感情は神に勝ってしまう 金が信用不安で下落!? | 社会投資家 竹井佑介日記

社会投資家 竹井佑介日記

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おはようございます!
現在西表島に来ております。
きよみ荘(ツイッター参照)に5泊しましたがこれから石垣島に渡り沖縄本島に向かいます。

非常に素晴らしい出会い、アドベンチャーなど経験を積むことが出来ました。

詳しくは編集後記で。


さて今回は現在の相場の状況についてちょっとまとめてみます。

現在の動きはこれまでのものとは少々流れが違う部分があります。

今後のパニック相場に対して対策を練るためにもおさえておきましょう。



20日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は終値で約3カ月ぶりの安値。

直近高値を付けた4月下旬からの下落率は1割を超えこれまでの上昇相場に対する「調整局面」入りしているように見えます。

21日の日経平均は一時9700円を下回り、昨年12月2日以来約5カ月半ぶりの低水準をマーク。


今回のパニックの主原因ギリシャを内包するユーロにいたっては8年半ぶり一時109円台をつけました。


急ピッチのユーロ安が、世界の主要企業の業績に与える影響は甚大です。

先日米紙が実施した

「年内にユーロ相場が1ユーロ=1ドルの等価(パリティ)まで下落すると思うか」

との問いかけに、6割近い読者が「イエス」と答えています。

事実ユーロドルは1年半ぶりの安値をつけ重要なサポート水準を割ってきているため現実化してもおかしくないでしょう。


先週書いたように僕がFXを始めた時はユーロドルは0.9あたりにいました。


ユーロ安にアタマを悩ませているという意味では、中国がより深刻かもしれません。


17日も上海総合指数は5%超下げ、約1週間ぶりに年初来安値を更新しました。

人民元相場は対ユーロで年初から14.5%も上昇しています。

中国商務省も危機感をあらわにしています。


実は中国では米国よりも欧州向けの輸出比率が高いです。

他通貨に比べても際立つ対ユーロの人民元高は中国企業の業績悪化に直結してきます。

そのため中国株の下落率は比較的高いです。


ただ週末21日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、前日比125ドル38セント高い1万0193ドル39セントで取引を終えました。


世界的な株安の連鎖で朝方に一時1万ドルの大台を割り込んだものの、外国為替市場でユーロ相場がひとまず下げ止まったことなどを好感。


下落が目立っていた金融株を中心に取引終了にかけて買い戻しが進みました。

もちろん週末のポジション調整も大いに関係していると思われます。


実はアジアや欧州で株価が下落した流れを引き継ぎ、ダウ平均の下げ幅は一時150ドル近くまで拡大しました。


ただドイツ議会が同日、欧州の金融安定化に向けた融資制度を承認したことなどから不安感が次第に後退し、買いが優勢となりました。


米上院が前日可決した金融規制改革法案が最終的には厳しい内容にはならないとの観測が浮上。

欧米の金融規制強化への懸念から売り込まれていた金融株の買い戻し材料となりました。


上院の法案は銀行の高リスク取引を制限する「ボルカー・ルール」の概念を盛り込みましたが、具体的基準を明記しませんでした。

ちなみに大統領がルールと呼ぶ柱は3つ。

(1)ヘッジファンドや不動産ファンドへの投資を禁止。

(2)自己資金による高リスク商品への投資を制限。これらは一般から預金を集める商業銀行に適用する。

(3)金融機関が大きくなりすぎるのを防ぐこと。



このため下院法案との一本化作業の過程で、規制が予想ほど厳しくはならないとの観測が一部で広がったようです。

ダウ平均は週間では426ドル(4.0%)下落しました。

欧州の財政悪化や金融規制を懸念した売りが止まらず、20日には終値で今年最大の下げを記録しました。


さて今回の件についてギリシャの次に槍玉にあがるドイツ。


「ドイツは2008年の米国の失敗から学んでいない」と責められています。


ドイツ政府が18日に発表した投機的な空売りの規制。


米国は08年7月、一部金融機関の株の空売りを禁じました。


金融株は当初上昇しましたが、市場では対象の金融機関の経営に不安が広がり、やがて大半の銘柄が下落に転じました。


ドイツの空売り規制もパニックに陥っていた市場心理を理解していなかった点は同じです。

ユーロ圏内の国債の空売りも禁じ「欧州危機は深刻」との懸念をかえって高めました。

相場を動かしているのは人です。

そして人を動かしているのはその人の心、そして心が生み出す感情です。

相場参加者の感情を読み解くひとつのツールがあります。
http://homepage3.nifty.com/usdjpy/now.html


上記はポジションやオーダーについて見ることができます。

株でいう「板」のようなものですね。


これを見るとまだ買いポジションで粘っている方たち多いです。

ですので更に落ちる余地があると考えないといけません。

買いポジションが多い=いずれ売り決済しなければならい 

となるのでパニックになった際は急落のサインともなりドル円、クロス円の反転はもう少し時間がかかる可能性があります。

その場合急落がありますので要注意です。


ただ特筆すべきなのがユーロドル。

こちらはかなり買いポジションが減っていますのでもしかすると反転上昇に転じる可能性があります。

現在日足テクニカルで頭を押さえられていますが出来た流れが先決です。


そして最後に今回僕が最も着目しているのはレアメタルです。

ニューヨーク原油先物(期近物)は21日に1バレル70.04ドルと今月に入って約19%下落しました。


そして騰勢を強めてきたニューヨークの金先物も21日まで4日続落しています。


「安全資産」とされてきた金までが売られているのは、「金投資に積極的だったヘッジファンドがポジションを解消しているためと言われています。

好景気の時にレアメタルを買い、不景気の時にそのレアメタルが上昇するというひとつのセオリーが今回崩されています。


ロバート=キヨサキ氏は「お金がお金を生むしくみの作り方」という本の中で


神の造ったお金と人間の造ったお金という分類をしています。

神の造ったお金とは金や銀などのレアメタル。

人間の造ったお金とはドルや円やユーロだ。

人間の造ったお金の問題点は人間がいくらでも刷ることができることだ。


と言っています。
今回の事件ではその神の造ったお金でさえ暴落しているということです。

つまり事実は小説より奇なり。

なぜなら人は事実ではなく事実に対する感情によって行動を決めるからです。

そのため人々の心の動きを読む、思いやりの精神を今まで以上に持つ必要があります。


これは今後投資を行っていくにあたって注意しておかなければならないことです。



いずれにしましても現在の相場は数少ないパニック相場。

繰り返し売買していくと結局


大負けか大勝ち


になる可能性が高いです。

その意味ではリスクが高いため今のような荒れた相場は低レバレッジで買いポジションを仕込むか

もしくは

「休むも相場」として休んでしまうのが良いかもしれませんね。




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ゆうちん
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