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30分で1冊。ビジネス書評ブログ

現在、本を読まないと言われる時代に、読書の価値を見直し、日本中にビジネス書の読書習慣を広めること。そしてポジティブで楽しめるビジネス書読書を1人でも多くの社会人(社会人準備者)に広めたい。という目的を持って、読書会を開催しています。

昨日、22時からWEB読書会【夜の部】を行いました。
ご参加いただいたのは、東京のOさん。

Oさんは速読のご経験も豊富で、私とWEB読書会を行った場合、
本当にすぐ終わっちゃうので、今回他の参加者さんがいなかったので、
読書スキルの話しや読書会に関するアイデアなんかOさんから
いろいろ聞きたかったので、40代の男二人っきりで(汗)語り合いました。

20141001WEB読書会


写真はふざけてますが、写真撮影以外は、真剣に語り合ってましたよ。

お互いに手に持ってる本ですが、
まったく写真と関係ないわけじゃなく、今回の語り合いのネタになった本たちです。^^;

毎回こんな感じのOさんですが、速読の経験はもう10年以上。

教壇にも立っておられるので話しもおもしろいし知識も豊富。

話してて教えていただくことが多くて、
ほんとWEB読書会やってて良かったなと思うしだいです。


少し前に、Oさんからリクエストをもらっていた方法を取り入れて、
今度別枠で読書会をやってみる予定です。


以上、報告でした。


今日の本は、読書脳/立花隆です。

読書脳

ここ数日は、この本と、別の立花隆さんの本と格闘していました。
書評とか書いていいのかな?恐いな。という気持ちが今ありましたが、74歳現役の知の巨人から教えを請うつもりで読み進めていきました。

本書の構成は、
東京大学附属図書館副館長の石田英敬さんと立花隆さんの対談
そして、深読み300冊の記録が掲載されています。

今回は読書術は使わず、対談を中心に、いわゆる「おそ読み」を行いました。


■つまんない本


著者は、社会人になるまでは読書の8割は小説だったんだそうです。
社会に出て、職場の先輩から、小説ばっか読んでないで、教養のつく本を読めと言われて読み始めたら、こっちのほうが面白くなって、それからはもう小説は読まなくなったそうです。

本書の中でも、フィクションなんか、人が頭の中でこしらえたもの・・・・つまらん。
と書いていました。私は小説を否定はしませんが、ビジネス書や実用書の方が面白いし、毎日忙しいですから、折角の読書の時間は、出来る限り今の自分よりもレベルアップできるような本に時間を割きたいと思っているので著者のこの言葉にとても共感しました。

■深読みの300冊


タイトルが深読みの300冊ということでしたが、これは週間文春に連載していた書評(著者は書評ではないと言っている)記事で、なんと、しめきりが近くなったなーと思ったら、大型書店に足を運んで、書店の平積みの本をテキトーに物色。

内容の面白い本や、読書が手に入れやすい本など、毎回行き当たりばったりで決めた本なのだそうです。
もちろん、すばらしい本ばかりだと思いますが、あえて取り寄せて読まなくてもいいかなと思い、どういう書評をお書きになっているのかを確認する意味で2~3冊の書評を読んでみました。

章は前後したんですが、前の章に戻って、対談記事を熟読しました。


■まとめ 読書の未来


対談の中で、これからの読書の方法や図書館の取り組みや将来のお話しを知ることができました。
ここでは、新しいことを知ったというよりも、今度の読書会のアイデアを得ることができました。

頭を鍛えたり、良いアイデアを得るためには、本がベースであり、読書が最適であること。
物事を考えるには言葉の力が必要です。物事を考えるために、頭のかなでたくさんの言葉を並べることになりますが、言葉を知らなければ考えることもできません。

