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30分で1冊。ビジネス書評ブログ

現在、本を読まないと言われる時代に、読書の価値を見直し、日本中にビジネス書の読書習慣を広めること。そしてポジティブで楽しめるビジネス書読書を1人でも多くの社会人(社会人準備者)に広めたい。という目的を持って、読書会を開催しています。

今日の本はコチラ。

ウミガメのスープ
ウミガメのスープ/ポール・スローン+デス・マクベール著

水平思考を鍛える推理ゲームの本です。
全部推理ゲームです。


この本の使い方はこんな感じ。

1.Aさんが本に書いてある問題を読みます。

2.参加者はAさんに質問をします。

3.Aさんは質問に「はい」「いいえ」「関係ありません」の3パターンで答えます。

4.質問と質問の答えをもとにして、答えを推理していきます。


水平思考推理ゲームとは、なぞなぞみたいなものです。
複数でやるもののようですが、本を読みながら1人でもできます。


■ウミガメのスープ

引用:男がレストランに入り、メニューから「ウミガメのスープ」を頼んだ。それを一口食べた彼はレストランを飛び出し、持っていた拳銃で自殺してしまった。
なぜだろう?



難易度:★
の超難問が1番目。

なぜ男が自殺したのかわかります?


この答えを出すために、いろんな質問をします。


引用
Q:頼んだ料理には毒が入っていたか、あるいは何か男を不愉快にさせるものだった?
A:いいえ。

Q:料理を口にしたことが、男の自殺の直接的な原因だった?
A:はい。

Q:男はその料理のアジに覚えがあった?
A:いいえ。しかし、そのことこそが自殺の理由でした、。

Q:料理に入っていたのはウミガメの肉ではなく、人の肉、あるいはペットの肉、あるいは絶滅に瀕した生物の肉だった?
A:いいえ。レストランで出されたスープに入っていたのは、確かにウミガメの肉でした。

Q:男が料理の味に覚えがあったかどうかは、彼の過去に起きた何らかのできごとと関係がある?
A:はい。


こんな感じで、問題の裏にヒントのための質問もあります。
問題を出す側が、事前に答えを見ていれば、解答者のいろんな質問に、
「はい」「いいえ」「関係ありません」で答えることができるようになってます。

家族でやってもおもしろいかも。^^

気になる答えですが、、、、

さすが、難易度最高位。
ちょっとショックな解答でした。^-^
(気になる答えは本書の中!←それはそうだけど・・・汗)

質問する力
推論する力

そして根気が養われる水平思考推理ゲーム。

こういうゲームを知ることができるのも読書の強みですね。


9月24日(水)、22時から23時30分までWEB読書会を行いました。

参加者は、東京のOさん。

20140924WEB読書会【夜の部】

Oさんは、速読やマインドマップにも理解や経験も長く、2人で読書会を行うとすぐ読書会が終わってしまうので(汗)、前半30分は加速学習の7つのインテリジェンスについて雑談をしました。あとは本の探し方とか。。


7つのインテリジェンスについての過去記事:
http://ameblo.jp/fx4949/entry-11581719584.html

 

読書会のファシリテートも真剣で楽しいですが、参加者の方の読書の背景とか聞くのも本当に楽しい。

このまま話し込みたい気分になるところをグッと押さえて、22時30分からダイジェスト読書法スタート。

 

Oさんには、読書法の説明はすでに必要ないので、1~6あるステップがどんどん進みます。

最後の発表をしてもらうステップ6では、5分の持ち時間で、読んだ本の感想を発表してもらいます。

ビジネス読書会では、本を読みっぱなしにせず、読書会のときは、発表とフェイスブックへのレビュー記事のアップまで行っています。

 

本の読みっぱなしは、せっかく貴重な時間を使って読んだ本の内容が記憶として定着しにくく、直ぐに内容を忘れてしまいます。

そのため、ビジネス読書会では、本を読みながらメモを取り、発表もしてもらいます。

お1人で読書をする場合は、フェイスブックへのレビューのアップを行うことをオススメしています。

 

私が今回、WEB読書会で読んだ本は、

本は10冊同時に読め!

本は同時に10冊読め!

