どうも、FX士です。
今日はテクニカル指標の2つ目のジャンル、オシレーター系テクニカル指標についてお伝えします。
まずはオシレーター系テクニカル指標のモメンタムについてです。
テクニカル指標は星の数ほどあります。
この指標を機能別に分けると、最も多いのは「トレンド追随系指標」と「オシレーター系指標」の2種類です。
いくつかの例外はありますが、価格が上昇に向かっている時に買い、下落に向かっている時に売る「順張り」用と、価格が上昇しているときに売り、下落している時に買う「逆張り」用とそれぞれ分類できます。
一般的に、オシレーター系指標は、上昇・下落どちらの方向性も見られないマーケットで、価格が一定のレンジもみあっているときに威力を発揮します。
ちなみに、「オシレーター(Oscillator)」とは、日本語で「振動子・発振器」と言う意味になり、価格の上下に合わせて指標が振れることからこう呼ばれるようになりました。
1.オシレーターの基本-モメンタム
オシレーターの基本「モメンタム」は株式の投資家の皆様は、この言葉をよく耳にすると思います。
日本語では「勢い」「弾み」を意味するこの言葉は、例えばアナリストレポートなどで「強い業績モメンタムが株価をサポートする」あるいは「同業他社との比較から成長のモメンタムは低下していると見られる」などの使われ方をされます。
テクニカル指標としてのモメンタムが測ろうとするのは、価格の上昇/下落の勢いで、その求め方はきわめて単純です。
2.モメンタムの求め方・使い方
モメンタムでよく使われる期間は10日間です。
この場合、算出式は
M(モメンタム)=V-V10
V=直近の終値
V10=10日前の終値
となります。
モメンタムは当日の終値から10日前の終値を引き、出た正か負の値をゼロのラインの上下に書き込んでいくことでできあがります。
最も一般的な使い方は、ゼロラインを上抜いたら買い、下抜いたら売り、というものですが、さらに重要なのは、値動きとモメンタムの動きを見比べることにより、そのモメンタムの名の通り相場の「勢い」がわかることです。
例えば、ゼロより上にあるモメンタムがさらに上に行けば、上昇の勢いがさらに強まっていると言えます。
逆に、ゼロより下でさらに下に行くのであれば、下落の勢いが強まっている、と言えます。
そして、実際の価格が上昇・下落しているのにモメンタムが横ばいになってきたら、上昇/下落の勢いが落ちてきている、と判断できます。
言い換えれば、価格の動きとモメンタムの動きが乖離(かいり)してきたら、そのトレンドは一旦止まるか、あるいは転換に向かう可能性があるということになります。