どうも、FX士です。
日は裁量トレードについてお話します。
裁量での取引とは、明確なルールは設けずに、ファンダメンタル分析 、テクニカル分析、経済ニュース、銘柄の個別データ、雑誌、新聞などのありとあらゆる判断材料を使い、有益な手がかりをもとに取引者本人の経験や感覚を独自の理論を使って取引を行う方法です。
様々な要因を考慮して取引を進める裁量トレードは、一定の売買ルールを設けているシステムトレードとは違い、その時その時で取引の形・概観が変わります。
裁量トレードは毎度の取引に一貫性がないようにも見えるが、取引者本人にはその時得た情報からしっかりとした根拠を元に取引を進めており、第三者から見ると「感覚的・勘」での取引を思われがちである。
しかし、しっかりとした根拠を元に取引の判断をしているとはいえ、売買の全てが本人の判断にかかってくる裁量トレードは、「決められたルール」のように縛られることがないため、感情的になってしまったり相場が不利益な方向に動いた場合でも自分の都合の良い方に捉えてしまい損切りが出来なくなることが多い。
その点、自分自身の判断が全てになる裁量トレードでは一つの判断ミスが取り返しの付かない多大な損失を生む切欠となってしまうこともあります。
変化する為替相場で「勝ち組」と呼ばれる月間収支100万円以上を継続しているトレーダーの多くは取引ルールに独自の裁量を加えているが、現状ではほとんどの裁量トレーダーが利益を上げることに苦戦を強いられているのは事実です。
また、その事実から変化する値動きを取引対象とする上で、如何に自分自身の考えで判断する裁量トレードが難しいかを裏付けているとも言えます。
裁量でのトレーダーの多くは、ひとつのポジションでより大きな儲けを期待できることがありますが、資産の増減がかなりアバウトになるので資産の大幅な減少があるとたちまち資金不足となり、トレード自体出来なくなる可能性も出てきます。
システムトレードで機械的に取引を行うとポジションも一定で例外的な対応に迫られた時にもそのルールを徹底してしまうため必要以上に大きな儲けを期待できないが、その反面、コツコツと利益を積み重ねていく取引なので安定した収益を獲得出来るメリットがある。
例えば、仕掛け、損切り、利食いなどのシステムを組んで、ある重要な経済 指標の発表などには、このシステムは一端排除してタイミングや様子をうかがう、等この方法だと、システムトレードと裁量トレードをあわせることでシステムトレードの弱点をカバーでき、片一方に頼ることなく臨機応変に対処できると考えられます。
重要な指標やまったく予期せぬ事態が起きてもシステムの通りにトレードをするのは感情を排除する点では正解ですが、まったく機能しないこともあります。