 

Oさんが読んだ本は、

家庭でできるシュタイナーの幼児教育

家庭でできるシュタイナー幼児教育

ドイツで行われている幼児教育の方法だそうで、その教育法を実践している方たちの事例や、実践者たちの考えるシュタイナー教育についての考え方が書かれた本とのことでした。

Oさんは、子どもに人生を気づかせるための教育法だけど、子どももだけど、親も気づかせ育てる教育法なんじゃないかと読んで思ったそうです。

 

WEB読書会では、まだ読んでない本を持ち寄って、その場で30分の時間内に読んでしまいます。

そして、感想を発表することで、参加者分の本の内容を共有することができ学びや気づきも多いのが特徴です。

 

WEBなので、自宅に居ながら参加ができるのも大きな特徴です。

WEB読書会に参加するのもですが、私のように読書会をファシリテートすることも出来るので興味のある方は、お気軽にお問合せいただくか、ブログの右側にある赤いバナーをクリックしていただいて無料プレゼントに申し込んでみてくださいね。

 

 

おはようございます。
昨夜22時~23時30分まで、WEB読書会を行いました。
WEB読書会で読んだ本です。

■ダイジェスト読書法(30分読書法※)で読んだ書籍

書籍名:本は10冊同時に読め!
著者:成毛 眞

本は同時に10冊読め!

■読んだ目的

10冊同時に読む読み方「超並列読書術」を知りたい

■読んだ感想・得たもの・得られそうなもの

1ヶ月50冊は読む著者。
ただ、本1冊を最後まで読む必要は無く、目次に目を通し気になった項目を2~3ページ読んで1冊終了。最後まで読み通す本は、その50冊のうち月に10冊程度。

それって、読んで無いじゃん。と思われるかもしれないけど、多読家、読書家はそういう読み方をしてたくさんの本に触れている。

変化の激しい現代で、自分を対応させていくには、1冊の本をじっくり最後まで読んでから次の本を読むというスタイルでは、いつまでたっても庶民のままである。(うぁ~。はっきり言うなあ。)

本をたくさん読むから世の中で成功するんだ。
忙しい人ほど、たくさんの本を読んでいる。

未来を読む力がつく。
ウソを見抜く力がつく。
読書によって品格が備わる。
年収の高い人ほど本を大量に読んでいる。
自分の力は読書量に比例する。

本を読まない人間はサルだ。

うーん。
読書をする人間にとって、この言葉は自信がつく話しなんだけど、私がやってる読書って、成毛さんが見たらどう思うんだろう?と思うとチョッとこわいですね。汗

本を同時に10冊読むという「超並列読書術」ですが、これは異なるジャンルの本を同時並行で読んでいくということ。
リビングに1冊、トイレに1冊、自分の机に1冊というように行く場所に本を置いて、そこでしか読まない。
なので、この方法だと、1日に何冊もの本に触れることになる。
最初は3冊から行ってもOK。

その際、
メモをとるな。
3色ボールペンを使って、本に直接線を引いたりする「本を傷つける」行為をするな。
本は借りるな。売るな。ずっと手元においておけ。
目的を決めて読むな。

などのルールがあります。
そのルールの理由も書いてありました。

それから、
私も行っている方法でもあるんですが、書店に行って本を選ぶときは1冊5分程度の時間をかけ、表紙、帯、目次、プロローグ、エピローグに目を通してから購入を決める。とのこと。

著者は1週間に1回は書店に足を運び、5冊目を通し、それを1ヶ月続けたら、月に20冊は読んだことになる。と言っています。

ま、当然、この20冊のうち、数冊は購入しているとは思うんですけどね。
こういった方法でも本が読めるし、知識を積み上げていくことが出来ます。

この本から気迫のようなものが伝わってきて、現在やっている読書法に自身がついたのはもちろん、身が引き締まったのもありますが、厳しくてこわーという感想も持ちました。

このように読書を通じ成功された先輩の積み上げてきたことを素直に聞いて取り入れていきたいと感じました。


その他大勢から抜け出すというテーマを扱った本って多いな。と個人的に思います。
ビジネス書を10冊くらい読んで日々の仕事に活用できるようになったら直ぐ抜けだせるんじゃないかなと思うんですが・・・。

今月はこの手のテーマがはっきりサブタイトルになった本を2冊読んだことになります。

今日の本はこれ。
情報は「整理」しないで捨てなさい/奥野宣之著

image

ザッと読んでいくと、瞬時に自分にとって必要な情報なのか、そうでないのかを判断する力を養う方法が書かれています。

私たちがお伝えしている読書法も、限られた時間内で、目的以外の内容は捨てるという判断をしながら読んでいくスタイルなので、読書法に取り入れられるインプットの方法はないかというゴール設定で今回この本を読んでみました。

■情報を捨てる基準


情報を整理しないで捨てるというインパクトのある題名ですし、本当に捨てたり拾ったりするのですが、捨てたり拾ったりする、つまり情報を取捨選択するには、そう判断するための自分の基準が必要です。その基準が無い状態で情報を捨てるのは・・・・捨てる意味が分かりません。

