• 豪   5月貿易収支  
  • 豪   RBAキャッシュターゲット 
  • 日   5月景気動向指数     
  • 米   ISM非製造業景況指数      

NY市場が休場のため動きがありません。

欧州時間ではドル円が87円97銭まで上昇しましたが、ポジション調整の域を出ず、

88円台乗せに至っていません。

ドル円では円の先高観が優勢で、ドルの戻りを売りたいと考えている市場参加者が多いように

思えます。

米国の利上げ期待はかなり後退し、ドルを買い上げる材料がないことがその理由のようですが、

3連休明けの今日のNY株式市場の動きが注目されます。

仮に大幅反発を見せれば上値の重いドル円も88円台に乗せることになろうかと思いますが、

今朝の報道にもありましたが、米主要企業の4-6月期決算は前期比マイナスになりそうです。

収益面からの株価の反発は期待できそうもありません。

それでも株式を空売りしている向きの買い戻しを誘い出せれば株価が上昇することも考えられます。

そろそろ自律反発してもよいころだとは見ますが、どうでしょうか・・。



豪ドルが対米ドルで強含む場面がありましたが、欧州市場に入ると下落、0.83台後半での

取引になりました。

ロンドンFTが下落し、豪州資源株の代表であるBHPビリトン株が下落したことが

背景のようです。

豪ドルについては豪州の「資源税問題」の行方が上昇を抑えているものと思われます。

今朝の10時半には豪州の貿易収支、そして午後1時半には政策金利の発表があります。



ユーロドルは先週末のNY市場午後から1.25台半ば中心の取引が続いています。

そのため1時間足のボリンジャーバンドではバンドが急速に「収縮」しています。

短期的には明確な方向感が見えないことから、NY時間で「拡大」が始まったら

ひとまず同じ方向について行くのもおもしろいかもしれません。
  • 欧   5月ユーロ圏小売売上高    
  • 米   独立記念日の振り替え休日のため休場

米雇用統計は強弱の数字だったことで、市場の反応は交錯。

NY市場ではドル円が直後に87円後半まで買われたものの、すぐに反落し、

87円前半まで下落、その後はやや買い戻されて引けています。

ここ数ヵ月の雇用統計発表後の値動きとしては「静か」な展開だったといえます。

市場の予想が先週までの米経済指標の発表から「弱め」の内容を予想していた

こともありますが、失業率が9.5%に低下していたことで、今回の発表だけでは

方向感を定めにくかったというところです。



ただ、米株式市場は7日連続の下げで、この間の下げ幅は611ドルと、

2008年のリーマンショック直後の下げ以来となりました。

特に、1万ドルの大台を割り込んでからの下げはきつく、米ブルームバーグは

「製造業の拡大ペースの鈍化や新規失業保険申請件数の予想外の増加、住宅販売の

減少が示されたことから、景気回復基調が揺らいでいるとの懸念が高まった。」

と伝えています。



ユーロドルが5月21日以来の1.26台乗せまで回復しました。

これまで、ドルの悪材料が発表されたにも関わらず、ユーロの戻りは限定的で、

1.2の大台割れ後も反発力はなく、戻り売りのい展開が続いていました。

先週来続いている米経済指標の悪化を受けて投機筋もこれまでの「ドル買いユーロ売り」の

ポジション巻き戻しを積極的に行った模様です。

先週末に発表された6月29日現在のシカゴ通貨先物市場の建て玉を見ても

その前の週と比べユーロに売り持ちがは4万程度減少しています。

雇用統計後にユーロドルが1.26台を回復したことから、さらに売り持ち額を減らした

ものと見られます。



しかし、市場の一般的な見方は「ユーロ圏の問題は何も片付いていない」ことから、

再び下落に向かう、ことで一致しているようです。

個人的にもストレステストの結果が発表される7月下旬までは、現在の水準からの

上昇は限られると予想しています。

むしろ欧州の金融機関の不良債権問題が次第に明らかになり、欧州各国のソブリン

リスクが高まる可能性が考えられます。



今週は米国の重要経済発表が少ないことから、欧州、豪州のイベントが注目されそうです。

