仕事の成果が激変する 知的生産ワークアウト | 30分で1冊。ビジネス書評ブログ

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今日読んだ本

仕事の成果が激変する
知的生産ワークアウト/奥野宣之著

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■この本の私のゴール
自分自身に頼れる知的生産力の高め方とは?

本書は
1.インプット、発想、アウトプット
2.時間管理
3.知的生産のための環境作り

3部構成になっていて、インプット、アウトプットだけでは、著者の考える知的生産力は向上しないと言っています。
本書を読み終えてみて、ここまで徹底すれば、いやでも周りから一目置かれる、抜きん出るということが現実になるでしょう。

余談ですが、
発想を出せるワークアウトを行いながら、限りある時間を有効に使い、
その流れを妨げないように、自分の居場所から持ち物に至るまでの環境作りにも気を配る。

この奥野さんの他の本もそうなのですが、これでもか、、、、というか、
ホントに奥野さんもやってるのか?と思えるくらいの細かさで毎書驚かされます。
(疑ってはないですよ。)

さて、私の設定したゴールですが、
自分自身に頼れる知的生産力の高め方とは?
なんですが、
本書にも書かれていましたが、
仕事でも与えられたままの仕事をこなしていていても、それは、他のだれでもできる仕事であって、日々時間を惜しんで知的生産力を上げていく努力をしている人は、その仕事に自分なりの考え・意見・オリジナリティを加えることが出来るようになり、自分にしか出来ないスキルを身につけていくことができるので、上司や周りから意見を求められるようになったり、もっと別の仕事を任されるようになったりします。

なので、本書のなかの73のワークアウトの中から、スグに取り入れられそうなものをピックアップしました。

■1章、発想からアウトプットをつくる
・アイデアが詰まったとき、新たな発想を得たいときは本屋を巡れ。
本屋は社会の縮図。各コーナーをくまなくめぐり、本の背表紙を眺めていく。
そして、気になる本は手にとってチェックする。1~2時間は留まり、情報のシャワーを全身に浴びる。
そうすることで、新たな発想・アイデアが浮かぶ。

・だったら思考
~だったら。という言葉遊びですが、NLPのリフレーミングの手法のようなアイデア発想法です。
”江戸時代の人にこの製品を渡したらどんな使い方をするかな?”
”外国人が見たらどう思うだろうか?”
”犬がしゃべれたらなんていうだろうか?”
考える場所やフレームを自分以外のものに変えて発想すると本当に考えも付かないアイデアが浮かびやすいです。

・文章書きに、オズエディタ2
エディタソフトです。
文字への抵抗が少なくなり、校正チェックも抵抗なくやりやすくなるため結果的に文章力がアップするとのことで、とりあえず、ダウンロードして使い始めました。
この記事は、オズエディタ2で書いています。

■2章、生きた時間をつくる
・人生の年表を作る
あと自分は何年生きるのか?を著者は日本の平均寿命をリミットにして人生年表を作っているそうです。
この年表を作ることで、いやおうなしに、残りの人生を意識します。
そして、以外に人生って、やれることが少ないんだなということが分かるそう。
そして、自分の人生に、寿命に、覚悟が生まれ、残りの人生で何がしたいかを考えるように(キッカケに)なる。
私も45歳になったので、平均寿命が75歳としたら、あと30年。

・15分タイムカード
1日を15分刻みにした紙を作り、15分ごとに何をしたかを書き込んでいくのが15分タイムカード。
生きた時間を過ごせたと思う15分には、◎をつける。
このタイムカードのメリットは、時間を直視するようになることと時間は資源であることに気づくこと。
A4のコピー用紙にタイムカードを作って、毎日ファイリングしてもいいですね。
ある程度たまったら、スキャナでPDF化して、Googleドライブにでも放り込んで保管してもいいし。

・集中の儀式
集中できるかできないかは別にして、「これをしたらオレは集中するんだ。」という儀式を作る。
儀式・・・ルールですね。
この儀式を日めくりカレンダーみたいにして、1枚ちぎって、集中儀式を始める。
そして、紙は捨てる。これは、体にも脳にも、今から集中するんだな。ということが意識付けられて非常にいいメソッドだなと思いました。

■3章、創造的な環境を作る
・集中できる外部のスペースを持つ
作業に使える喫茶店リストを作っておく。
そうしないと、いざ必要なときに、思い出せないということがあるので、わざわざではあるけど、喫茶店リストを作っておいたほうがいいとのこと。

・ストレスをためないために
何も読まない。遠くを見る。自分のことは考えない。
マンガを見たり、映画を見たり。

自分を高めることで、人生の可能性は広がります。
本当に毎日の積み重ねが大事だと感じます。つきなみですが。^^;

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シードメモ