コールドリーディング入門/石井裕之 著
■コールドリーディングとは?
引用:コールドリーディング(Cold Reading)とは、ニセ占い師やエセ霊能者などが、相談者の心を読んだり未来を予言したりする霊能力があると信じ込ませるための、騙しのテクニックです。英語のコールド(Cold)には、「何の準備もなしに、その場で」という意味があります。リーディング(reading)は、「読むこと」から転じて、「見えざるものを読み取ること、占いをすること」を意味します。
引用:コールドリーディング(Cold Reading)とは、ニセ占い師やエセ霊能者などが、相談者の心を読んだり未来を予言したりする霊能力があると信じ込ませるための、騙しのテクニックです。英語のコールド(Cold)には、「何の準備もなしに、その場で」という意味があります。リーディング(reading)は、「読むこと」から転じて、「見えざるものを読み取ること、占いをすること」を意味します。
今日読んだ本です。
変化を生み出すモチベーション・マネジメント
6つのマジックで思考と行動が変わる
/小笹芳央 著
この本は、
たんにモチベーションをアップさせるとか、維持させるとかいうそういう類の内容ではなく、変化する時代、環境に対して、どんどん自分を変化順応させていきましょう。
え?変化するのが怖いって?
大丈夫。その理由も分かってるし、壊し方も分かってる。
そして新しい変化を受け入れる自分の作り方も教えてあげるからね。
ちゃんと企業での実績もあるから大丈夫。
ということを言っておられます。
だから私も、少しでも変化する社会や環境、そして様々な人タイプの人たちに楽しく順応していくためにこの本のノウハウが役立ちそうだったので読むことにしました。
一般的に、人は変化をおっくうに感じたり、不安を感じたりして、変化がいいと分かってても、無意識に現状維持を望みます。
これを本書では、現状維持のバイアスと表現しています。
変化を拒み、現状維持を望むバイアスは3つのステップで変化をさせていきます。
アンフリーズ(解凍)
チェンジ(変化)
リフリーズ(再凍結)
変化を拒んでいるバイアスを時間と空間のマジックで解かし、目標と安心のマジックで変化させ、習慣と集団のマジックで再凍結させるというもの。それぞれのマジックには4つのステップが用意されています。
このステップを経ていくことで、自分を変化させていきます。
引用:再度確認をすれば、「アンフリーズ」とはその人がそれまで「これしかない」と絶対化してきたことを相対化し、揺らぎを与えるステップである。
思い込みや狭い考え、過去の成功体験など、自分にも思い当たることがあります。自分にとって楽な思考パターン、習慣、、、なかなか変えられそうに無いことは容易に想像できます。このアンフリーズのステップで、そういった考え方・習慣のほかにも、他の可能性もあるんだよ。ということを気づかせてあげるんです。
本書の揺らぎを与える・・・という表現がすごくわかりやすくしっくりきます。
アンフリーズでは、時間のマジックと空間のマジックを使って自分の中にあるバイアスに揺らぎを与えて解かします。
時間のモノサシを切り替えるのが、時間のマジック。
今自分が見ている視点とは違う、新しい視点に切り替える相対的な見方ができることを実現するのが、空間のマジックです。
アンフリーズによって、素直なやわらか頭になった(?)ら、新しい進むべき方向への変化を促します。
チェンジには、目標と安心のマジックです。
引用:私たちが提唱するこれらのマジックの背景にあるのは、モチベーション理論の一つ、期待理論である。ポーターとローラーの期待理論によれば、モチベーションは「期待×誘意性」の積で決まる。「誘意性」とは、その目標を達成したいと強く動機づけられる目標そのものの魅力であり、「期待」とは、その目標を達成できる可能性を意味する。つまり「チェンジ」のステップにおいては、進んでいってほしい方向=目標の魅力を高め、その達成は可能であるという安心感を醸成する。
目標を立てても途中で止めたり、達成できないことが多かったりするのは、目標を立てるだけでは片手落ちだったということ。目標を立てるだけじゃなく、「失敗したらどうしよう」という不安を、自分にもできる。失敗しても大丈夫。きっと達成できるという自信や安心感を持たなければいけなかったんですね。
リフリーズとは、新しい行動が正しいと確信させるステップです。
アンフリーズとチェンジで、自分が固執してきた考え方に揺らぎが起こって、新しい考え方や方向が分かり、自分の中に変化が起こってきた状態になった。
でも、これだけでは、またもとの状態に戻ってしまう。
そこで、せっかく変化した状態を定着して、無意識でできるようしてしまおうというのが、このリフリーズのステップ。
リフリーズでは、習慣と集団のマジックを使います。
変化した新しい行動を「習慣化」させるのが習慣化のマジック。
そして、人は集団に流されやすい性質を利用して行動を「継続化」させるのが集団のマジックです。
特に私が読んでいて取り入れたいなと思ったのは、「安心のマジック」と「習慣のマジック」です。
なんでもそうですが、新しいことを取り入れ、目標を立て、習慣化させることはなかなか難しいですよ。
習慣化させるための本も世の中にはたくさん出ています。ご褒美を用意するとかスタンプを押すとか。ということは裏を返せば、続けていくことは難しいということでもあると思います。
継続は力なりだなと本当に思います。
引用母親として、という以前に、人間としてまったく自分に自信の持てなかった私が、自分自身を叱咤激励しながらどうにかこうにかここまで生きてこられたのも、そして、ほかのお母様方(や、お父様方)に向かって、「もっと自信を持ちましょう」といえるまでに成長できたのも、二人の子どもが私を「育ててくれたから」だと、いやがおうでも気づかざるをえません。そして、私の「子育て論」は、つまるところ「子ども育てられ論」だと、ひとり苦笑いしてしまいました。
引用上昇段階に入ると、いきなり体重が激減しだす。体重が減るのに「上昇」という段階名は自分でもヘンだと思う。だけど、実際に感じる感覚は「体重が減る」ではなくて「体が軽くなる」「気持ちもウキウキする」なので、「上昇」という言葉がぴったりなのだ。「どんどんスリムになる」という自由な大空に向かって上昇していく自分をイメージして欲しい。
引用ところが、レコーディング・ダイエットで数週間以上「少なく食べる」ことを続けていると、どんどんやせ続ける。すると「体を同じ状態に保とうとするホメオスタシス」が働いて、なにがなんでもやせまいと抵抗する。ホルモンや分泌腺まで操って、「強烈な飢餓感」「落ち込み」「無気力」など心理攻撃をしかけて、あなたにダイエットをやめさせようとするのだ。
引用人生そのもののコントロールも、同じだ。「当たり前のことを当たり前に繰り返す」だけで、ふたたびあなたはレコーディング・ダイエット中に感じた「いま、私はコントロールしている」という感覚を思い出すに違いない。レコーディングダイエットはすべてに応用可能な、「奇跡を当たり前にする」技術なのである。
引用まず、ノートを一冊買う。そして「今日の気持ち」「今日の問題」を書き出してみる。「やりたいこと」「やらなくちゃいけないこと」も書いてみる。内容は、夕食の買い物でもなんでもかまわない。書いたら、明日まで忘れてかまわない。「助走」の段階のはじまりである。