【ポンド/円】昨日陰線引けもリスクは依然上向きか??
昨日は一転して実体部のしっかりした陰線引け。昨日発表されたイギリスの消費者物価指数は前年比+3.3%(予想:+3.2%)と前回の+3.0%から伸びが大幅に加速、BOE(イングランド銀行)のインフレ(物価上昇)目標の+2.0%からさらに乖離しました。発表直後はポンド高になりましたが、その後キングBOE総裁が政府に宛てた文書の中で“インフレ率は4%を超える可能性があるが、2年後を見据えてインフレ目標を達成する”とした事を受けて、目先インフレ率が高くなったとしても、BOEはインフレを抑制する為の利上げを行わないのでは?との見方が広がり、一転してポンドは売られ下落しました。
テクニカルには、一昨日にそれまでのボックスを上抜けた感があったものの、昨日は一転して陰線引け。なかなか一方向の動きに繋がらないという歯痒い展開が続いています。ただし、依然としてポンドの基調は強い状況で、またポジションの偏りが昨日の下落で整理されたと考えれば、再び上値トライをする素地は整っていると言えるかも知れません。
本日東京タイム17:30にBOEが金融政策委員会の議事録を発表する上、19:00に6月のCBI月例景気動向調査が発表される予定となっています。今月5日に政策金利を5.00%に据え置いた際の議事録ですが、注目する点は9人の委員の投票行動(何対何で据え置きが決定されたのか?)です。マーケットでは8対1(0.25%の利下げを主張)との見方が多いですが、もし全員一致で据え置きが決定されていた事が明らかになった場合には、金利先安観が後退してポンド高が加速する可能性があります。
また別途、ブラウン首相とダーリング英財務相が経済政策についての演説があります。
【ポンド/円】213円台半ばからの壁巡る攻防を注視
昨日は久しぶりに実体部のしっかりした陽線引け。一部報道が「英銀大手のバークレイズが新株発行による資本調達を検討している」などとしたことが好感された面もあります。
ポンド円相場は高値を更新し、212.76円まで上昇しました。目先は2月27日の高値213.47円を試す展開が予想されますが、ストキャスティクスに高値警戒感がでていることで、このポイントを節目に下落する可能性も想定しておきたいところです。上抜けできれば、3月17日からなる上昇トレンドラインに平行して引いたチャネルラインまで上昇する可能性が高まってきます。上抜けできなければ、上昇トレンドラインまで反落することも考えられます。
本日様子見
【ポンド/円】不気味なほどの小動きでエネルギー蓄積中
本日は 押目買い予定
