今日の本は、
読書脳/立花隆です。

ここ数日は、この本と、別の立花隆さんの本と格闘していました。
書評とか書いていいのかな?恐いな。という気持ちが今ありましたが、74歳現役の知の巨人から教えを請うつもりで読み進めていきました。
本書の構成は、
東京大学附属図書館副館長の石田英敬さんと立花隆さんの対談
そして、深読み300冊の記録が掲載されています。
今回は読書術は使わず、対談を中心に、いわゆる「おそ読み」を行いました。
■つまんない本
著者は、社会人になるまでは読書の8割は小説だったんだそうです。
社会に出て、職場の先輩から、小説ばっか読んでないで、教養のつく本を読めと言われて読み始めたら、こっちのほうが面白くなって、それからはもう小説は読まなくなったそうです。
本書の中でも、フィクションなんか、人が頭の中でこしらえたもの・・・・つまらん。
と書いていました。私は小説を否定はしませんが、ビジネス書や実用書の方が面白いし、毎日忙しいですから、折角の読書の時間は、出来る限り今の自分よりもレベルアップできるような本に時間を割きたいと思っているので著者のこの言葉にとても共感しました。
■深読みの300冊
タイトルが深読みの300冊ということでしたが、これは週間文春に連載していた書評(著者は書評ではないと言っている)記事で、なんと、しめきりが近くなったなーと思ったら、大型書店に足を運んで、書店の平積みの本をテキトーに物色。
内容の面白い本や、読書が手に入れやすい本など、毎回行き当たりばったりで決めた本なのだそうです。
もちろん、すばらしい本ばかりだと思いますが、あえて取り寄せて読まなくてもいいかなと思い、どういう書評をお書きになっているのかを確認する意味で2~3冊の書評を読んでみました。
章は前後したんですが、前の章に戻って、対談記事を熟読しました。
■まとめ 読書の未来
対談の中で、これからの読書の方法や図書館の取り組みや将来のお話しを知ることができました。
ここでは、新しいことを知ったというよりも、今度の読書会のアイデアを得ることができました。
頭を鍛えたり、良いアイデアを得るためには、本がベースであり、読書が最適であること。
物事を考えるには言葉の力が必要です。物事を考えるために、頭のかなでたくさんの言葉を並べることになりますが、言葉を知らなければ考えることもできません。
なので、読書を通じて本からたくさんの言葉を学び取ることで、先ほどの、頭を鍛えることができたり、良いアイデアを得ることができるわけです。
著者の立花隆さんは、74歳。
知の巨人と言われてて、最新のデジタルにも通じている。
その年齢で、、、ってことは、読書量と読書の質も関係しているのか。
読書ってすごく大事ですね。
■メモ
レコメンド ある分野に詳しい人でも全ての書籍を知っているわけではない。
初心者にも中級者にも便利なレコメンドの機能。知らない本を知る。
ソーシャルリーディング
新しい分野に入るための入り口 他人との共有(本のレビューの書き込み)
つまり時間差のある読書会
思想哲学はディープリーディング
実用書・ビジネス書向け読み方(ソーシャルリーディング)
ソーシャルリーディング
スローリーディング
シャローリーディング
ディープリーディング