仕事から帰ってきたときや週末など、疲れが溜まっているように感じるときがあるはずだ。でも、本当は身体は全然疲れてなんていない。実は、自分が疲れを感じたくて感じているんだ。
スポーツで汗をかいた後の、あの爽快感は何だろう。身体を思い切り使って筋肉痛にまでなっているのに、すごく気持ちが晴れやかになる。それまでのストレスが全て吹き飛んで、また新鮮な気持ちに切り替えることができる。
普段の仕事なんかよりも、よっぽど体力を消耗しているはずなのに。でも、疲れなんて忘れてしまって爽快感しか感じないんだ。
身体は思い切り使っても、疲れという感情には繋がらない。疲れているのは、心なんだ。いや、このだけ働いたのだから疲れない方がおかしいと思って、自分で疲れを感じたくて、これだけ疲れるまで働いた自分は頑張ったと納得したがっている。
人は、自分が意味を見い出せないものに取り組んだり、周りから強制されたりすることに疲れを感じてしまう。
これをやって意味があるのか。自分は何故こんなことを続けているのだろう。と、自分の行動に意味付けができなかったり、先の目標がないとどんどん疲れを感じてしまうんだ。
逆にそれができると、本当に何をしても疲れない。体力のあるなしという次元を超えて、疲れるという感覚を忘れてしまう。スポーツに夢中になっているときのように。
週末に大好きな人とデートの約束があれば、前日いくら働いたとしても当日はピンピンしているはずだ。待ちに待った旅行の予定が入っていても、その週末はピンピンしているんだ。
仕事に疲れているのは、ほとんどの場合仕事のせいじゃない。取り組んでいることに正当な意味付けをできできていない・ビジョンを持てていない、自分が原因なんだ。
周囲など関係なく、自分の心が本当に納得のできることに取り組んでいるとき、疲れなんか忘れて夢中になれる日々を送ることができるんだ。
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