アジアに長いこといると髪がのびる。当然、床屋に行く。概して料金が安い。日本円で200円位からだろうか。
バンコクでの初めての床屋は、小さな路地の薄汚れた店だった。ガイドブックの会話集から必要な単語を引っ張り出し、メモに書いてドギマギして行ったが難なく終わった。
当時、エイズが流行っていた事もあり、カミソリの刃を替えなかった事に一抹の不安を覚えた。
マレーシア・ペナン島の床屋では笑いの連続だった。言葉もろくに通じてもいないのにだ。
終わって、ふと鏡に映る自分を見ると表情が良て髪がよく見える。、髪型だけ良ければいいという物じゃないと思った。それは、バリ島でもそうだった。バリ人はお喋り好きだ。
マニュアル通りに髪を切るのではなく、アートとしてその人に合う髪型を創造していく感じ。
ネパールでは「もう少し料金を上乗せしてくれ」と泣きそうな顔で懇願された。バリ島は当然という感じで料金を請求してくる
そうして床屋を後にし、私は各国のビザの取得の為の写真を撮りに行く。
おわり