なので、読書を通じて本からたくさんの言葉を学び取ることで、先ほどの、頭を鍛えることができたり、良いアイデアを得ることができるわけです。

著者の立花隆さんは、74歳。
知の巨人と言われてて、最新のデジタルにも通じている。
その年齢で、、、ってことは、読書量と読書の質も関係しているのか。

読書ってすごく大事ですね。


■メモ


レコメンド ある分野に詳しい人でも全ての書籍を知っているわけではない。
初心者にも中級者にも便利なレコメンドの機能。知らない本を知る。
ソーシャルリーディング
新しい分野に入るための入り口 他人との共有(本のレビューの書き込み)
つまり時間差のある読書会
思想哲学はディープリーディング
実用書・ビジネス書向け読み方(ソーシャルリーディング)

ソーシャルリーディング
スローリーディング
シャローリーディング
ディープリーディング


今日の本は、
読書術/加藤周一 著です。

読書術

読書術の古典とも言うべきロングセラーの本です。
私が生まれる前の1962年に出版され、30年後の1992年に作者の加藤周一さんが若干の加筆修正をしたのが現在の読書術です。

古典と一緒で、読み次がれているものっていうのは内容が不変なんですよね。
今でもというか、今も、今からもずっと役に立つ内容。

読書術というシンプルな題名の本書ですが、速読術ももちろん触れていますが、難しい分野・未開拓の分野の本の読み方、そして、遅くじっくり読む読み方にも触れられています。

■おそ読み


その名の通り、おそく読む読書術です。
おそく読む書籍は古典がいい。古典は速読でよむようなものではなくじっくりと読むもの。
思想は石鹸ではない。とのこと。
本書に、よく石鹸という言葉がでてきますが、これは実用書でいうところのノウハウのことだと理解しました。

おそく読む読み方のもう一つの使い方ですが、未分野のものや難しい分野を身につけるために、入門書等のカンタンな内容の本をまずはゆっくり理解しながら読むこと。
そうすると、その分野の本が速く読めるようになります。

このおそ読みが必要な人は、知識が無い人です。

例えば、経済を知りたければ、基本的な社会経済の本をまずは、おそ読みで読み理解する。
それから、新聞や、パンフレット、雑誌等の経済関係の活字に触れると速く理解することができ、速く読めるようになります。

■むずかしい本を読む


本を開いて読み始め、難しいと思ったら、読まなくていい。
読めないのはあなたの頭が悪いわけじゃなくて、経験や知識が無いから読めないんです。
その分野の言葉のボキャブラリーが足りないだけ。

だから、読めるようになるために、カンタンな入門書を買って、まずはおそ読みをすること。

■はや読み


速読術ですね。
速く読めるということは、その分野のことをある程度理解出来ていて、経験や知識がある状態であること。なので、おそ読みのステップは大事のようです。
まず、目次に目を通し、ページをめくるときは、できるだけ本の四隅を意識して視野を拡大。

おもしろそうな箇所
気になる章の終わり部分
おわりに

を読んでいく。
経験や知識が蓄えられてくると、ページを開いて読み始めると、目に飛び込んでくる漢字や単語を見るだけで本の内容が推論できるとのこと。(これ、分かります。)

■まとめ


経験や知識が無いものを速く読むということは基本的には出来ない。
これは考えればすぐ分かることですよね。

速読が万能だと思って、いきなり難しい本を読もうとして、読めなくて、ダメだこりゃってことであきらめる人もいますが、これはほんと、基礎知識が無いだけなので、まずは、入門書やマンガでもいいので読んでみる。

普通に読んでもいいと思います。それからだんだんと内容のレベルを上げていくと、目次や、文中の太字を読むだけで、内容の推論が出来てしまいます。

私たちビジネス読書会もそこらへんは分かってて、
最初は、マンガでいいから読みましょうということを言っています。

速く読むためには、ある程度知識の積み上げが必要。
速く読めているのであれば、もともとその分野に経験や知識があったということです。


今日の朝5時に行いましたWEB読書会【朝カツ】で読んだ本です。

野蛮人の読書術

■ダイジェスト読書法(30分読書法※)で読んだ書籍

書籍名:野蛮人の読書術
著者:田村耕太郎

■読んだ目的

野蛮人の読書術とは?(そのまんまですね。汗)


