G20の結果 | 社会投資家 竹井佑介日記

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11/18 (土) 20ヶ国財務相・中央銀行総裁会議(G20) 開催は18日、19日両日(メルボルン)


24:00 景気先行指標総合指数-10月 0.2% 0.1%


18日と19日にG20Finance Ministers and Central Bank Governors Meeting(20カ国財務省・中央銀行総裁会議)がオーストラリアのメルボルンで開催されました。

G20とは英文正式名でGroup of Twentyと呼ばれ日本名(略称):20カ国財務大臣・中央銀行総裁会議といいます。

アジア通貨危機などによって国際金融システムの論議を新興市場国ともする必要性がでてきたため、1999年6月のケルン・サミットのG7財務大臣会議において創設されました。

国際通貨システム上重要な国々が、主要な国際経済、金融システム上の問題について議論し、世界経済の安定的かつ持続可能な成長が達成できるよう協力するためのフォーラムで年1回開催されます。

第1回はドイツで開催以後、年に一度開催されており去年は中国で開催されました。

以下財務省のページに今回の共同声明(コミュニケ)のポイントがまとめられていましたので抜粋しておきます。

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20 か国財務大臣・中央銀行総裁会議(G20)コミュニケのポイント
[2006 年 11 月 18、19 日 豪・メルボルン]


○ 20か国財務大臣・中央銀行総裁は、豪・メルボルンで、「繁栄の構築と維持」のテーマの下、第8回会合を開催。
(世界経済の見通し)

世界経済は引続き堅調に拡大。見通しは明るいが若干の減速を見込む。

○ 成長維持とインフレ抑制のため、為替の適切な柔軟性と構造改革を確保しつつ、金融・財政政策の不断の調整が重要。潜在的インフレ圧力に対抗するため、金融政策の正常化を継続する必要。成長が減速した際の税収減と歳出増にも耐えられる健全な財政を目指す必要。これらの政策遂行は、世界的不均衡の秩序ある収束のためにも重要

○ 世界経済の安定的成長には開かれた貿易が重要。貿易・投資に対する保護主義を危惧。
WTO交渉の早期再開及び野心的な成果の達成を慫慂。
(世界のエネルギー・天然資源市場)

○ エネルギー・資源商品の埋蔵量は増大する需要を賄うに十分だが、供給が追いつかないために、価格上昇を惹起。市場の強化と、投資拡大及び消費効率の向上促進が、資源の維持可能性確保に向けた最善の方策。

○ 良好な投資環境整備の必要性を再確認。採掘企業のガバナンス改善のための、採掘産業透明性イニシアティブ(EITI)の有益性に留意。世銀のクリーン・エネルギー投資枠組みの進展を支持。

○ 気候変動を含む長期的課題への対処の必要。市場の機能強化は、省エネ・新エネ・新技術の発達を促す。

○ 共同石油データ・イニシアティブ(JODI)を支持。採掘産業の貿易・投資に関する明確な原則の構築を期待。エネルギーと気候変動を巡る諸課題を今後ともフォロー。(人口構造の変化)

○ きちんと機能し、開放的な金融市場は、人口構造の変化による経済面への打撃を和らげる。

○ 人口構造の変化に対する労働移動の役割を考慮。送金サービスの改善や、社会保障のポータビリティーが重要。世銀に研究を要請。(ブレトン・ウッズ機関(BWIs)の改革)

○ IMFと世銀の実効性・正統性を、包括的ガバナンス改革と戦略的政策レビューを通じ向上する必要。

○ IMFクォータに今日の世界経済の実情を反映させつつ、低所得国の投票権を強化するとのシンガポールでの合意を歓迎。合意された期間内に、第二段階の改革を成功裏に完結させることにコミット。

○ 開発委員会が世銀にガバナンスの検討を求めたことを歓迎。

○ IMFサーベイランスの強化の重要性を強調。IMFにおいて来年前半行われるサーベイランスの指針(Remit)に関する議論に貢献すべく、検討を継続。為替政策サーベイランスに関する1977年決定の更新を視野に入れた、IMFによる見直しを歓迎。

○ IMF専務理事と世銀総裁の選考過程を完全に透明なものとするいかなる検討も歓迎する。
(経済改革の前進)

G20合意は国内経済の成長強化の堅固な原則を提供。各国の足下の優先的政策課題の概要は、別添の「G20改革アジェンダ」に記述。
(援助コミットメントと実効性)

○ 最近の援助及び債務削減の増加を歓迎。更なる量の増加と質の向上の重要性を強調。
途上国が援助増加と債務削減の利益を享受し、持続不可能な新規債務の累積を回避するよう支援することが重要。今後、G20は援助効果改善とガバナンス向上に向け作業。
(その他)

○ 課税目的の、高い透明性と情報交換の実現に向けた進展の評価が、グローバル・フォーラムにより発表されたことを歓迎。

○ 借入国及び民間債権者による「新興市場国における安定的な資本フローと衡平な債務再編のための原則」に関する努力を歓迎。

マネー・ローンダリング、テロ資金供与、不法資金供与に対する行動の決意を再確認。IMF、世銀、FATF及びFATF型地域機関の間の協力強化を慫慂。

○ 議長国オーストラリアに感謝。来年の議長国南アフリカの下での更なる効果的な協力に期待。2008年の議長国ブラジルを歓迎。



以上です。
世界経済の更なる堅調を始めに述べていますね。

G20G7に比べ新興国や産油国も参加しているため、世界不均衡の調整などについても以下のように触れられていますね。

○ 成長維持とインフレ抑制のため、為替の適切な柔軟性と構造改革を確保しつつ、金融・財政政策の不断の調整が重要。潜在的インフレ圧力に対抗するため、金融政策の正常化を継続する必要。成長が減速した際の税収減と歳出増にも耐えられる健全な財政を目指す必要。これらの政策遂行は、世界的不均衡の秩序ある収束のためにも重要

金融政策にはかなり慎重な対応がとられていることがこれで分かりますが、全体的に見て相場に影響を及ぼすほどの発言は無いように見受けられます。

先週末はG20前にポジション解消を計ったのか対円に対して集まっていた買いポジションの調整売りがアメリカ通貨を中心に大きく起こっていました。

しかしこれは良い買い場と今週はとらえられるのではないでしょうか?
本日は大した経済指標発表はないため先週の調整分の回復とテクニカル主導の展開になる可能性が高いのではないでしょうか。

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カナダは長期的にはまだまだ上昇トレンドですが、102.9円の200日移動平均線ラインを割ったことは懸念事項ではありますがメリマンサイクル理論からすると買いを待つタイミングであるのと、かつ長期の上昇トレンドはまだまだ強いと思っています。

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