どうも、FX士です。


今日は複利運用ができない手法についてお話したいと思います。


まず、複利運用が使える手法と言うのは、獲得した利益を使って翌月の投資額を増額させ、利益を増やす考え方で、収益が増えるたびに投資額も大きくすると言う投資法になります。


ですから、基本的には今月よりも来月の方が投資額・利益が大きくなり、また、来月よりも再来月の方が投資額・利益が大きくなると言うものになります。


投資額を適度に増額させることにより、毎月同じスタンスで取引を繰り返しているだけにも関わらず、リスクを抑えながらリターンをどんどん増やす事ができる特徴があります。


しかし、あくまでも毎月の収支がプラスであるのが条件になります。


複利運用は毎月の収支がプラスだったりマイナスだったりの不安定な手法にはまったくと言っていいほど効果を発揮しないだけではなく、資金減少のスピードを速めてしまいます。


なぜなら、毎月利益が上がった分だけ翌日の投資額を増額させるものですから、当然利益は増えますし、損失も同じ様に増えるのです。


ですから、増額させた投資額で収支がマイナスになれば、もちろんのこと、先月の利益以上の損失が発生してしまいます。


例えば、10万円の資金で今月トータル収支はプラス200pipsで2万円(20%)の利益が上がり、所持金が12万円に増えたとします。


20%の利益が増えましたので、翌月は投資額を1.2倍して同じスタンスで取引をしたが、トータル収支がマイナス200pips、損失額は2万円ではなくてマイナス2万円に1.2倍されたマイナス24,000円になります。


所持金は元本を割る96,000円に落ち込みました。


利幅で見ればプラスマイナス0で損失が発生しても元本を割ることはありませんが、取引額の増額に準じて損失額も増えてしまいますので、元本を割る形になったのです。


また、この損失が単発で済む保障はどこにもありませんので、利益を一気に失ってしまう損失が連続したら資金はどんどん減っていく形になります。


ですから、収支が不安定な手法では取引額の増額により利益も増える反面、ダイレクトにリスクも増えてしまうと言うことで複利運用は使えないのです。


結局のところ、複利運用が使えない以上、収支を増やすためにと取引回数や取引に費やす時間を増やす形になるのですが、仮にそれがうまくいき収支が増えたとしても、使える時間に限りがあるため、稼げる資金にも限界が訪れると言うことになります。