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30分で1冊。ビジネス書評ブログ

現在、本を読まないと言われる時代に、読書の価値を見直し、日本中にビジネス書の読書習慣を広めること。そしてポジティブで楽しめるビジネス書読書を1人でも多くの社会人(社会人準備者)に広めたい。という目的を持って、読書会を開催しています。

バカのための読書術

昨日の10月18日(土)朝5時からWEB読書会を行いました。

WEB読書会で私が読んだ本です。

■ダイジェスト読書法(30分読書法※)で読んだ書籍

書籍名:バカのための読書術

著者:小谷野 敦

■読んだ目的

難しい本の攻略法が知りたい。

■読んだ感想・得たもの・得られそうなもの

難しいジャンルや初めてのジャンルにどう入っていくかについては、今まで読んできた本とは内容が異なっていたように感じました。
例えば、宗教であれば、入門書としては物語を読んだり、場合によってはその宗教を題材にした映画を見るところから入っていくこと。
政治であっても、歴史物の物語から入っていく。
そうすると興味も湧き、難しい内容にも入っていけるようです。

ただし注意しないといけないのは、例え簡単な内容だったり映画であっても、それがマンガであっても事実に基づいたものであること。

■まとめ


今回の本は読んでいて思考がいろんなところに飛び、考えをまとめていくのに苦労しました。
著者もわざとそういう構成にして読者の思考を鍛えようとしてくれてるのかな?と思ったり。
この手の本は、読みながら思考をグルグルまわし、悩みながら読み進めるのがいいのかなと感じました。

バカのための読書術

昨日10月18日(土)早朝5時からWEB読書会を行いました。

WEB読書会【朝カツ】1018

今回ご参加いただいたのは、東京からMさんと、台湾からTさんのお二人。

Mさんが読んだ本は、
プロ弁護士の思考術

プロ弁護士の思考術

Tさんが読んだ本は、
いかにして自分の夢を実現するか

いかにして自分の夢を実現するか

私が読んだ本は、
バカのための読書術

バカのための読書術


お二人とも30分という制限時間の中で読書をして、最後の発表まで行っていただきました。


今回の読書感想の時間は3分間だったんですが、3分以上話すことがあり(私は、いつもオーバーするんですみません・・・)Mさんの読書感想からは、弁護士の頭の中を知ることができ、Tさんの読書感想からは、気分が落ち込んだときに読むと元気になれる本を見つけることができました。

読書会は参加者人数分の知識を一度に得ることができ、交流つながりもできますね。
私はファシリテーターですが、私も毎回良い緊張感や氣付きや学びを参加者の方からいただいています。

今日もご参加ありがとうございました。^^

今日読んだ本です。
何歳になっても脳は進化する!/林 成之 著

何歳になっても脳は進化する!

シューマッハやオシムを救ったことでも有名な「脳低温療法」を開発したことでも高名な林 成之先生が書いた本です。

■脳を衰えさせる方法


物忘れが酷くなったり、いろんなものを考えることがおっくうになってきたり、アイデア発想が浮かばなくなってきたりして、年を意識してしまうことがあると思います。

そんな時、
「あー、もう年だから仕方ないな」

と言ったとします。
そうすると、脳が、「おれ、もう年なんだ。」と認識し、衰え始めます。
そういうワードを発する、思うのは、できない自分に対する「言い訳」です。
あとは、自分を傷つけたくないため、プライドを守るための「言い訳」なんです。

著者に言わせると、こういった行動をすると脳は簡単に衰えるようです。
「もう年だから」と言う、思う
人の話しを「うわのそら」で聞く
他人と接することをしない
仕事以外に目標が無い
すぐに損得を考えて行動する

思い当たるふしはありませんか?
気持ちまで年をとっている人は、
実は、無意識に、自分から積極的に老化に励んでいたんですね。

そこらへんはダイエットと一緒ですね。
自分では自覚が無いけど太ってる。って。
行動を細かく見ていくと、太るために積極的に食べ物をたえず口に入れてるんですよね。
だから太る。


■脳を上手に使ってみる


年を重ねるごとに、理解力や判断力はアップしていきます。
もちろん、先に書いた、脳を老化させる行動をとらないことが前提です。
読書の視点で読んでいったんですが、読書はやはり脳に良い。

脳の中にコードパターンというのがあって(コードとは情報を識別するための記号のようなもの)
、脳に情報が入ってきたら、すでに持っているコードと照らし合わせて理解し記憶するのだそうです。

なんども同種の情報が入ってくるとそのコードパターンが強化されて、処理が早くなるとのこと。
これは、読書で言うと、以前読んだ読書術に、あるジャンルに詳しくなってくると、読んだことが無い本でも、キーワードや漢字を見ただけで本の内容が想像できるようになると書かれていましたが、科学的には、こういう仕組みだったんですね。

詳しくなりたいジャンルであれば、関連する本をどんどん読んでいくことで詳しくなれるということです。

逆に言うと、未知のジャンルは、脳内にコードパターンが無いか小さいので、話しについていくのが大変だということですね。分からないから自分に能力が無いというわけではなく、コードパターンが無いからなので、どんどん本を読んで、コードを作ればいいわけです。

