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30分で1冊。ビジネス書評ブログ

現在、本を読まないと言われる時代に、読書の価値を見直し、日本中にビジネス書の読書習慣を広めること。そしてポジティブで楽しめるビジネス書読書を1人でも多くの社会人(社会人準備者)に広めたい。という目的を持って、読書会を開催しています。

今日読んだ本はコチラ
ぼくはこんな本を読んできた/立花隆

ぼくはこんな本を読んできた

以前に読んだ本
ぼくらの頭脳の鍛え方―必読の教養書400冊
の本の中で、佐藤優さんが外務省時代、職員の情報収集能力をつけるための参考書の一つにこの「ぼくはこんな本を読んできた」を使っていたそうで、あのKGBモサドの情報収集方法と同じで驚いたという一文が気になってこの本を読んでみました。

■本人もあきれるほどの知識の守備範囲


1975年のときのインタビューで、現在執筆中の本が2冊、これが生態学と経済学の本、そして雑誌に寄稿する記事として書いているのが世界情勢で1つ、国内政治で2つ、そして中学生用に1つ。

そして、近く講演を頼まれているそうで、その内容は異常気象、経済、情報整理、公害の3つ。
連載中の執筆でも犯罪やスキャンダルなどそれぞれまったく異なるジャンルを同時に7つ。

ご本人もあきれる広さだといいます。

■立花式読書術


まえがき、あとがき、目次のチェック、何回増刷されているかのチェック。
ここら辺は読書家、多読家であれば、本購入の前に終わらせる方法ですね。
著者もこれは必ず行っています。

著者の場合、記事冒頭で書きましたが、異分野の著作がハンパない。
書かなければならないけど、まったく知らないジャンルというのも今まで当然あったわけで、それを著者はどうやって本を書けるまでに知識を積み上げていったのか?

これが、本書でもっとも大事な
私たちが得るべき情報だと思います。

まず行うのは、入門書を3冊は購入して読むこと。
入門書には教科書的な入門書と、一般向けの入門書の2種類があり、どちらも手に入れて読むこと。
その際選ぶ基準としては、参考文献が掲載されているもの。

入門書を読み、その後、参考文献をたどって知識を深めていく。
その際、入門書それぞれの参考文献には共通の文献が必ずあります。
これが、そのジャンルを理解するためのもっとも大切な1冊である場合が多いので必ず手に入れる。

入門書で、その世界(ジャンルや学問)の遠近感を頭に入れます。
そして、その世界の歴史や学説史、思想史も読んでイメージをさらに膨らませます。
そして、各論的(解説や説明)な著作を読んで吸収している知識に深みを与えます。

新しい分野の開拓はこういうふうに行うんですね。
ただ、これはあくまでも独学です。

独学の恐さは、間違ったことを覚えてしまったり、知識がかたよってしまうことにあります。
これを解消する方法として、多読、そして専門家に聞くのが良いそうです。

また、吟味して購入したはずでも、読み進めると自分に合わなかったり、翻訳の場合だと良くない訳だったりする場合があるそうです。
そういう場合は読むのを止めるそうです。時間のムダだから。

ただ、一応、その世界の重要なことも書いてある場合もあるのでそこだけはチェックして、そして読むのを止める。

■まとめ


極力自分意合わない本屋、訳が分かりにくい本は選ばないようにしたいとは思いますが、今日早速、訳が直訳に近くて、読むときに、これのことかな?あれのことかな?なんだろこれ?みたいな本を選んでしまっていて、もったいないので読み進めようと思ったんですが、立花さんのことを思い出して、一応得たかった箇所だけチェックして、読むのを止めました。

最近は、昔からある読書法の本や多読家の方の本など読んでいますが、読み方の質をあげることができる情報をたくさん得ることが出来ています。
得られたものは、今後、提供する読書法にも取り入れて1人でも多くの読書を必要とする人に伝えていきたいと思います。



結構分厚い本だったので残念ではありますが・・・。


今日の本は、読書は1冊のノートにまとめなさい【完全版】です。
この本は、今日の早朝5時から行ったWEB読書会で私が読んだ本です。

本日WEB読書会で読んだ本です。

■ダイジェスト読書法(30分読書法※)で読んだ書籍

書籍名:読書は1冊のノートにまとめなさい【完全版】
著者:奥野宣之

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■読んだ目的

新しい読書体験がしたい。(目的がモヤッとしてるな。汗)