基準なんですが、今解決したいこと、ゴールを意識することで情報が目に止まると奥野さんは言います。
ノートに、ゴールを一つ一つノートに書き出して、そのゴール達成のために必要な項目も一緒に書き出しておく。
そうすると、脳がそのゴールに必要な情報を探しはじめるようになります。
また、自分も書き出したゴールを意識しておくことで、毎日飛び込んでくる情報を瞬時に捨てることができるようになります。
ゴールの意識は、PCやスマホのリマインダーに設定しておくのも良い方法のようです。

読書法でも必ずゴール設定をします。
ゴール設定を行ってから本を読みすすめると、本の内容の中で捨てる情報がわかるようになり、ゴールを見つけやすくなります。結果、読書スピードも速くなります。


■捨ててはいけない情報を得る方法


捨ててはいけない情報をえる方法の一つとして、ゴールに必要な本を三冊を読み、ゴールにあったものだけ拾うという方法が紹介されていました。
本の選び方は、同じテーマを扱う、ベストセラー、最新の本、わかりやすい入門書的な本を三冊選んで読みます。

私たちもよくやる、同じテーマを扱った本を同時に複数読んで、オリジナルの考えを作り出す方法です。
三冊をどうやって料理するかは、そのテーマだけを扱った著者の「新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方 (青春新書PLAY BOOKS) 」に、詳しく書かれていますので読んでみてください。

■捨てることができる情報とは?


捨てることができる情報ですが、
・どこでも聞ける情報
・まだ結果がでていない固まっていない情報
・すでに知っている情報
これらの情報は捨てることができます。
逆に拾う情報もありますが、それは本書を読んでみてくださいね。^-^

■まとめ

あらゆる情報が毎日、毎日、毎日、自分の周りに飛び込んできます。
最初はなかなか取捨選択が難しいかもしれませんが、今自分が必要とするテーマというかゴールがいくつかあると思うんです。

それをノートに書き出して、そのゴール達成のために必要と思われる項目を思いつくだけ書き出しておくだけで、私たち自身が忘れていても脳がアンテナをはって情報収集を始めてくれます。

ゴール設定の準備をした上で、それを情報の取捨選択の基準として持っておくことで、今目の前の情報は、拾うのか、捨てるのかの判断ができます。

また、直感やひらめきの類は、自分から出てきた自分由来の情報なので、これはオリジナルの可能性が大きいので、ちゃんとメモ記録すること。
そのときのルールは、「いやーこれはちがうでしょ」「でも、ムリでしょ」というように、自分のアイデアに対して制限や疑いを持たないこと。

取捨選択して得られた情報、そして自分由来の情報が得られたら、最後は自分で考えること。
不明なことがある場合も自分で調べること。

そして得られた情報は、その他大勢から抜け出すことができた情報なのではないでしょうか。
また、その情報を得るために身につけたフローも今後、個性的に生きていくための強力なツールになっているはずです。




今日の本は、STUDY HACKS!です。

2008年出版の本で、内容も古いのでは?と思えそうですが、
目次の構成が

1.ツールハック
2.環境ハック
3.時間ハック
4.習慣ハック
5.試験ハック
6.語学ハック
7.キャリアハック


という構成で、古い部分はデバイスの使い方が中心の1.ツールハックくらい。
日々楽しく学ぶ工夫をして、最終的には独自の・・・オンリーワンのキャリアを作っていく、、、というか作り続けていくという方法を書いてくれている本だと思います。

今は、だれでもスマホやパソコンを持っていて日々使っています。
これをフル活用することで仕事のやり方や成果がかなり変わってくるんですよね。

この本にも触れられていますが、小山さんの本を読んでからは、日々更新が必要なデータや書きかけのデータはグーグルドライブに入れて、家でも、出先でも更新や閲覧ができるように変えました。

それから、日々増える資料やパンフレット・書類、今後必要なのか判断に迷うような書類は迷わずスキャナでPDF化して、グーグルドライブに、おおまかに分類して放り込んでいます。

必要になったときは、身近にあるネットにつなげるデバイスで、グーグルドライブにアクセスして使用を確認できるようになりました。
また、画像データなども含めて、USBをつかってデータを移動させることもほとんどなくなりました。

小山さんの本を読むことで、仕事のやり方が一変しました。
そのとき読んだ本よりも古い本なのですが、様々なツールを使って、様々な情報をインプットする方法は、とても参考になりました。

■学んだことの理解度を最大限に上げるには?


