グランビルの8法則のうち以下の条件を載せる

❶移動平均線が長期下落の後、株価がこの移動平均線を上抜いたとき
❷上昇中の移動平均線を株価が下回っても、移動平均線の上昇に変化がないとき
❺移動平均線が長期上昇の後、株価がこの移動平均線を下回ったとき
❻下降中の移動平均線を株価が上回っても、移動平均線の下降に変化がないとき

 

まず「いつ判断するか」(重要)

EAは値動きがあるたびに動けますが、このEAは売買判断を 1日1回だけに制限しています。

  • 1日の中で何回も売買すると、同じ条件で何回も注文してしまう恐れがある

  • なので「今日の判断は1回だけ」と決めている

✅ 結果:日足(D1:Daily=1日足)ベースで、毎日1回だけエントリー判定をするEAです。


取引する前のチェック(スプレッド)

最初に スプレッド(Spread:買値と売値の差) が広すぎないか確認します。

  • スプレッドが広いと、エントリーした瞬間から不利になりやすい

  • だから「スプレッドが一定以上なら今日は取引しない」としています


次に「相場がトレンドかどうか」を判定する

このEAは「適当な時に売買」しません。
まず 25MAがはっきり上向きか下向きか を確認します。

① 25MAが10日連続で上昇しているか

  • 10日間ずっと、毎日少しずつでも上がっているなら
    上昇トレンド と判断

② 25MAが10日連続で下降しているか

  • 10日間ずっと、毎日少しずつでも下がっているなら
    下降トレンド と判断

さらに「トレンドが弱い(ほぼ横ばい)」を避けるために、
移動平均線の傾き(Slope:角度・上がり下がりの勢い) もチェックします。

  • 上向きでも傾きが弱い → トレンドとして扱わない

  • 下向きでも傾きが弱い → トレンドとして扱わない

✅ 結果:レンジ(横ばい)を避けて、トレンドが強い時だけ取引する狙いです。


次に「どのタイミングで買う/売るか」

このEAは グランビルの法則(Granville’s Rules)
①②⑤⑥を使います。

ここでの「価格」とは基本的に 前日のローソク足(Candle:1日分の値動き) を見ています。


売買ルール(❶❷❺❻)

⑤:上昇トレンド中に、価格が25MAを下へ抜けたら「売り」

  • 25MAが上昇トレンドのとき

  • 価格が移動平均線を上から下に抜けた(下抜け)

  • さらに前日の足が下げの勢いを持つ形(陰線:終値<始値)
    売りで入る

これは「上昇が終わって下落に入りそう」な場面を狙います。


①:下降トレンド中に、価格が25MAを上へ抜けたら「買い」

  • 25MAが下降トレンドのとき

  • 価格が移動平均線を下から上に抜けた(上抜け)

  • さらに前日の足が上げの勢いを持つ形(陽線:終値>始値)
    買いで入る

これは「下落が終わって上昇に入りそう」な場面を狙います。


②:上昇トレンド中、MAを割らずにヒゲで触れて反発したら「買い」

これは「押し目買い」です。

  • 25MAが上昇トレンドのとき

  • 価格が下がってきて、いったんMA付近まで触れる(ヒゲでタッチ)

  • でも終値はMAより上で終わる(MAを下回っていない)

  • さらに陽線で終わる(反発の勢いがある)
    買いで入る

✅ 「割ってない押し目」だけを狙うので、ダマシを減らす目的があります。


⑥:下降トレンド中、MAを超えずにヒゲで触れて反落したら「売り」

これは「戻り売り」です。

  • 25MAが下降トレンドのとき

  • 価格が上がってきて、いったんMA付近まで触れる(ヒゲでタッチ)

  • でも終値はMAより下で終わる(MAを上回っていない)

  • さらに陰線で終わる(反落の勢いがある)
    売りで入る


❷❻には「飛び乗り防止」もある

押し目・戻りは「MAから遠すぎる位置」で入ると危ないので、
MAから離れすぎている日は❷❻をしないようにしています。


ポジションがある時の動き(ドテン)

このEAは基本的に「買いと売りを同時に持たない」タイプです。

  • 買いシグナルが出た時に売りを持っていたら → 先に全部決済して買いへ

  • 売りシグナルが出た時に買いを持っていたら → 先に全部決済して売りへ

これを ドテン(反対売買に切り替える) と言います。


注文した瞬間に自動で損切りと利確を入れる

注文すると同時に

  • 損切り(SL:Stop Loss)

  • 利確(TP:Take Profit)

を自動設定します。

その幅は ATR(Average True Range:値動きの大きさ) を使って決めます。

  • 相場が荒い(ATRが大きい)→ 損切りも利確も広く取る

  • 相場が穏やか(ATRが小さい)→ 損切りも利確も狭く取る

✅ これで「いつも同じ幅」より、相場に合わせた出口になります。


利益が伸びたら、損切り位置を追いかける(トレーリング)

ポジションが含み益になって一定以上伸びたら、
損切り位置を有利な方向に動かしていきます。

これを
トレーリングストップ(Trailing Stop:利益を追いかけて守る損切り)
と言います。

狙いは

  • 伸びる時は大きく伸ばす

  • 逆行したら利益を守って終わる
    です。


このEAの全体像(まとめ)

  • 毎日1回だけ判定する(日足ベース)

  • 25MAが強く上向き/下向きの時だけ取引

  • グランビル❶❷❺❻でエントリー

  • ❷❻は「ヒゲタッチ+陽線/陰線」で厳選し、飛び乗りも避ける

  • 注文時にATRで損切り/利確を自動設定

  • 利益が出たらトレーリングで守る

  • 反対シグナルが出たらドテン(持ち替え)