とりわけ豪州では貿易収支に加え、政策金利、雇用統計も控えていることから材料に事欠きません。

ここ2週間程ユーロが反発しても下落基調をたどっている豪ドルが上昇のきっかけをつかめるか

どうか注目されます。



円は今週も堅調に推移しそうです。

ドルもユーロも買えない中、安全資産としての円買いが定着しそうだからです。

世界的に株式市場が低迷し、長期金利が低下していますが、円反落のきっかけは

やはりここに絞られます。

大きく下落している株式市場が急反発すればリスク選好から円売りの展開も考えらえます。

また、国内には11日に行われる参議院選挙の影響を懸念する声もありますが、仮に

民主党が敗れることがあっても、為替への影響は軽微だと思われます。
  • 欧   5月ユーロ圏生産者物価指数    
  • 欧   ユーロ圏5月失業率  
  • 米   6月雇用統計    

米経済の減速懸念がさらに高まり、金融市場に大きな影響を与えています。

市場予想通り、ISM製造業景況指数は悪化していました。その幅は予想以上の悪化を

示し、為替市場ではドル全面安の展開が加速しています。



円は昨年12月2日以来、7ヵ月振りの87円割れまで急騰しています。

節目の89円を割り込んでからは上値が重く、昨日のアジアでは88円台半ばの

取引でしたが、88円を割り込むと損切りのドル売りも巻き込んでの大台替え

となりました。

また、このところ弱含みで推移していたユーロも、さすがに反発。

アジア市場での1.21台後半の取引から大台を次ぎ次ぎに替え、1.25台まで

1日で350ポイントの上昇を見せました。

この日行われたスペイン国債の入札が好調だったことから、欧州の財政、金融不安が

後退したことが背景でした。

しかし、350ポイントの大幅高は、これまでのユーロ売り持ちポジションの巻き戻しが

主因で、今夜発表されるシカゴ通貨先物市場でのユーロ売り持ち額が、相当解消されている

ものと思われます。

投機筋はユーロを大きく買い戻しているはずです。



ユーロは6月7日に記録した1.18台後半から約700ポイントの戻りを見せたことに

なります。

このままユーロが回復を続けるかどうかは不透明ですが、市場がユーロ売りには慎重になること

間違いないでしょう。

これまでは円以外の通貨ではドル高が進み、ドル円ではドル安が続きました。

今後、ユーロの下落が限定的となれば「ドル全面安」の展開もあり得ます。

その意味でも、引き続きユーロの値動きには注目したいと思います。



一方、豪ドルの反発が限定的です。

昨日は0.85台から0.83台前半まで下落しました。

通常はユーロとほぼ同じ動きをするのが、昨日はユーロが急反発を見せる中、豪ドルの

下落が続いていました。引けにかけてはさすがに戻していますが、上値が重い展開です。

金利の高い豪ドルは「リスク資産の代表格」です。

米経済指標が軒並み悪化していることで、資金は安全資産への流れを強め「質への逃避」

(Flight to quality)が起きています。

その結果ボラテリティーが高く、リスクの伴う豪ドルが売られているもと思われます。

また、豪ドルは中国景気の影響をもろに受けることろから、昨日のように中国のPMI

(景況指数)が悪化しているとすぐに売りで反応します。

オーストラリアの景気自体は相対的に良好のため、この水準から大崩する可能性は少ないと

見ていますが、今後の商品市況と中国からは目が離せません。



米経済指標の悪化傾向の中でも、住宅市場が大幅に悪化しているようです。

先週の、新築住宅、中古住宅から始まり、昨日も、中古住宅販売の先行指標である

仮契約住宅販売指数が前月比マイナス30%と大幅な減少と発表されています。

米住宅市場の回復の遅れは個人消費にも大きく影響することから、今後の消費関連の

指数の悪化も懸念されます。

そして今夜は雇用統計です。

ブルームバーグの調査では、雇用者数はマイナス13万人、失業率は9.6%との

予想がでていますが、既に市場は「悪化」を織り込みつつあります。

ドル全面安の展開が加速し、円が再び87円を割り込むと、昨年11月の85円という

水準が意識され始めます。

市場はかなり混沌としています。過度にポジションを膨らますことは避けたいところです。