平日18:10 JST に Lambda を自動実行する設定手順
Lambdaを毎回手動で実行するのは大変なので、定期的に自動実行したいときは EventBridge のスケジュールされたルール を使います。
平日 18:10(日本時間)に Lambda を自動実行するルールの作成方法 をまとめます。
最終的には、画像1のように Cron式が 10 9 ? * MON-FRI * になり、UTC表示では平日9:10、つまり 日本時間では平日18:10 に動く設定になります。
今回作りたい設定の内容
今回のゴールは、次のようなスケジュールです。
- 対象:Lambda関数
- 実行タイミング:平日(月〜金)
- 実行時刻:18:10(日本時間)
- Cron式:
10 9 ? * MON-FRI * - タイムゾーン表示:UTC
AWSのEventBridgeでは、画面上でUTC基準になっていることが多いため、
日本時間の 18:10 JST = 09:10 UTC として設定します。
1. EventBridge のルール作成画面を開く
まず AWS マネジメントコンソールで Amazon EventBridge を開き、
ルールの作成 を進めます。
画面ではステップ形式になっていて、次の順番で進みます。
- ステップ1:ルールの詳細を定義
- ステップ2:スケジュールを定義
- ステップ3:ターゲットを選択
- ステップ4:タグを設定
- ステップ5:レビューと作成
2. ステップ1「ルールの詳細を定義」
最初の画面では、ルールの基本情報を入力します。
名前
ここには、あとから見て内容がわかる名前を付けます。
たとえば次のような名前がわかりやすいです。
mizuho-pair-monitor-weekday-1810mizuho-pair-monitor-scheduleweekday-lambda-1810
説明
説明欄は任意ですが、入れておくと管理しやすいです。
例:
平日18:10 JSTに mizuho-pair-monitor を起動するルール
イベントバス
ここは通常、default のままで問題ありません。
画面下には EventBridge Scheduler の案内も出ていますが、今回の手順ではそのまま通常の スケジュールされたルール として進めれば大丈夫です。
入力できたら 「次へ」 を押します。
3. ステップ2「スケジュールを定義」
ここが今回の設定の中心です。
スケジュールパターン
「特定の時刻に実行されるきめ細かいスケジュール」 を選びます。
今回は10分ごとなどの定期実行ではなく、
平日の決まった時刻に1回ずつ動かしたい ので、Cron式を使います。
Cron式
画面の各欄には次のように入力します。
- 分:
10 - 時間:
9 - 日付:
? - 月:
* - 曜日:
MON-FRI - 年:
*
つまり完成形は次の通りです。
cron(10 9 ? * MON-FRI *)
この意味は、
- 毎月
- 毎年
- 月曜〜金曜
- 09:10 UTC に実行
です。
日本時間に直すと、18:10 JST になります。
4. なぜ 18:10 なのに 9:10 なのか
ここはブログで補足しておくと親切です。
AWSのEventBridgeでは、画面や次回実行予定が UTC基準 で表示されることがあります。
日本時間は UTC より 9時間進んでいる ため、
- 09:10 UTC
- 18:10 JST
は同じ時刻です。
そのため、
日本時間で平日18:10に動かしたい場合、Cron式では 10 9 ? * MON-FRI *
となります。
添付画像1でも、次回実行予定が
- Fri, 24 Apr 2026 09:10:00 UTC
- Mon, 27 Apr 2026 09:10:00 UTC
のように表示されており、UTCで平日9:10にトリガーされる設定になっています。
これは日本時間では平日18:10です。
5. ステップ3「ターゲットを選択」
次は、このスケジュールで 何を起動するか を決めます。
ターゲットタイプ
「AWS のサービス」 を選びます。
ターゲットを選択
ここでは、起動したいサービスとして Lambda関数 を選びます。
そのうえで、対象のLambda関数として
たとえば pair-monitor を指定します。
つまりここでは、
- EventBridge が時間になる
- Lambda を呼び出す
という関係を作っています。
画面上にも、EventBridge コンソールを使用する場合は必要な許可を自動設定する旨が出ていますので、通常はコンソール上でそのまま進めて問題ありません。
設定できたら 「次へ」 を押します。
6. ステップ4「タグを設定」
タグは任意です。
最初は空欄のままでも問題ありません。
必要であれば、あとで管理しやすいように次のようなタグを付けてもよいです。
Project = pair-monitorEnv = devType = schedule
ただし、検証段階であれば タグなしでもOK です。
そのまま 「次へ」 で進めます。
7. ステップ5「レビューと作成」
最後に、ここまでの内容を確認して作成します。
確認ポイントは次の通りです。
- ルール名がわかりやすいか
- スケジュールが *cron(10 9 ? * MON-FRI ) になっているか
- ターゲットが対象のLambdaになっているか
問題なければ 作成 を押します。
8. 作成後に確認するポイント
作成後、ルール詳細画面で イベントスケジュール を見ると、
画像1のように次回実行予定が表示されます。
今回の設定では、Cron式は次の形です。
10 9 ? * MON-FRI *
そして、UTC表示では
- 平日 09:10 UTC
にトリガーされます。
これが日本時間では
- 平日 18:10 JST
に相当します。
この一覧が平日ごとに並んでいれば、設定は正しくできています。