■読んだ感想・得たもの・得られそうなもの

以前、完全版ではない同じタイトルの本を読んでいて、完全版も出版されていましたのでいずれは読みたいと思っていたところでした。
読み進めるとき、前回の内容を思い出してしまって正直読みにくかったです。^^;
前回得ることができた情報と同じにはなりましたが、本に主導権を握らせないための読みたい本のリストつくり(探書リスト)は前回同様に良い刺激になりました。

普通、本との出会いは、売れている本の紹介を雑誌やテレビなどの媒体で見て知っていたから買った、フラッと本屋に入って良さそうな本を買った。など計画的に本を買うことが少ないかと思います。
でも、計画的では無いにしても、何かしらの悩みがあったから本を買ったわけで、、、、

日常生活の中で、気になったニュースがあったら読書ノートにスクラップしたり、こういう内容の本が読みたいなと思ったらすぐにノートにメモをする。そういう習慣をつけておくといずれ良著との出会いがある。
しかし、メモをしないと、このヒラメキはただの思いつきとして忘れ去られる。

いきなり自分に必要な本の題名や著者名なんて浮かんでくるわけは無いわけです。
だから、日頃から日常生活の中で不便だなとか解決したいなとか、あれいいな、これいいな、これ気になるななどのことをメモしておくことで、そのメモをキッカケに読みたい本が明らかになっていくわけです。

この、読みたい本を探し出すための日常生活の送り方なども参考にしたいです。

また、読書ノートですが、細かいんですが、今自分が記録を残している読書ノートに本のタイトルを書いた付箋というか、なんだったっけ?・・・ノートの端につけるシールみたいなヤツ。。名前が思い出せない。(汗)

それをつけるようにして、読んだ本の記録の管理をもっと分かりやすく、再利用しやすいようにしたいと思います。

今回は、
読みたい本との確実な出会い方
読書の内容を記録したノートの読み返しについて
学ぶことができました。^^


今日読んだ本です。


読書会より面白く、人とつながる学びの深さ 単行本
吉田新一郎 (著)

読書がさらに楽しくなるブッククラブ


ブッククラブと言う事場はこの本で初めて知りました。
ブッククラブとは読書会のことです。

アメリカやヨーロッパでは昔からブッククラブが存在し、読書会が行われていたようです。

■ブッククラブ=読書会のメリット

本書の中でブッククラブに参加するメリットが書かれていました。
これはWEB読書会でも言えることです。

①楽しい
自分を表現できる

②読むことが好きになる
本が好きになり、読む力もつく

③刺激がある
適度にチャレンジされる、自分を知る

④大きな学びがある
自分では気づけなかったこと、見方、考え方を知れる

⑤人間関係が築ける
本についての話し合いを通して他人を知れる、自分を知ってもらえる


■ファシリテーターの役割

ブッククラブでは、本を事前に読み込んで、当日のブッククラブで発表する内容をある程度まとめおき、当日は参加者たちで順番に発表やディスカッションが行われます。

その際、ファシリテーターが居ることによって、より円滑にブッククラブを進行していくことができます。
ファシリテーターの役割として、
①話しやすい雰囲気を作り出すこと
②話し合いを円滑に進めること
③話し合いに全員がほぼ均等に参加できるように機会を割り振ること
④話されるべきテーマをすべてカバーする形で、参加者の満足感が得られるように話し合いを終了させること
⑤次回の話し合いをさらによくするための振り返りを行い、次回への確認も行って会を終わらせること

参加する側と、ファシリテートする側とでは、学び取る内容が変わります。
明確にファシリテーターが決まっていない場合は、毎回持ち回りで進行を担当すると良いのかなと思いました。

■まとめ

ビジネス読書会では、最初からファシリテーターを置き、語り合うというよりも、月に何冊も読めるように、ひとりひとりの読書スキル向上を目的にしているので、本書のブッククラブとは少し主旨がズレはします。