それから、インプットとアウトプットについて、脳の仕組みではインプットの神経回路の方がアウトプットの神経回路よりも多くなっているそうです。
これはどういうことかと言うと、頭の中で情報がしばらくの間とどまり、思考する時間がとられているためなんだそうです。

何度も思考し続けた結果、良いアイデアというのは生まれるとか書かれています。
アイデアはパッとひらめいたように思われますが、実は頭の中で考え続けられた結果なんだそうです。


■まとめ


今までだったら助からない、脳死状態、助かっても植物人間になっていた患者さんの約4割が助かっているという脳低温療法を開発された脳の専門家が、はっきりと脳は何歳になっても進化すると言ってくれているのは、とても励みというか勇気を与えてくれます。

もう年だから~、発想は若い人にはかなわない、向上していけない、年をとったらすべてが衰えていくというのは、
誰が言い出したか分からない・・・・

迷信であるッ!!

年齢を理由にするのは、言い訳なんだと分かりました。




今日読んだ本はこちら。
東大家庭教師が教える頭が良くなる読書法/吉永 賢一著

東大家庭教師が教える頭が良くなる読書法

東大生の読書法なのかな?著者本人が東大出身者だし。
と思って、読みはじめましたが、東大(の)読書法ではなかったです。^-^;

でも、久しぶりにたくさんメモをとった、読み応えのある本でした。

■頭がよくなるとは?


頭がよくなるって、著者はどう考えているんだろう?

引用:たくさんの本を読むと、この世界のことがわかってきて現実対処能力が高まります。
そして「頭が良くなる」のです。


・・・・現実対処能力??
そのものズバリ、現実の対処の能力ですよね。

■現実対処能力をつけるには?


本書の中心になるこの現実対処能力はどうやったら身につくのか?なんですけど、この能力は読書によって身につくようです。

ただし、普通の読書をやっていたのでは身につきません。

本を
選ぶ
読む
活かす
という読書法3ステップが必要になります。


■新しいジャンルの理解


読書法3ステップは、頭が良くなる本の選び方、頭が良くなる本の読み方、頭が良くなる本の活かし方というテーマで細かく本書の中に書かれているので読んでみてください。^-^
頭を良くするための読書は、読むだけではなく、選ぶ、活かすが必要というのは覚えておいてください。

で、難しいジャンルや新しいジャンルの攻略法としては、他の読書法でも語られているように、入門書から読み進めます。これは共通のステップです。

読書法にミラクルは無いです。知らないジャンルは読めなくて当たり前。遅くて当たり前。
だって、言葉の量がたりないんですから。

本書では、入門書→専門書→用語集の順に読んでいくといいと言っています。
また、ここが大事なコツだと思いますが、ゆっくり読む、少しずつ読むということも強調されています。
読書術というとどうしても早く読む方向に意識が向きますが、知らないジャンルはしっかりと理解してからのほうが、結果として知識が貯まって、早く読めるようになるわけですからね。

■アウトプット


読みっぱなしは、本を読んでないのと同じです。
本書ではどんなアウトプットを行っているのかと気になって読み進めました。
人に話す
架空の講演をする
ブログに書評を書く
アマゾンにレビューを書く
著者に手紙を書く

あとは、本当に身につけたい本は、1000回読み返すとありました。
最初から最後まで読むことを1000回!というのではなく、音読、黙読、見出しだけ見る、パラパラめくるなどで合計1000回。

・・・・。
ここまでやりこみたいと思えるような本にこの先出会えたらいいな。

■まとめ


書評には軽くしか書いていませんが、著者が東大に入れたのも分かる気がしました。
と言って、何か特別な読書法というわけではなく、誰にでもできるような内容で、今まで読んできた読書法とほぼ同じような内容でした。

同じだから、目新しいものが少ないからというのが悪いわけではなく、読書法というのはいろいろあるけれど昔から普遍的な内容なんだなとまた改めて確信しました。

タイムマシンがあったら中学生の自分にこの読書法のテクニックを教え込みたいと・・・
妄想が広がります。^^;


WEB読書会【朝カツ】20141012

10月12日(日)、早朝5時よりWEB読書会【朝カツ】を行いました。

今回は東京からMさんが参加してくださいました。

 

Mさんは、速読歴10年以上のベテランでご一緒させていただいてお話しを伺うだけでも刺激になる存在の方です。

 

Mさんは今回、東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法を読み、

私は、読書は1冊のノートにまとめなさい【完全版】を読みました。

東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法

 

Mさんはこの本から、ご自身の資格取得の勉強法の情報を得たいという目的で、私は、新しい読書体験をしたいという、なんともモヤっとした目的で読みました。

 

結果、Mさんは7回読みの概要や効果を知ることができ、この読書会が終わった後に再度読み直し、7回読みの詳しい情報を得ておられました。

 

お休みの日の早朝は、起きるのも辛いと思うんですが、読み終わって読書会が終わる頃には早起きしてよかったと思えるから不思議です。

あなたも清々しい読書体験してみませんか?