日銀の介入も見据えて、日本円は買い目線。
加えて、リスク回避のゴールドにみ買いが集まっており、史上最高値2400ドル超え。こちらも買い目線ですが、週末には高値から100ドル近く急落しており、週明けはさらに調整が出て来ると想定。
② 米コアCPI、3カ月連続で上振れ-米利下げ後ずれの可能性
3月の米消費者物価指数(CPI)統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が3カ月連続で市場予想を上回る伸びとなった。インフレ圧力が再度強まっていることを示唆しており、今年見込まれている米利下げ開始が後ずれする可能性がある。
JPモルガン・アセット・マネジメントのチーフ・グローバル・ストラテジスト、デービッド・ケリー氏は「6月利下げの扉が激しく閉まる音が聞こえた。これでその可能性は完全に消えた」とブルームバーグテレビジョンで述べた。
(出所:Bloomberg)
米利下げ予想は、9月スタートへ後退。米ドル高はまだ根強く残ると想定。
③ 香港のビットコイン現物ETF、中国から巨額資金流入の見込み
香港当局が来週月曜日にも暗号資産(仮想通貨)ビットコインとイーサリアムの現物ETFの上場申請を承認する見込みが浮上。ブルームバーグが12日に報じた。
今週の報道では「最初の承認は来週にも発表される」とされていたが、より具体的な日程が判明した形だ。
仮に香港で承認された場合、ビットコイン・イーサETFを提供するアジア初の都市となり、日本やシンガポール、韓国などの規制当局が今後判断する上で重要な事例となりうる。
報道によると、中国の資産運用会社Harvest Fund Management Companyの子会社、およびBosera Asset Management Co.とHashKey Capitalによるパートナーシップも、ビットコインとイーサリアムETFの発行者として運営する承認を得る見込みだ。
HashKey Capitalは4月6日にBosera Internationalとの戦略的パートナーシップを公表したばかりだった。
HashKeyの最高経営責任者であるLivio Weng氏は今週金曜日に、オンチェーンステーキングの問題が解決されれば、イーサの現物ETFの承認は近いと述べていた。
(出所:coinpost)
香港のビットコイン現物ETFで、中国本土から最大250億米ドルの流入が期待されています。ビットコイン半減期を控え神経質な時期ですが、これが、ビットコインの一つのサポート材料にもなると想定。
その他、詳しいところは長くなるので、動画の中で↓
米国のインフレとゴールド価格の上昇トレンド分析 合計 +1,568万円(+102,318 USD)/週 カルロス上杉 FX週間予報 2024年4月15日~
https://youtu.be/9TclSr2UF5Q ・・・続き情報