■読んだ感想・得たもの・得られそうなもの

著者は、ご自分のことを読書人でもなければ教養人でもない自分でも出来た読書術と書いてましたが、とんでもない。
参議院も2期つとめた他、おどろく程の経歴をもった人です。


ご自身が追い込まれながらやむにやまれず編み出した読書法の他、7人の各分野のトップランナーの方の読書術、アメリカ留学中に見聞きした読書術も紹介してくれていて、またどんな分野を押さえたほうがいいか、そして各分野で読み始めるならこの本を・・・と書評も添えて紹介してくれています。


著者も含め、読書を体現されている方たちは、帯、目次、はじめに、おわりにのチェックを欠かさないことが分かり、改めて自分の読書術に自身がもてたこと、読書会に参加する方たちに、アウトプットを想定しながら読んでもらうこと、最後に感想をフェイスブックにアップしてもらうことをお伝えしてますが、本書でも書評を書くこと、しかも、実名で、内容に責任をもってアップすることで読書力がつく等の内容が書かれていてとても共感しました。

つきなみなまとめですが、読んでよかった。

本書に紹介されている本のリストは全部チェックして手に入るものは申し込みました。

読みます!

おはようございます。
読書会ファシリテーターの友松です。

今日、朝5時よりWEB読書会【朝カツ】を行いました。
いつもは早めにパソコンを起動して準備するんですが、今日はパソコンの調子が悪くて少しみなさんをお待たせしてしまいました。^^;

すみませんでした。。

今日ご参加いただいたのは、3名。
東京のOさんと、Oさんの奥様のMさん。
そして、台湾からTさんです。

20140927WEB読書会【朝カツ】

今日読書会で読んだ本とそれぞれの感想ですが、
私は、野蛮人の読書術/田村耕太郎

野蛮人の読書術

あとで書評記事書きます。


Oさんは、カオスシナリオ

カオスシナリオ

この本は5年前に手に入れたらしいのですが、今回も3~4センチ位の厚さの本でした。
で、読んでみると、すでに世の中に出ていることばかりが書かれていて、役に立ちそうにない。という感想だったそうですが、、、この本、5年くらい前に出版されている本なのですよ。
5年前に、今の状況を予言していたという、今は当たり前ですごいと思わないけど、実は超すごい本だったという・・・。

Oさんは、この本を3年前に読めたとしたら、と仮定したそうです。でも3年前読んでも、そこに未来のできごとが書かれていても、おそらく理解できなかっただろうとのことでした。
時流をつかむために参考になりそうなので、人に情報を教える時の参考にできそうだとのことでした。

今、この時点で、何年後かの未来を予測する本があるかもしれません。でも、仮にそれを手に出来たとしても、やっぱり何を言ってるんだかわかんないんだろうなーと思いました。


Mさんは、マンガ7つの習慣(写真の表紙は違います。汗)

マンガ7つの習慣

Mさんは7つの習慣からコミュニケーションについて読まれました。
お互いの会話はWINWINであるほうがいいこと。そして聞き上手になることがポイントだと読み解いていました。そこ、ほんと共感です。
人って日常生活の中で、言いたいことを最後まで話すという機会がなかなか無いんですよね。
そういうときに、自分の話を最後まで興味をもって聞いてくれる人がいたら、最高です!
もうホントその人のことを大好きになっちゃいます。


Tさんは、ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法

Tさんの最初の印象では、あまり役に立つ情報はないんじゃないか?という印象だったそうですが、実際に読んでみると、目的以外の箇所も読みたくなる程参考にしたい事がたくさんあり、目的を探すのに苦労した。今度は通読もしたいとのことでした。
Tさんの感想も興味深かったです。


今回もたいへん充実した読書会でした。
WEB読書会なら、生活圏が近い方同士で、時間と場所をあわせて行う必要がなく、時間さえあえば、どこに居ても参加することができます。

WEBカメラも使いますので、リアルに読書会するのと変わりありません。
講師が進行役となって進めていきますので、経験の無い方でも安心してご参加いただけます。

▼WEB読書会や読書法にご興味のある方はコチラをお読みください。
http://business-study.com/recognition/