しかし、本書に書いてあるように、読書会参加のメリットもファシリテーターの役割も同じというか共感するというか・・・。

ブッククラブも体験してみたくなりました。

さる10月8日水曜日の22時よりWEB読書会を行いました。
WEB読書会の読書会で私が読んだ本です。

■ダイジェスト読書法(30分読書法※)で読んだ書籍

書籍名:読む技術
著者:塚田泰彦

読む技術

■読んだ目的

読書法に取り入れられるようなスキルを得たい。

■読んだ感想・得たもの・得られそうなもの

生産的な読書をしていきたいと思っている方にオススメの本です。
表紙を見る、帯をチェックする、目次・索引を読むなど、読書術の基本(?)が書かれていて現在おこなっているWEB読書会の30分読書法にも通じるところがありました。

2000年5月の古いデータということですが、小中高の本を読まない生徒の割合が掲載されていました。
1ヶ月に1冊も読まない生徒の割合
小学生:16.4%
中学生:43.0%
高校生:58.8%
と本来なら本を読まなくてはいけない世代なんですが結構読まない割合が多いです。

ものを考えるためには言葉を知らないと考えることができないわけで、その言葉を知るのに読書は重要なわけで、その読書をしないというのはつまり、考える力がつかないわけで・・・。
特に小学生のときに強制的にでも読書週間を育てることをしないとと思う今日この頃。^^;
本書の中で、読書は生きる力、自分を新しいものに作り変えてくれるものと書かれていました。

読書をするものとしてすごく共感します。
昨日の22時からは読書会でした。
今回のご参加は、東京のOさんご夫婦。

20141008WEB読書会
▲ハロウィンですね。

22時になって、少し雑談というか情報交換のようなことをして、同じくビジネス読書会の会員さんである奥様が雑談の途中から参加され、読書会をスタートしました。

毎回、初めての方や2回目3回目の参加の方には、それぞれのステップの説明のあと、質問が無いか確認をするんです。
そして、できるだけ疑問などが無い状態で本の内容を読んで欲しいと思うんですが、だいたいみなさん、2回目くらいからあまり質問しなくなります。

質問しにくい雰囲気は作ってないので(汗)、出来るようになってきたんでしょう。^^
できなくても大丈夫ですから。私が懇切丁寧に出来るまでご指導いたします。^o^

各ステップの意味が理解でき、今までの読書じゃない方法でも大丈夫なんだということが分かると、実用書に関しては、もう普通の読み方には戻れない人もいらっしゃいます。

今回WEB読書会で読まれた本です。
Oさんが読んだ本
■断酒
昭和50年に出版された本です。本の画像を探したんですが見つけられませんでした。
この本の著者がおもしろいです。著者が2名なんですが、医者と元患者さんの共著なんですよ。おもしろいでしょ?

内容は、豊富な事例と、事例の根拠が中心となった本で、残念ながら断酒するためのノウハウはなかったそうです。
ここ10年内に出版された、禁酒セラピーや、失踪日記、アル中病棟などの本は、実際にお酒をやめる方法が書かれていて、お酒をやめたいと思っている人には今回の本は向かないようでした。
Oさんが、なぜ40年も前に出版された本を今回読書会に持ってきたのかは・・・謎です。


Oさんの奥様が読んだ本はコチラ
■モノも気持ちも溜め込まない! 夫婦の断捨離 やましたひでこ (著)

夫婦の断捨離

ヨガの先生が書かれた本だそうです。


夫婦の断捨離って・・・、奥さんがご主人を捨てるの?


という選択肢もあるようですが(汗)、
そうではなく、すれ違い、距離をおいたり、、離れることを楽しむ、その関係を楽しむ。
そして自分がごきげんになって、パートナーもごきげんになっていく。
夫婦なんて、毎日べったりなんかできないし、そんなのしたくないし、お互い大切な存在だけど、そうじゃないときもあり・・・。

夫婦でWEB読書会に参加で、夫婦問題の本を読んで、読書感想の発表って・・・。
これって・・・・。
いいのかな?私がいても、みたいな。(汗)

そんな微妙な空気も読書会のいいところ。^^


私が読んだ本はコチラ
■読む技術/塚田泰彦(著)

読む技術

感想は別途ブログにアップします。^^

22時から始めて、0時前には終了しました。
次は10月12日(日)朝5時からです。