この本のテーマは、学びです。
私たちは日々学んでいます。私も読書を通して学んでいます。

学んだものをより深く自分の中に定着させるためには、インプットとアウトプットのバランスが大事と言われています。
私たちの読書会でも、本を読んだ後は、必ず読んだ本の感想を発表して、感想をブログやフェイスブックのタイムラインにアップしてもらうようにしています。
インプットだけでは、直ぐ忘れてしまうし、理解が深まらないからです。

学習の理解度ですが、
聞いたことは10%
見たことは15%
聞いて見たことは20%
話し合った時は40%
体験したときは80%

そして、
人に教えたときは90%

という理解度なんです。
学んだことを人に教えると理解度がそのほかの行為よりもダントツで高くなるんですね。

小山さんは、コーチングを習って、まだ習っている最中から、自分のコーチングを受けてくれる人を募集して50人にコーチングを行ったとのこと。
コーチングの講座が終了する前に身につけたそうです。

人に教えるということは、自分が理解していなければできません。
ただ、まだ理解して無いからムリ。と思わずに、どんどん教えてみる。説明してみる。
そうすると、自分の足りない部分がわかり、さらに理解が進むんです。

先生のように教えるようなことはしなくても、人に「こんなこと習ったよ」とかブログやフェイスブックにアップしたりするだけでもOK。

私が書いているこの書評記事だって、読んだ本の内容を自分のものにするための一つの方法だったりします。

せっかく新しいことを学んだら、人に伝える機会を持とう。
そうするだけで理解度が深まります。


■全体像の把握には


学びを深めるためには、末端から学ぶんじゃなくて、まず全体像を把握してから学び始めると、「あー、今ぼくは、ここら辺を勉強してるんだな。」ということが分かって理解も深まります。
私たちの読書会でも内容を読む前に全体像を把握してもらうステップがあるのはそのため。

で、この全体像を把握できる優れたツールを小山さんはマインドマップで行っています。
マインドマップはスリーハンドでも描けますが、パソコンでも描くことができます。
本書ではマインドマネージャーというソフトが紹介されています。私も頻繁に使っていますが、お値段がお高いです。^^;

今は、フリーでマインドマップが描けるソフトや、安価で購入できるものもありますのでそれを使ってもいいかもしれません。
いずれにしても、マインドマップは身につけておいて損はありませんよ。


■学びに適した環境を作る


学ぶための環境も大切です。
部屋の照明を暗くして、自分の手元だけを明るくして集中する。
机、パソコンのデスクトップを細かく分類ではなく、放り込む場所を作って、ザックリと放り込んでスッキリさせる。
ノイズキャンセラーのヘッドホンをして、お経(とくに理趣経)、お経がいやならテクノなど聞きながら集中する。
など、小山さんの経験から語られる、学ぶための環境つくりの貴重な情報が書かれていました。

テクノはいくつか持ってますが・・・なんか集中できるというのは分かる気がします。
あと、理趣経(りしゅきょうと読みます)も聞いたことはないですが、音声を探して取り入れてみようかなと。


■挫折しないために


1人でやっていると、よほどの精神力の持ち主じゃないと、ほぼ挫折しますよ。
受験勉強とかじゃなくて、社会人として勉強している場合とかですけど。

だって、辞めたって、だれもに迷惑かけないし。
やるも、やめるも、自由。自分しだいだし。


だからこそ、挫折しないためには、
仲間を作る。
SNSを使って宣言したり進捗をアップしたり。

こうすれば、挫折しにくくなりますよ。


■まとめ。オンリーワンのキャリアが持てる


私が1人でビジネス書の読書を始めた時は、職場のだれも本を読んで学ぶことをしていませんでした。もちろん、本を読んで学んでいる人はいたと思いたと思いますが、読んでいる冊数が違いました。

ビジネス書を2日に1冊のペースで読み始めたので3ヶ月たったくらいから、会議での発言や企画、プレゼンなどの内容に良い変化が出てきました。

成長している実感もあったのでさらに楽しみながら読書をしていました。

そして、だんだん本の受け売りから、オリジナルな考え方もでてきて自分の思うような仕事が出来るようになってきました。

自分のことで恐縮なのですが、学び続けることで、自分オリジナルのキャリアが積みあがっていくと小山さんも言っています。

私も同感です。

私は、そういうのが作れると思ってなくて、ただ、今の状態から変わりたいと思って、読書に取り組んでいたんですが、結果的に自分キャリアをいくつか手に入れることができました。
自分のオリジナルのスキルを作り、今の仕事で結果を出すことができたら、それってあなたのオリジナルのキャリアです。

小山さんも言っていますが、今所属する会社だけで通用するようなスキルを磨くんじゃなく、どこでも通用するような汎用性のあるノウハウを作るよう心がけること。

そうすることで、自分の価値を高め、キャリアアップできる転職も望めます。
転職が当たり前の時代になっているわけなので、この小山さんの本から学びの方法を学んで実践してみてはいかがでしょう?

私も、いくつか取り入れましたよ。^^