システムトレードの強み
システムトレードとは、為替の動きを判定し、勝率の高いポイントで売買を繰り返します。
為替取引は統計確率的に高い勝率が出せる売買ポイントが非常に多くあり、このポイントさえ押さえて売買を行えば、当然ながら、利益が出せる確率が高くなるはずです。
また、経験や感覚を必要としないため、為替相場をよく理解しているプロのトレーダーが作ったシステムを、為替相場をあまり知らない初心者にも扱える再現性の高さがあります。
そのため、経験がない方でもプロのトレーダーと同じ要領で取引をすることが可能になります。
システムトレードは一つ一つで見ると、長所と短所があり、為替相場を制覇することは不可能と言えるのですが、そのロジックは多種多様存在しており、それぞれが持つロジックの長所を最大限に活かし、値動きに合わせて取引に用いるシステムを使い分けることにより、為替相場の制覇も可能な話なのです。
ただ、そのためにはロジックの切り替えのタイミングを計る目や感覚を養わなければなりませんので、値動きの特徴を理解している人には可能ですが、初心者にとっては、システムは使えても切り返しのタイミングを計るために必要な知識や経験が無いため、難しいといえます。
尚、システムトレードの中にはトレンド追随系のテクニカル指標を使ったものが多く存在しますが、為替相場から「トレンド」と呼ばれる値動きが存在し続ける限りほぼ有効に機能するのが特徴です。
システムトレードの弱み
システムトレードは、強みと同時に弱みもあります。
まず、エントリーの判断材料となるものがテクニカル指標を主に使用しているため、「出遅れ」が考えられます。
また、この出遅れはエントリー時だけではなく、決済時にも考えられることなのです。
具体的には、トレンド追随型の2本の移動平均線を使ったクロス系の手法では、レートによるトレンド開始からワンクッション置いてのエントリー、レートによるトレンド転換が完了してから、ワンテンポ置いての決済、このことから、大きなトレンドでは利確決済することができますが、小さなトレンドでは損失の発生も考えられます。
また、細かくクロスを繰り返すレンジ相場では出遅れからまったく利益を上げることが出来ず、更に連敗もしてしまい、ドローダウンの発生が考えられます。
システムトレードの最大の短所は、値動きの特徴を取引から理解できないこと、また、変化した値動きに対して、通用しなくなる可能性があるということです。
これは資金の破綻にも繋がるな言うようですが、システムトレードの特徴として固定ルールがありますが、利用者そのルールを理解し、正確なエントリーを毎度繰り返す形になります。
しかし、裁量とは違い、値動きから売買の判断をするものではないため、相場観を養うことができず、値動きの変化にも気付くことができません。
その変化によってはシステムトレードのロジックがまったく無効にもなり兼ねないと言うことです。