どうも、FX士です。
今日は信託保全と分別管理についてお伝えしようと思います。
その前に、外貨預金の場合、取り扱っている銀行が破綻すると、預けていた預金が戻ってこない恐れがあります。
これは外貨預金は預金保険の対象外だからです。
また、外国債券の場合も発行している企業などが破綻すると、ただの紙切れになる恐れがあります。
通貨の場合はよほどのことがない限りお金の価値そのものがゼロになることはありません。
しかし、FXの場合、FXを取り扱っているFX業者が破綻するというリスクが存在します。
FX投資ブームの中、相次いでFX業者の破産や倒産がニュースで流れています。
もし、FX業者が破産してしまった場合、その証券会社で口座を開設し、利用していた人の資金はどうなるのでしょうか?
そのようリスクを回避するのが、信託保全と分別管理になります。
■信託保全とは?
FXの取引においては、FX業者の破産の際にも顧客資産の安全性を確保するために、信託保全という手法がとられています。
信託保全とは、FX業者が顧客から預かった証拠金を銀行の信託口座に預け、その銀行の資産と分別して管理することで顧客資産の安全性を確保するというものです。
信託保全をとっていれば、FX業者の経営が破綻したとしても、信託管理人によって顧客に証拠金が返還され、資産の安全性が確保されるのです。
つまり、FX業者を比較選択する際には、信託保全をとっているかどうかも重要な判断ポイントとなります。
■分別管理とは?
FX業者の中には、信託保全ではなく分別管理という方式をとっている業者もあります。
分別管理とは信託口座は利用していないが、あくまで自社の資産と分別して顧客資産を管理しているというものです。
分別管理によって正しく分別して資産管理されていれば問題はありません。
しかし、外部機関の信託口座を利用していないため、実際には分別管理できていないというリスクも存在します。
つまり、きちんと分別管理できていないことにより、顧客資産を完全に保全することもできないというリスクも存在しています。
そのため一般的には、外部機関により資産分別が明確となっている信託保全のほうが分別管理より安全であると考えられています。