フィボナッチ級数は13世紀のイタリアの数学者である
レオナルド・フィボナッチが発見したもので、
「隣り合った2つの数字の和をつなげて作られる数列」というものを
フィボナッチ指数(フィボナッチ級数)といい、
ウサギの出生率、木の枝に葉がはえる成長過程や、
カタツムリの殻の渦の広がり方など、
多くの生物の生長パターンが1.618の比率で成長することを発見しました。
1.618や0.618、0.382という数値は、
「フィボナッチ級数」または「黄金分割比」といわれるものです。
後にエリオット波動理論の基礎となりました。
フィボナッチ級数は、各テクニカル指標の変数に使用したり、
サイクルに応用したりとFX相場にも色々な形で応用されてきました。
相場は前の動きに対しある一定の比率で
押し(戻し)の動きを示すことはよく知られています。
その相場の押しや戻りの目標価格を推測する手法として、
フィボナッチリトレースメントが使われます。
FXでフィボナッチを応用した引き方を行う場合は、
目標価格の推測ということで、次のような目標値を算出するのに、便利です。
・上昇相場のときに、一旦下がる時、どこまで下がるかの目標値(押し目)
・下降相場のときに、一旦上がる時、どこまで上がるかの目標値(戻り)
・レンジブレイクの際にどこまで上昇(下降)するかの目標値
フィボナッチの引き方は、任意の直近の高値・安値に
0・100のフィボのラインを引き、押し目買いや戻りの目標値の算出をします。
戻しの幅は、23.6%、38.3%、50.0%、61.8%、76.4%とされています。
トレンドの勢いが強い場合は38.2%、勢いが弱い場合には61.8%、
半値戻しの50%となります。
フィボナッチを引く時の注意点としては、
チャート上のどこの高値・安値を結んでフィボを引くかによって、
分析が全く違ってくるので、フィボのラインとして、
どこを選ぶかというのがポイントになります。
多くのトレーダーがここを意識するだろうと思える高値・安値、
又は前日の4本値(始値・高値・安値・終値)の高安に
ラインを引いてみると良いかもしれません。