朝倉慶さん、本田健さん、船井幸雄さん講演会 | 社会投資家 竹井佑介日記

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一昨日久しぶりに一般向けのセミナーに行ってきました!

タイトルにあるとおり非常に有名な3名の講演会ということで1100名もの人がプリンスホテルに
集合していました。

非常に有益な内容でした。
朝倉慶さんが現在の状況をつまびらかにし、本田健さんが心の持ちようを話し
船井幸雄さんがスピリチュアルについてお話されました。

その中でも特に朝倉慶さんの内容が素晴らしかったので一部書きしたいと思います。

アメリカ
サブプライム問題で一番の問題はデリバティブによるもの
その額なんと6京円と言われている(世界GDP5000兆円なのでその12倍)
AIGはデリバティブで負けた(-99289M$ 22年の儲けを1年でとばした!)
ボーナス160億円ばかりが報道されているが残りの17兆円の行方は知らされていない
デリバティブの負けにあてられゴールドマンサックスにほとんど流れた
現在アメリカの借金を埋めるためにドルが刷られている
結果的に日本の外貨準備ドルが安くなる
アメリカの世相を表している指標としてスタームールーの株が買われている
スタームールーとは銃の会社
現在万引がアメリカで一大産業になっている
偽レシート.comでレシートを用意したあとその返金請求をする
ローリスクローリターンと考えられている
これほど社会的に不安定な状況が進み始めている

日本
小渕経済対策のときは42兆円で大盤振る舞いと言われた
本人も歴史的借金王と言われだろうと言っていた
しかし麻生経済対策ではすでに100兆円を超えている
現在法人税は激減し国債は激増している
今年の予算の5割は借金になってしまっている


中国
56兆円の景気対策
共産国家であるため国が貸せと言ったら貸す
1月は昨年の4倍、3月は昨年の7倍ものお金を銀行は貸している
どう考えても異常
そのお金が失業者たちにいかず不動産や株に流れているため現在高い上昇率を示している


現在の状況は資本主義では厳しくなってきている
アメリカが大企業たちを買い支えていたり、日本が50兆円で株を買い支えようとしていること
自体はもうすでに社会主義的動向の現れ
資本主義の限界を計画経済によって立ち直らせようとしている


歴史的に日本のハイパーインフレは常に海外からやってくる
1974年のオイルショックでは
食糧24.5%
衣服27.4%
住宅27.3%
雑貨15.1%
のインフレが起こった

現在きな臭い状況
イラクから撤退しているがその軍隊は今アフガニスタンに移っている
実際はイランのはさみうち
インドとパキスタンも争っている

歴史的に急激な景気回復のために戦争が行われてきたことは明らか
戦争時はレアメタルの価格が上昇する

金保有量と外貨準備比率は
アメリカ 8134(78.2%)
ドイツ 3413(66.3%)
フランス 2541(59.4%)
イタリア 2452(68.1%)
中国 1054(2.9%ここ数カ月で400トン増えた)
日本 765(2.1%)

世界的に金保有率を高めていると同時にプラチナに対しても同じ動きが起ころうとしている
プラチナは金の34分の1しかなく、ロシアと南アフリカでしかほとんど取れない

このような話でした。
非常に分かりやすく今後の見通しに光がさした気がしました。

これから富裕層が金などレアメタルを持ち出すということはそこに対する特別な税がかけられる可能性
も考えられます。

色々な可能性を探りつつ想定しながら進んでいければと思います。